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8年前。 cat cafe。 小我太。

店のドアを開けて、風磨と俺は店の中に入った。「、、!!小我太さん!!」「、、久しぶり、、」「どうも、、」中には千鶴、優、種技の3人がいた、、阿蚋が死んで、俺たちの元から加四六が去って2週間後、、俺はようやくかなさんが死んだと受け止められた。「、、どうします、、これから、、」そう優はおどおどしていた。「、、どって、、別にどうもしない、、」そう風磨は3人に言った。「、、は??」「、、、、」「組織から隠れて暮らす、、」ガタァッ!!「、、!!おい、千鶴!!」「本気で言ってるんですか、、それ、、」千鶴は風磨の胸ぐらを掴み、険しい顔で風磨を睨みつけた。「、、千鶴さん、、??」「、、、、」「姉ちゃんと加四六先輩はどうするんすか」「生きてるかどうかもわかんねぇのに組織に攻め込んだって意味ねぇだろ」「、、っ!?」ドガッ!!!!「、、!!千鶴!!」風磨を殴った千鶴に種技は怒鳴った。「何で諦めるんですか!!先輩らしくもない!!」「、、っ、、じゃあ今の俺等が組織に勝てると思うか!?あの人の心もねぇ化け物にだぞ!!俺たちはもう負けたんだよ!!」「、、!!」「、、お前等が生きてる、、それだけで俺は充分だ、、俺以上誰かが死んだらどうする!!」「だからって、、」「、、俺も風磨に賛成だぞ、、」そう言ったのは種技だった。「、、、、」「、、もう、、誰も死なせたくない、俺らで頑張って生きようぜ」「、、僕も、、それが良いと思います、、」種技に続けて優がそう言った。「、、そんな、、小我太先輩はどう思います!!」そう千鶴は俺に聞いた。「、、、、」、、どうって、、「、、俺たちじゃあ組織に勝てない」「、、、、」「いくら加四六や千秋を助けたくても、無理なものは無理」「何で、、先輩はblood最強なんじゃないんですか、、」そう千鶴は下を向いた。「、、、、」最強か、、「、、心を無にできる奴だけが最強になれるんだよ、、どれだけ人を殺しても、痛ぶっても、罪悪感を微塵(みじん)も感じない奴が最強になるの、、それが組織だって言ってる、、そりゃ、物理的には勝てるよ、、組織なんて粉々にしてやる、、」、、俺がもっと、、「こっち(精神)の方も強かったらな、、」

ーーーーーーー

風磨の家。 小我太。

「、、、、」ガラァァ、、「小我太〜、、寝てる??」そう寝室に入ってきたのは風磨だった。「、、いいや、、起きてる、、」「、、ごめん、、喧嘩するつもりじゃなかった、、千鶴の気持ちもわかるけど、、俺はもう戦争はいいかな、、自由になる為によく頑張ったと思う、、俺達は、、」そう風磨は俺の頬を撫でた。「、、風磨ぁ、、」「、、??どうした??」「、、、、」『苦しみは快楽に勝てない』、、あぁ、、うるさいな、、そんなのお互い様だろ、、

ーーーーーーー

その日からの俺は酷かった、、ヤっては寝てヤっては寝て、、ご飯も、、お金も風磨に任せて、、『クズ』、、その言葉が良く似合った。かなさんとは正反対、、こんな俺じゃあ、、風磨もすぐ捨てるだろうな、、

ーーーーーーー

数日後。

「小我太〜ご飯置いとくな〜」そう風磨は寝室を除いた。「、、、、」、、あれ、可笑しいな、、いつになったら捨てるんだろ、、「風磨、、」「、、??あ、時間やば、、今からバイトなんだ、、行ってくるわ、、」そう風磨はドアを閉めた。「、、、、」

ーーーーーーー

夜。

「、、、、」風磨が隣で寝てる、、あの日から風磨は俺の手を握りながら寝てくれる、、面倒臭くないのか、、??進路も決めない、バイトもしない、家事もしない俺なんかの為に、、どうして風磨はここまでしてくれるんだろう、、自分から離れるか、、??「、、外でよ、、」

ーーーーーーー

数時間後。

「、、、、」、、cat cafeだ、、土地が売られてるな、、誰かが勝手に売ったのかな、、懐かしい、、隣町まで来たんだ、、それからシャッターを閉めたままの商店街、、来週卒業式があり、通っている高校、、焼き果てた森に行った、、

ーーーーーーー

画像 「、、此処、、」加四六と初めて会った場所だ、、「、、、、」何だっけ、、川に突き落とされて、、bloodだってバレて、、すると「小我太!!」「、、??」え、、「、、風磨??」「お前っ、、!!こんなとこまで来て、、」そこには冬なのに薄着で、息が荒井風磨がいた。「、、、、」「、、どうした??何でこんな所に、、」「、、いつまでたっても捨てないからぁ、、」「は??」俺はうつむいた。「、、風磨は優しいから、、捨て難(がた)いんでしょ、、」「、、、、」「だから、、自分から離れようって、、」パァン!!「、、!?痛っ」ギュッ、、風磨は俺の頬を叩いた後、優しく抱き締めてくれた。「、、風磨??」「ふざけんな、、俺は何があってもお前を捨てない、、」「、、、、」「お前が汚れても、、クズになっても、、絶対側にいる」「、、何で、、」「、、何でって、、そりゃ大好きだからだよ」「、、、、」「大切にするよ、、いつまでも」「、、、、」「それにお前の事を諦めてもらった狂唖にも悪いからなww」そう風磨は困り顔で笑った。「、、風磨、、」「、、ん??どうした??」「、、俺も、、風磨の事大好きだよ、、」「うん、知ってる」「ゔっ、、ゔぅ〜、、ごめん、、酷いこと言った」「お〜大丈夫か??泣かないで〜」「ん、、ヒクッ」

ーーーーーーー

風磨の家。

「寒かったな〜」そう風磨は俺にマグカップを渡した、中にはココアが入っていた。「ん、、ありがとう、、」「ハハ、、目真っ赤だな〜」「、、、、」「ハハ〜、小我太は可愛いわ〜」「、、ねぇ、、風磨、、」「、、??」「俺ねお店開きたい、、優と種技、、千鶴や風磨を守れるように、、みんなが集まる場所をまた作りたい」「、、そうだな、、もうすぐ春だしな、、進路はどうにでもなる、、作り直そうぜ、、何度でも」「、、うん」

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