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太宰→「」

他→名前書


「如何すれば変わる、?」

如何すれば皆を救える?

此の地獄のループから抜け出せる?

「もう皆が居なくなるのは嫌だ、」


敦:太宰さん!!!

声が聞こえて我に還る

足元に火が迫っている事に気付いた

私は火を避け後退した

「(前と同じような結末になる処だった)」

前の世界では私を扶けようとして敦君は――

「(もう誰もッ、)」

そう思考が限りなくマイナスになった時


敦:太宰さん!!

敦君が慌てて、だけど安心したような顔で抱きしめて来た

「男と抱き合う趣味は無いのだけれど」

敦:ぁ、すみませんつい、、

「まぁ私の事を心配していくれたが故だろう、有難うね」

敦:太宰さん…

「何だい?」

敦:結婚しましょう

「冗談でも止め給え…」


敦:こんな処に居たら死んじゃいます離れましょう

国木田:嫌、未だだ

敦:何でですか?暑くて仕方無いんですけど

「敦君、うちは武装探偵社だ」

谷崎:だから皆を扶けるのも仕事だよ

敦:早く終わらせて帰りましょう、、

「何だか敦君らしくないねぇ」


私達はどんどん大きくなっていく火柱から逃げながら近くにいた皆を避難させた

慌てて逃げ出す皆を探偵社の人達が案内する

「此処に居る皆殆ど死んじゃうんだ、」

―なら何故こんな事をしなければいけない?

そんな気持ちも会ったが

「あんな運命にならない為に、!」

そう云って更に声を出し全力で案内した


敦:やっと終わった、、、

「お疲れ様」

敦:うぅ、太宰さ~ん…

国木田:早く帰りたいんじゃ無いのか?

敦:あ、忘れてました

敦:でも今又早く帰りたいって思ったので行きましょう!

谷崎:元気だね、


誰もが救われる世界戦を生み出すことは出来るのだろうか

私が皆を救えるのだろうか?

未来永劫誰もが救われる理想の世界が或れば――

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