バチバチッ…
燃え上がる一つの国
国民達は全員避難命令を受けなんとか逃げ切った
だがそんな中
あのお方だけは逃げなかった
燃え上がる城のバルコニーで
ただ1人息を荒立てこういった
「国民たちよッッ!!!」
「その長き耳を今こそ傾かせよッッ!!!」
mb「女王様ッ!!!!!!」
「妾はッ!!もうじきこの炎ととも消えるッ!!」
「やり残したことやッ!もう少しこの世にいたいという願望が会ったッ…」
「だがッ…今日でそれも終わりじゃッ…」
「例えこの先眼の前が闇で包まれていようとッッ!!!!」
「希望のッ!!神の囁きは我々月兎の耳に届くッッ!!!!」
「前を向けッッ!!!誰かをッ…」
ヴィーラ「それがッ…妾の願いじゃッ…」
mb「嫌ですッッ!!!女王様ッッ!!女王様ぁ゙ッ!」
mb「貴方様が燃えるくらいならば我々もッ((((((」
__「行ってはいけませんッ…あのお方の意思をッ…無下にする気ですかッ…ギュッ…」
__「ヴィーラ様ぁ゙ぁ゙ぁ゙ッッ!!!!」
__「早くお逃げ下さいッッ!!!」
__「聞こえているでしょうッ?!ポタポタッ…」
ヴィーラ「……妾はなんとも運がいいッ…これほどの良き国民と幹部を持てたからのぅ゙ッ…」
__「……言い残すことは…それだけですか…カチャ…」
ヴィーラ「あぁッ…もう構わぬッ…スッ…」
__「……貴方と…普通の友人関係だったら…良かったのに…ボソ」
ヴィーラ「なんじゃッ?w裏切っておいて今更そんな弱音を吐くとはらしくないのぅ゙ッw」
ヴィーラ「まあッ…でもそうかもしれぬなぁ゙ッ…」
ヴィーラ「妾もッ…其方のその曇りきった”愛”に気づければッ…スッ」
ヴィーラ「いやッ…もっとッ…」
__2「ガタカタッ…」
ヴィーラ「なんだぁ゙ッ…w」
__「ポタポタッ…」
ヴィーラ「泣く出ないッ…w其方はそれを妾の胸に撃てばよいだけじゃッ…ニコッ」
__「ッ…次生まれ変わるときはッ…私と仲間であることを願いますッ…」
ヴィーラ「残念ながら妾はッ…生まれ変わっても妾以外にはなれぬッ…w」
そして彼女はゆっくりと倒れた
その姿は美しく
身を挺して国民と仲間を守ったのだ
愛なんてはじめは興味がなかった彼女が
初めてもっと愛を知りたいと思った瞬間だ
__「ぅ゙あッ…ズルッ…」
__「情が出る前にッ…もっと早く切り上げておけばッッ…ポタポタ」
チュンチュン…
__「んッ….。o○」
__「今日も日差しが眩しいのぅ….。o○」
__「さてはて…今日はハーブティーか…それとも…」
ドタバタッ!
__「なんじゃ…騒がしい…スタスタ」
__「もう少し静かにせぬか、まだ朝じゃz(((((」
__「ヴィーラッ…様ッ…?ツー…」
いつも笑うことも少なく感情を表に出さない幹部が
珍しく泣いていた
ヴィーラ「どッ、どうしたのじゃリーエンッ?いきなり泣きおってッ…(汗)」
リーエン「良かったッ…ズルッ…」
リーエン「生きてるッ…ポタポタッ…」
変なことを言う幹部につい首を傾げる
ヴィーラ「?妾はいつも生きておるぞ」
おかしなことを言っているのが何方かわからなくなる
リーエン「そうッ…ですねッ…ギュッ…」
リーエン「…朝食ッ…になったらお呼びしますッ…タッタッ…」
ヴィーラ「ほッ、ほうッ?」
どうしてそれほど悲しい顔をするのか、
彼女には分からなかった…
ただ…一部の者のみが変わったのだ
__「……うッ…そッ…でしょッ…?」
さて変わった者たちだけが混乱を起こす
__「あッ、ありえないッッッッ!!!!だって僕は確かにこの目でッッッ!!!!!」
誰も信じられない恐ろしさ
リーエン「……探さないとッ…我らが女王が死滅を防ぐためにッ…!グッ…」
彼女を守る決意が更に上る
知らない人用
name➳ヴィーラ・モーランツ
性別➳♀️
フラーレン国37代目女王
参加者様一覧
cina様
みどくり様
ぜろ。様
うな様
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