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転生したら皆が過保護だった

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看護師「おめでとうございます、元気な男の子ですよ」

凛「……(は?…どうなってる?俺は死んだはずだぞ)」

母「可愛い…ほら冴、あなたの弟よ」

凛「……(は?冴?兄貴って事だよな…それに体小せぇし…まさか俺…転生したのか…?)」

冴「弟なんて俺には必要ないし…」

母「そんな事言わずに」

父「冴も凛の事気に入るぞ」

冴「……」

凛「パチッ(あ、やべ、兄貴と目あっちまった)」

冴「!…可愛いボソッ…これが…弟?」

凛「(こんなにキラキラしてる兄貴初めてみたかもしれねぇ)」

母「これから冴の弟になる、凛って言うの」

冴「凛…」

凛「(今世もサッカーやるのかな…)」

冴「凛、兄ちゃんだぞ」

凛「……(冴の手を握る)」

冴「!」

凛「あぅ…」

ーーーーーーーーーー

母「冴、ちょっとだけ凛の面倒見ててくれる?」

冴「うん!」

凛「あぅ…」

冴「凛、兄ちゃんだぞ」

凛「( *´꒳`*)(表情筋が凄ぇ動くな…)」

冴「!母さん!凛が笑った!」

母「あら、そうなの〜」

冴「✨」

凛「(さてと、今世はどうする…まだサッカーをするには早いが前世よりサッカーの技術はある、前世でサッカーを始めたのは6歳頃だから、その前にサッカーを始める事だってできる、兄貴だってそうしてきたからな…今世は兄貴に囚われずサッカーをできるといいけどな…)」

ーーーーーーーーーー

数ヶ月後

冴「凛〜」

凛「あぅ…ハイハイ(前世もそうだが、子供の頃は兄貴が過保護すぎる、前世は仲直りできずに死んじまったからな…)」

冴「凛、兄ちゃんだぞ」

凛「にぃ?(それと兄貴は1番最初に俺が喋る言葉を兄ちゃんって呼ばせようとしてくる)」

冴「にいちゃん」

凛「にぃちゃ?」

冴「にいちゃん」

凛「にぃちゃん!」

冴「!母さん、凛が喋った!」

母「あら!なんて喋ったの?」

冴「兄ちゃんって言った!」

父「先を越されたな笑」

凛「……(この人達俺の行動にいちいち大袈裟すぎねぇか?)」

母「凛、ママよ〜」

凛「ま、ま?」

母「あら凄い!」

父「パパだぞ〜」

凛「パ、パ?」

父「凛は凄いな〜ナデナデ」

凛「( *´꒳`*)」

冴「凛は俺が守らないとボソッ」

ーーーーーーーーーー

2年後

凛「……(テレビを見てる)」

冴「ギュウ」

凛「兄ちゃん、サッカーは?」

冴「行かない…」

母「冴ーそろそろサッカー行く時間でしょー?」

冴「行きたくない…」

母「どうして?体調悪いの?」

冴「凛と一緒にいる」

凛「(前世では何があろうとサッカー一筋だったのに?)」

母「凛も困ってるわよ」

冴「…凛も一緒に連れてく…」

凛「え?」

母「なら、お母さんもついてくわ、凛1人じゃ危ないもの」

冴「分かった」

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