テラーノベル
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ふふ、もうすぐ起きますよ、、
にゃ「あ゙〜もう!アメリカさんどこ行ったぁあ!連絡取れないし完全に詰みじゃんもう…!」
薄暗い夜道を絶え間なく走っていた猫耳の娘、にゃぽんがアメリカと逸れ、土地勘のない住宅街を彷徨っている。
にゃ「アメリカさんならすぐ通知気づいて応答してくれるのに……!何かあったのかな…」
若干薄まっているアメリカの匂いを必死に嗅ぎ分けながら、アメリカの居る場所を探す。
しゃがんだり、上下動をする度に揺れる猫耳。
途端、にゃぽんの猫耳がある声に反応し、ピクリと震えた。
にゃ「…叫び声……?」
後ろを振り向き、一本道の先に建っているボックス型の一軒家から確かに聞こえた。
にゃ「もしかしたら…あそこに居るのかも…!」
アメリカの匂いはしなかったが、その長すぎる一本道を走ってみる。
だが、その道を走り進めて行くと段々と匂いが濃くなってきた。
にゃ「まさか…本当に此処に…」
息を切らしながらも、確信を持ってその建物にぶつかる勢いで全速力で走った。
建物の前で急ブレーキし、小さめの戸を開けて室内に足を運ぶ。
急いでいたから、靴を脱ぐことも忘れた。
階段を登り、声のする部屋へ向う。そして、ドアノブに手を伸ばした。
日帝「い……インサート…だと…?」
その名前を聞いただけで、俺は唇が震えた。
俺を襲ったあの化け物が、再び目の前に現れようとしている。
…アレがまた、俺を抱こうと絡みついてくるのか。
魂「…目が虚ろですよ。今更不安ですか?」
魂が俺の表情を伺う。驚いたのか、少し身体が硬直気味になった。先ほどより少し力を込めて、俺を抱き上げている手で、俺の肩をがしっと包む。
日帝「おい、魂…俺は構わないが、米帝らの拘束を解いて帰してやれ」
魂「何故そればかり拘るのです?」
日帝「約束しただろう…俺が犠牲になる代わりに帰してやると。」
魂「……、誰が約束なんてしました?貴方たちが勝手に決めただけでしょう」
日帝「なっ……え…?」
俺はとんでもない事を犯していた。そうだ、コイツとは約束事なんてしていない。全くもって反論すらできない。
日帝(クソ……今から約束なんて言えるわけが…)
すると、いきなり床に落とされた。
ごんっと鈍い音がし、地面に尻を打ってしまった。腰辺りがズキズキと痛む。
日帝「いっ………何し…」
魂「此処で待っててください。インサート達を呼ぶので…」
乱暴に投げ捨てるように日帝を床に座らせ、右端にあるドアを開けて入っていった。
日帝「アイツ…俺を置き去りにしてどこかへ…」
もしかしたら逃げられるのではないか?という考えが頭を過った。だが、あんなに俺を離さないアイツなら、絶対に何か仕掛けている筈だ。
部屋の彼方此方を見渡し、最後に天井を見上げた。するとそこには、小型の監視カメラが1つ設置してあった。予想通り…アイツはやっぱり仕掛けてた。
日帝「チッ…逃げるのは難しそうだな」
監視されている事を知ってしまった俺は、大人しく待つ以外なかった。
アメ「クソ……クソっ、クソ…!!」
途轍もなく重い棚に縛り付けられたアメリカは、ただ身体を捩らせることしかできない状態だった。
アメ「あの野郎…約束と違え…!!このっ……千切れろや…!」
縄が身体に食い込むのも気にせず、只管縄が千切れるまで暴れた。
だが、太く頑丈な縄はびくともしない。
アメ「はぁ…はぁ……こんなんで終わるのかよ…」
諦めかけていたその時。
棚にもたれ掛かる拍子に、日本の肩にぶつかってしまった。
その衝撃で、意識を失っていた日本は目を覚まし、アメリカに目を向ける。
日本「ん……アメリカ…さん…?」
アメ「に、日本…!やっと起きたか…!」
嬉しさが込み上げて、今すぐ日本に抱きつきたい気持ちでいっぱいだった。だが、縛られていて動けないため、満面の笑みで気持ちを表す。
日本「あ…あの、何故私たち縛られて…」
アメ「そ、それはな…」
今までの経緯を日本に全て話した。
日本の顔は青ざめて、言葉を失っていた。
日本「そ、そんな…私…が…父さん……も…」
アメ「日本のせいじゃない、全てあの魂だ…」
日本「とっ、取り敢えず…ここから出ないとですよね。縄を解く方法を…」
日本も、先ほどの俺と同様に身体を捩って手を必死に動かし、縄の結び目を探っている。
俺でも無理だったんだから、小柄な日本がこの縄をどうにかすることは難しいだろう。
日本「くっ…中々手強い縄ですね…」
アメ「もう…助けが来ない限り無理だ…」
俺たちは半分、諦めかけていた。
その時。
バンッと音を立てて近くのドアが開いた。
その音に驚き、2人は目を点にしてドアの方を警戒する。
アメ「だ、誰だ……助けか…?」
すると、セーラー服を来た猫耳の女子高生が汗だくで入ってきた。
日本「にゃ、にゃぽ…ん…!?」
アメ「はっ……にゃぽん…?」
にゃ「はぁ…はぁ…居た!アメリカさん…兄さんも…」
汗を流し、息を切らしながらも にゃぽんは2人に近寄り、頑丈な縄の結び目を解いてアメリカ達を解放した。
アメ「ありがとう…無事だったんだな」
日本「私からも…ありがとうございます」
2人の顔を見て安心したにゃぽんは、目を潤しながら2人に正面から抱きついた。
にゃ「もう…本当に心配したんだから…!!アメリカさんは急に居なくなるし……兄さんだって1週間も帰って来ないし……」
日本「ごめんなさい、にゃぽん……」
日本は、優しくにゃぽんを抱き締めた。
それに応えるようにアメリカも抱きしめ返す。
アメ「一人にしてすまない…先走ってしまった。」
にゃ「うん……でももう過ぎた事は気にしてもしょうがないから……」
日本「…そういえばアメリカさん、私の父さんは……」
アメ「………日帝chan……」
俺達は大事なことを置きっぱなしにしていた。今1番大切なのは日帝の救助。皆でわいわいしている暇なんかない。
顔を真っ青にして、アメリカは日帝が連れて行かれた部屋に走って行く。日本とにゃぽんは、アメリカの後を追い、走っていった。
日帝「…………はぁ…」
ふとついたため息が、部屋中に響いた。
また…アレが俺を貪り食うというのか。先の事を考えると、どうも頭が上がらない。
暫く待たされて、右端のドアが軋みながら開く。
すると、先に現れたのはインサート。
それに伴うように、先端の細い触手や口のような形の触手、これでもかと粘液でびちょびちょな触手が次々と這い出てきた。
その最後尾に魂がいて、俺に近づいてくる。
魂「はぁ…やっと貴方をまた犯せますっ…♡」
日帝「小癪な……」
魂「準備はできてます?」
魂野郎の後ろにいる触手たちは、待ち遠しそうにウネウネとしている。
もう、犯せと言えば、楽になれるのだろうか。
そうだ…俺だけが害を背負えばいい…
日帝「………お……かせ……俺を…」
魂「…♡……お望みの通りに…♡」
行きなさい触手たち、という合図と同時に、触手らは俺の方に一目散に這ってくる。
目の前に来られた瞬間、脚、腕、腹回りにぐるぐると巻き付いてきた。
グチュ……グチュ…
ねっとりとした粘液のせいで、張り付く度に水音が鳴る。
日帝「ん………ぅ…」
やはり慣れない。あまり人から抱きしめられた事が無いから。どうこうしている内に、別の触手たちも俺に這い寄ってくる。
その中の先端の細い触手が、つま先、脹脛、太腿、鼠径部、へそ…と順を追って絡んでくる。
日帝「んっ……なんだ…?」
すると触手は胸の前で止まり、いきなり胸の突起の周りをくるくるとなぞり始めた。
突起を避けるように愛撫され、焦らされる。
シュル…シュルシュル…
日帝「あっ…//……っん……」
擽ったい……でも何故か気持ちがいい。
抑えたくてもどうしても声が出てしまう。
シュル…ススス…ツンッ
なぞるだけでなく、突起を突いたり、擦ったりしてきた。
日帝「ふっ……ぅう…///…ん゙っ…//」
甘い吐息と我慢できない声が口から漏れ出る。
びくんっと跳ねる身体は、正直すぎて気に障る。
すると、ずっと胸の突起を弄っていた触手は離れていく。
焦らしに焦らされた乳首は、普段のよりもビンビンに膨れ上がっていた。
日帝「うぅ…こんな………っ//」
喋る度に、熱い吐息が胸にかかる。
敏感になっている俺は、それだけでも身体が震えた。
次に、口の形をした触手が目の前まで這って来た。
見る限り、酷く粘液で濡れていて、かなり気持ちの悪い触手だった。
日帝「何…ハァ……する気だ……っ…」
答えてくれるわけもなく、その口型の触手は否応なしに俺の乳首に吸い付いてきた。
チュッ チュパッ♡ チュ…ヂュッ♡♡
日帝「んお゙っ…!?♡///ぉっ…お゙お゙っ…!!♡」
舌のようなもので突起を弾かれ、胸全体を舐められ、言いようも無いほどの快感に浸る。
チュ、チュゥゥゥッ♡♡ レロッ ヂュッパ♡♡
日帝「ぅ゙あッ…!♡///やめ…ぇっ…!///吸うもんじゃ、ッッ…いやっ//////んッあ゙♡♡♡///」
くそ……どうしても感じてしまう。
誰にも乳を与えた事などないのに、何故か懐かしい。
そういや、あの子らもこうやって俺に引っ付いてたな。
思い出を蘇らせている内に、反対側の乳頭にももう一匹吸い付いてきた。
ヂュパッ!♡♡ チュゥゥゥッ♡ペロッ、チュッッッパ!♡♡
日帝「ん゙っ…!!♡///あ゙ぅっ!♡やっ…イク…っ!♡ぅ゙あ゙ぁ…ッ♡/////////」
ビュルルルルッ!♡ドビューーーーーーッ!♡ビュルッ♡
どうしよう、何も考えられない。身体が凄く敏感になっている……触れられるだけでもイッてしまいそうだ。
床に散った精液を、触手たちはご馳走のように舐めている。
快感に浸っている俺は、その姿が愛おしく見えてしまった。
日帝「はぁ…はふ………っ」
俺は隙を見て、呼吸を整えることに集中した。
だが、その奥でずっと静止しているインサートが目に入った。
こちらを向いているようだが、動きはしていない。なんだ、何を企んで……
ギュゥゥウ…
日帝「い゙ッ………て…」
途端、俺の手足を捕らえていた触手が再びキツく巻きつき、完全に縛られてしまった。先ほどまでは少し動けたものの、今は関節すら曲がらない。
巻き付かれたかと思うと、それと同時にインサートが動き始める。
更に、口型の触手も動き出し、総動員で俺に向かってきた。
日帝「くっ……来るな…っ…」
ふと魂に目を向けた時、アイツは微かに笑い声をあげていた。
ついに全ての触手に囲まれ、周りが何も見えない状態になってしまった。
すると、インサートが男性の局部のカタチに変形し、日帝の顔の前で勃起し始める。
日帝「お……大き……」
あまりの大きさに、うっかり声が出てしまった。
前回よりもずっと巨根である。さらに、浮かび上がる血管がその硬さを教えてくれる。
魂「ふっふふ……お気づきになってますね♡インサートも人間と同様、ちゃんと成長するんですよ?♡」
日帝「こ…こんなの…俺の身体が壊れてしまう…」
魂「ふふ、大丈夫です♡卵を植え付けてまた貴方に産んでもらえれば、その後は用済みなので♡」
日帝「ッ!……クソやろ……お゙ッッ!?♡//////ビクビクッ」
口型の触手が、身体のあちこちにしゃぶりつき、俺の理性をぶち壊してくる。
更に、首元にも噛み付いてき、色んな箇所に痕をつけられた。
ガブッ ヂュゥウッ♡
日帝「ぅ゙あっ…!///ん゙っ、や…やめろぉ…!!///ビクンッッッ」
魂「あの時よりも良い声を出しますね♡日帝サン…そんなに触手が気に入りました?♡」
日帝「そんっなんじゃ……ッ!///」
すると、インサートが巨根ずる剥けになって俺の股の間に挟まって上下に擦り始めた。
スリッ…スリスリッ♡
日帝「あ゙っ♡///やっ……くそ///や”め”ろッッ♡///ビクッビクビクッ♡ビュルッ//」
そして、粘液で濡れまくっているインサートがついに俺の穴に付着した。
魂「さぁ…さあ早く!!♡」
あの巨根が、今にも俺の穴をこじ開けようとしたその時。
ドアが開く音がした。
魂「は…?」
俺は、数々の触手の間から覗き、ドアに目を向けた。
そこには3人の人物が姿を見せていた。
日本「…父さんッッ!!」
日本…日本なのか?それに隣に居るのは…
アメ「日帝っ!」
にゃ「お父さんっ!!泣」
日本に続き、米帝…にゃぽんが俺を呼んだ。
今すぐあの子らに会いたい。だが、今あの3人の目に映っているのは、触手に犯されている情けない父親の姿だ。
日帝(……見せる顔がねえ。…)
思わず出た涙が頰を伝って触手の身体に落ちる。
魂「あ゙ぁ…本当に煩わしい…!!何故こうも邪魔をするのです!?」
魂はついに声を荒げて3人を怒鳴った。
アメ「次こそは…絶対に連れて帰る。」
すると、3人が一斉に走り出し、触手を次々に引き剥がしていく。
日本「父さんっ!申し訳ございません…役立たずの息子でっ…!泣」
そんなの…こっちのセリフだ…
仕事服をボロボロにしながらも、俺を助けようと身を挺して触手らに手を出しているお前は…俺よりも勇敢だよ。
日帝「にほ……っ」
大体の触手を剥ぎ取られ、漸く右手が動かせるようになり、日本に手を伸ばした。
それに気づいた日本は、直ぐ様俺の手を取り、力強く握りしめる。
日本「もう…離さない……離したくない…っ!」
大粒の涙を流しながら、俺の目を見て少し微笑んだ。
安心した束の間、インサートが耐えきれずに動き出し、俺の穴をこじ開けた。
遅れてすいません…
上げ直しですっ😓
またも変な終わり方してすいません!!
次が楽しみになるように、わざとあのような終わり方でいかせてもらいました。
なんだかんだで初の6000字突破…👏
泣いてる日本想像しながら書いたので、ちょっとばかし私も涙目に………((え
とまあ、以上です!汗
それでは~…♪
コメント
7件
みてない間にめっちゃ進んでる!いやー好きだなぁーp