テラーノベル
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ばよんばよんとゴム毬のように跳ね回る生き物に対して、大体はドン引きすることだろう。
まあ、かの王域のキュリアを一掃する主たる原初を刻むメル・ゼナであろうとも、それはあまりにも逃れられない感情だったのだ…
昼下がり、平和なように思える城塞高地。
そこに、戦闘音が響く。
主たる原初を刻むメル・ゼナと猛き炎…御月というハンターが手合わせをしているようだ。
…傍目から見れば。
だがしっかり観察すればわかるだろう。
なんだかおかしいことに。
主たる原初が前脚を上げた瞬間
「肉球チャンス到来です!!!!」
と叫び足元へ滑り込む猛き炎。
踏んでしまい慌てて退く主たる原初。
あまりにも、あんまりな状況であった。
それでもなんだかんだそれに付き合う主たる原初も、この気の抜ける穏やかな…穏やか?な時間を楽しるでいるようだ。
それはそうとしてゴム毬のように跳ねた猛き炎に対しての反応は、火を見るより明らかであった。
コメント
1件
「ゴム毬のように跳ね回る猛き炎」ってタイトルからしてもう好きなんだけど…🥀 戦闘かと思ったら「肉球チャンス到来です!!!!」って飛び込んでいくハンターと、踏みかけて慌てるメル・ゼナの温度差が面白すぎて声出た(笑) シリアスな設定にこのゆるさを持ってくるバランス、めちゃくちゃ癖になる…「火を見るより明らか」って締めも含めて、短いのにすごく味わい深かった🖤