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ホテルの個室に響くいやらしい音 相手の優しい声 俺のみだれる呼吸 俺はこの時間が狂わしいほど好きなんだ。ずっと続けばいいのに…あわよくば君と正式に付き合いたい。でもそんな願いは叶うことがないんだ…


❤️「……」

💜「お金。置いてくから 僕もう行くね」

❤️「うん…」

💜「また連絡する じゃ、」

俺とゆぺは身体だけの関係 それ以上でもそれ以下でもない 俺はあいつにとって都合のいい男。それで終わっていた

❤️「……」

君の温もりが消えていく。その度に俺は孤独と悲しみで押し潰れそうになって…

❤️「あーだめだめ。もう寝よ。」


次の日

ホテルのチェックアウトを済ませ自宅へと足を向ける。スマホを見ると不在着信が2件。ゆぺからだ

❤️「もしもし」

💜「ちゃんと帰れた?」

❤️「いまホテル出たとこ」

💜「そっか。ならよかった」

❤️「なぁゆぺ」

💜「ん?」

❤️「次は…いつ会えんの?」

💜「まだわかんない。会える日連絡するって言ってるだろ」

❤️「……」

💜「じゃ、僕忙しいからまた」

❤️「やっぱさ…ゆぺ」

💜「なに?はやくして」

❤️「俺らもう会わない方がいいと思うんよ…ねw」

💜「馬鹿なこと言うなよwwじゃあまた。」

❤️「……」

会いたくないわけではない。むしろ毎日会いたいくらい…でも身体だけの関係なんてもちたくない

❤️「馬鹿らし…帰ろ」

💙「すみません…あの…大丈夫ですか?」

❤️「え、?」

💙「い、いや…泣いてるから大丈夫なんかなって…」

❤️「あ、え…」

💙「よかったらうち来ます?なんか心配なんで」

いきなり声をかけられ引き取られるように家まで来てしまった…

💙「俺ポケカメン。お前は?」

❤️「まいたけ」

💙「ふーん。」

❤️「なんで俺なんかに…」

💙「泣いてんの見たらびびるだろ…しかもそれ気づいてないとか心配すぎる他人だけど。で?なんで泣いてたの」

❤️「色々あんだよ。お前にはわかんないことが」

💙「話してみろって俺結構なんでも聞ける」

❤️「セフレ関係やめたくて…どうしたらいいかわからんくて」

💙「はぁ?!セフレ?!!まじかよなんで会おうとすんの?ワンチャン狙ってんの?」

❤️「まぁ…すこし」

💙「馬鹿だなーやめとけよ。セフレなんて」

❤️「でも繋がれるかなって思うやん」

💙「そんな繋がりたいならさ試しに俺と関係もってみる?w」

❤️「…は?」

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