コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
初シリーズ1作目
「最初で最後の恋」
あらすじ
毎日を退屈に過ごしている宮下裕貴(みやしたゆうき )
ある高校の2年目の春に昔仲良かった幼なじみの白鳥翔(しらとりしょう)に再会する。
昔のトラウマをかかえてる裕貴
何かを隠している翔。
この再会に2人の運命が大きく変わる。
___________________________________
俺にとって人生が大きく変わった高校生2年目の 春の出来事
春休みが終わって学年が進級し新学期がスタートする初登校日今まで通り変わらない毎日、退屈な日々。
そんな時目の前に現れた君を始めてみたその日から俺はまた恋に落ちたんだ。
「何があっても俺たちはずっと一緒だ!」
「俺がお前を守ってやる!」
「ほんと?…」
「ほんと!俺がうそ言うように見えるか?」
「ううん!そんなことない!… ただ怖くて、」
「よし!指切りげんまん!これで俺はやくそくやぶることできないだろ?だからずっと一緒だ!やくそくだ! 」
「うん!…ありがとう!ユウちゃん!! 」
「…ん。懐かしい夢をみたな。」
普段見ない夢なんかを久しぶりにみるのは
思い出したくもない昔の記憶だった。思い出したらまたあの日のことまで思い出してしまうから 俺の初恋。…
「今日からまた学校か。」
春休みも終わって新学期が始まる。
今日から高校2年生だ
高校生活は良くも悪くもない。友達もいるし先生とも仲がいいしクラスの中でも結構親しまれてる方だとは思う。
でも何故か満たされない、心の中に穴がずっと空いてる感じだ。俺にとって学校生活は疲れる日々その時間がまた始まってしまう。
「おっはよ!裕貴!」
「おはよ。航太 」
高橋航太。航太とは1年の時のクラスでたまたま席が前後だった事をきっかけに仲良くなった。
声がデカくてスポーツができる体力バカだ。
「今年もクラス一緒だな!また1年よろしくな!!」
「おう!よろしく」
「なんだなんだ〜?元気が足りないんじゃないんかぁ??」
「朝は元気でねーよそれにお前が元気すぎなだけまぁバカだから仕方ないか。」
「バカとはなんだあ!?!」
「冗談冗談〜www」
いっつもくだらないことばっかで盛り上がってるけど、航太といる時はすこし気が楽だ。
航太のおかげで少しは高校生活を楽しめている。
〜教室〜
始業式も終わって、クラスの中がザワついてる中 俺は片耳にイヤホンをしながら静かに過ごしていた。
航太とは席が離れていて違う友達と楽しそうに話してるところを視線にチラつかせながら
窓の外を見て早く帰りたいってことばかりを考えている。
「そういえば今日転校生がくるらしいよ?!」
「え!まじ?!どこのクラスかな!?もしかしたら可愛い子 かな!!!」
「それだったらかっこいいイケメンがいいな〜✨」
近くのクラスメイトの雑談が俺の耳に入り 我に返る。
「転校生か。まぁどうでもいいけど…」
「そういえば、あいつと出会った時もこの時期だったな」
〜回想シーン〜
「新しいお友達がきました!皆仲良くしてあげてね!」
「……」
俺の小学校に転校生してきたあいつは、第一印象は無口で話しかけるなオーラが漂っていた
でもどこか寂しそうな目をしている気がした。
俺はそんなあいつの事が心配で気になって
はなしかけた。
「オレゆうきって言うんだ!よろしくな!
おまえの名前は??」
「……しょう。」
「よろしくな!しょう」
「……うん。」
あいつは頬を赤らめながら返事をした。
そんなあいつを見て俺がずっとそばにいてあげないとだめだって思った。
あの時から好きになったのかもしれない。
でももう二度と俺は人を好きになることはない
あの出来事があってからは…
「席につけ〜HRするぞ」
ガラガラと音を立てながら教室のドアを開け担任が教壇の前に立ちクラスメイトが次席へと戻る。 さっきまでザワついていたのが嘘かのように シーンと静かになった。
その静かさではっと我に変える
「嫌な事を思い出しちまった。 」
夢のせいで忘れていたはずの昔の記憶をいとも簡単に思い出して、思い出したくもないのに夢にまで出てきて忘れさせてくれない、自分に苛立ちを噛みしめながらHRが始まる。
「始める前に転校生を紹介する。
入ってこい。」
「可愛い子かな?!!」
「イケメンくんがいいなぁ〜✨」
静かだった教室が転校生の話題でザワつく。
一体どんなやつが来るかしらねーけど
俺には関係ない、静かに学校生活を過ごせるならどうだっていい。そんな甘い考えをしてられるのは今のうちだってことをまだ知らない
ガラガラと扉を開ける音が教室中に響く
当然、クラス中の生徒がザワつく
「めちゃかっこいいんだけど?!」
「えまって、芸能人かな??!」
「ミルスタ交換したーい!✨」
女子がものすごく騒いでいるから男なんだろうと悟る。
俺は転校生なんか気にもせず窓の外を見ながらぼーっと景色を眺めていた。
「自己紹介しろ。」
「はい。白鳥翔ですよろしく。」
……え?いまなんて。
白鳥って言った?。俺の聞き間違いか?
いや違う。アイツじゃない確かに白鳥って言ってたけど同姓同名の名前って沢山いるから。おれ勘違いかもしれねーし。きっとそう。でも…
聞いたことのある名前にぱっと視界を黒板に写す。 え、なんで。嘘だろ。なんで、なんで、なんで。
心臓の音がうるさくクラス中に響いてると思わせるぐらい鼓動が止まらない。
そこには見た事のある顔が頭の中をよぎる。
忘れようとしていた記憶がぐるぐると頭の中に
流れていく。動揺を隠せずにはいられない
なんでお前がいるんだよ。なんでここにいるんだよ。もう二度と見ることも会うこともないと思ってたのに、二度と会いたくなかった…
お前はここにいちゃダメなんだよ。
「翔……」
「……ユウちゃん?。」
__________________________________
ご覧いただきありがとうございました!
初の長編小説を書かせていただきました🙇♀️
りりと申します。
私生活が忙しくてあまり更新できていなくてすみませんでした💦
自分はほんと大がつくほどbl作品が大大大好きで前から創作blを書きたくて書くまでずっと
考えていた話なので、やっと形にできて念願の小説にして書けてうれしいです😭
私個人的に高校生の幼なじみが大大大好物で
もう絶対自分で書きたいと思っていた
組み合わせなのでぜひ楽しみながら読んでいただけると幸いです!✨️
ちょっとダーク要素みたいな感じですが
最終的にはハピエンなので!!(大声
安心してください!!!!
自分のペースでの更新となってしまいますが
シリーズ化できるよう頑張っていくので
応援よろしくお願いします!!
書くのにあまり慣れていないので暖かい目で観てくれるとうれしいです😿
では次回の回で会いましょ〜!!!