コメント
9件
うわぁぁぁ読むの遅くなっちゃった…… めちゃくちゃに大好き〜〜!!!最後の最後に2人からの愛を自分だけに向けてて欲しいって思っちゃう真っ黒な若井さん出てきてもう大歓喜……!!ほんとに好き真っ黒若井さん…… これからも2人から愛されてるびっちな若井さんでいて〜〜!! 素敵な作品をほんっっっとうにありがとう〜〜!!!
完結おめでとうございます&素敵な作品をありがとうございました!✨️いつもひっそりと楽しんでいただいておりました。更新通知に心躍らせる日々も終わるのかぁと思うとすこし寂しいですが、最後に真っ黒びっち💙さんが登場して、一気に身体中の血液が沸騰しそうなほど興奮しました!😭最初はオロオロとmtpの様子を見守っていましたが、倦怠期を乗り越えた甘々mtpが無事見られてしあわせです☺️本当にありがとうございました✨️
うふぅ⤴️若井さん独り占め願望炸裂してるじゃないのぉ! そんな所も大森さん辺りには見透かされていそうだけど😏👍 拗れようがなんだろうが、愛を得たい欲求に忠実に進んで欲しいっ✨
次の日、空港まで涼ちゃんと一緒に元貴を見送りに行く。
元貴を見送った後、適当にカフェでも入って食事する事になった。
涼ちゃんと2人きりになるのは、あの夜以来だ。
涼ちゃんの本音なんて何一つ聞けてない。
昨日の夜、寝る前に元貴にも言われた。
「涼ちゃんと明日ちゃんと話しな。」
涼ちゃんも元貴と同じくらい大切なメンバーだから、心のわだかまりなんて無くしたい。
当の本人は、何食べよ〜っていつも通りのふわふわとした雰囲気だけど、どこか空元気の様にも思える。
お互い注文を終え、料理を待つ間に切り出す。
若井「涼ちゃん。あのさ……」
藤澤「若井、最近また元貴と距離近くなったよね。仲直りできた?よかったねぇ。」
ニコニコとしながら、そう言われる。
涼ちゃんほんとによかったって思ってくれてる?我慢してるんじゃない?
若井「うん…仲直り出来た。涼ちゃんに甘えて振り回してごめんね。ちゃんと謝りたかったの。」
藤澤「ううん、僕の方こそごめん。若井の辛い気持ちに漬け込んで唆して最低だったよ。若井には元貴がいるってわかりきってるのに……。」
涼ちゃんがしゅんとして悲しい顔をする。
若井「涼ちゃん…涼ちゃんは俺の事どう思ってる……?」
俺の問いかけに、涼ちゃんはビクッと体を震わせる。少しの沈黙の後重たい口を開く。
藤澤「好き……。昔から若井の事好きだった。でも元貴の事だって大事。二人のことだって応援したい、だから辛いの。ごめんねわがままで。」
涼ちゃんは悲しそうに笑う。
涼ちゃんは、最後は自分の気持ちよりも他人を優先してしまう。
俺だって元貴の事が好きな気持ちは変わらないけど、涼ちゃんの事だって大事。
俺はガタッと席を立ち上がり、向かいの席の涼ちゃんを横から抱きしめてた。
周りが少しザワつく。
藤澤「ちょっ!若井!バレちゃうからっ。」
涼ちゃんに小声で窘められ、俺はハッと我に帰る。こういう衝動的なところを、元貴にもいつも注意されるんだ。
俺はすっと自分の席に戻る。
若井「ごめん……。でも、俺も元貴も涼ちゃんが大切なんだよ。きっとミセスは涼ちゃんが居ないと壊れちゃう。だから、わがままだけどそばにいて欲しい。」
俺は涼ちゃんの手を握って訴える。
藤澤「もう〜〜若井ってほんとずるいよね。そんな子犬みたいな目で見ないで笑」
涼ちゃんにクスクスと笑われる。
俺そんな顔してた?
藤澤「僕も2人が大切で、ミセスが大事な居場所だよ。その点は3人とも相思相愛だよね。……自分の気持ちには自分で片 ケリつけるから。あまり心配し過ぎないで。」
涼ちゃんに微笑みかけられ、手を上から握り返される。
涼ちゃんは本当に優しい。まるで女神の様に俺には見えた。
藤澤「あ、でも元貴とまた喧嘩した時には、いつでも話聞いてあげるから。……ベッドの上でね。」
俺がえ!と驚くと、あははっと口を抑えて笑う涼ちゃん。
藤澤「冗談!冗談!……まぁ半分くらいね。」
含みを持った言い方をして、ニヤリと笑う涼ちゃん。
前言撤回。涼ちゃんは優しいだけじゃない、ちょっと悪い小悪魔だ。
3日後、元貴がハンガリーから帰ってくる日。
俺は朝から、浮き足立って落ち着かなかった。
涼ちゃんは都合が合わなくて、俺1人で空港に迎えに行く。
出口で待ってると、元貴がキャリーを転がしながらでてくる。
マスクをして、帽子を目深に被り、心のスイッチをオフにそしてる元貴は、周りの人間と馴染んでた。誰もミセスの大森がそこに居るなんて気づかない。
元貴も俺に気づいたみたいで、バチッと目があいそばに近づいてくる。
若井「元貴!おかえり!!」
元貴はふわっと笑って俺の頭を撫でてくれる。
元貴「ただいま。いい子で待ってた?」
じっと覗き込まれて、3日ぶりの恋人の綺麗な顔に俺はモジモジしてしまう。
そんな俺を見て、元貴はふーんとニヤニヤする。
元貴「お前ってほんと初心で可愛いね。帰ったらもっと可愛がってあげる。」
不敵な笑みを浮かべて手を引かれる。
あぁこの後俺は元貴にめちゃくちゃにされるんだろうな。
そう思うと体の奥がうずうずしてくる。
こんなにかっこいい元貴と涼ちゃんに想われてる俺って凄くない?俺ってそんなに魅力があるのかなぁ。
あの夜、俺を取り合って争ってる二人を見て、俺の性癖は大きくねじ曲がった。
元貴も涼ちゃんも、一生他の人なんて見ないで、俺を可愛い可愛いってずっと愛してて。
二人の愛を全部俺に頂戴?
2人とも大好きだよ♡
fin.
終わり方難しい〜!!最後の最後に真っ黒若様登場。
話の流れとか展開が急じゃないか色々不安でしたが、色んな方に読んでもらえて嬉しかったです!
ミの姫枠はやっぱり若井さんですね!!
元貴と涼ちゃんという騎士に守られ、重めの愛を注がれてるビッチなお姫様(自信も愛重め)👸
美男3人の関係がぐちゃぐちゃにごちゃついてるのさいっこっ〜に癖です!(謎の宣言)
気づけば拗れる恋模様……😌(クスシキ……)