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「すれ違い」×××『お前なんて死ねばよかったのに…!』 ___その一言で私は生きる意味を失った。   だって…  ”大親友” に言われたから。

ナギ:「はあ…」大きくため息をつく。  

桜の花弁がひらひら舞う季節、春が来たようだ。

ナギ:「もう春、なのか、。」 春になるとあの頃を想い出す。

ナギ:「懐かしいな…」ナギ:「ハル…なにしてるんだろ、。」ハルとは、私の大親友、。毎日毎日一緒に遊んで、過ごして、ずっと一緒だと思ってた。でも違った。私は無口だったり毒舌みたいな性格に相まって、周りの星の子にいじめられた。別になんとも思わなかった、慣れっこだったもん。悪口言われるなんて、さ。主犯格はいると思ってた。でもまさか、私の大親友が ”主犯格” だとは思わなかった、。

ハル:「マジであいつきもいよなーw」そんな他愛もない会話を聞いてしまった。一気に息が詰まる。

ナギ:「うそ、だろ…?」

ハル:「~(笑)」

ナギ:「……ッ (泣)」たたたっと駆け足で逃げる。

ハル:「…、?だれかいるの?」とっさに物陰に隠れる。

ナギ:「ッう”…ヒック”(泣)」必死に嗚咽を噛み殺す。

ハル:「……(あの帽子は、ッナギ…?)」

ハル:「ナ、ナギ…ッ」

ナギ:「…もッやだ…ッ(泣)」

ナギ:「ダッ(逃げる)」

ハル:「……きらわれ,ちゃった、(苦笑)」

ハル:「どうにかしないとな、この性格…。」わたし、ハルの性格とは、簡単にいうと”断れない”性格のこと。ナギの悪口を言えと、星の子に言われて…断らないといけないのに断れなかった…。大親友の悪口を言ってしまった…。

ハル:「こんな出来損ない、死んだ方がいい、よね。」そうだよ、私みたいなクズは死ななきゃ。この世界から、大親友を傷付けたこの世界から消えてなくなってしまいたい。ナギは悲しむけど、。いや、こんな私が死んでもだれも困らないか、苦笑



 それじゃあ、こんな世界から「さよなら」だ。とッ、と崖から飛び降りる準備をする。

ハル:「…ナギ…ごめんね。」くる、と崖の方向に背中を向ける。ふと目に映った、麦わら帽子をかぶる青いケープを羽織ったきれいな目の星の子。

ハル:「ッえ、ナ、ナギ、?」

ナギ:「……ハル、なにしようとしてんの…。」

ハル:「こ、これは…そ、の、」ナギ:「…なに、自殺…でもしようとしてたんじゃないの、?」

ハル:「ッそれ、は…」

ナギ:「ハルはいつもそう、頼まれたら断れない。そういう性格なのは知ってる。」

ナギ:「私に悪口言ったのも頼まれたんでしょ?」

ハル:「う、ん…」ナギ:「分かってたけどショックだったなア…苦笑」

ハル:「ご、ごめんなさい…。」

ナギ:「まだ言ってない悪口あるんでしょ、。」ナギ:「早く、言いなよ。」

ハル:「…」

ハル:「ッお前、なんて死ねば…ッよか、ったの、に…泣」


ナギ:「ッ…苦笑」

ハル:「…ッう、あ、泣(我慢してた気持ちがもれる)」

ハル:「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…ッ生まれてきてごめんなさい息しててごめんなさい幸せになってごめんなさい死にたくないって思ってごめんなさい、ごめんッごめんッ」 崖の方向に背中を向けてケープを脱ぐ。

ナギ:「…ちょッ、ハル!?」

ハル:「死ななきゃ死ななきゃ死ななきゃ死ななきゃ死ななきゃ死ななきゃ死ななきゃ死ななきゃ死ななきゃ死ななきゃ死ななきゃ死ななきゃ死ななきゃ死ななきゃ死ななきゃ死ななきゃ死ななきゃ死ななきゃ死ななきゃ死ななきゃ…ッこんな出来損ない早く、死ななきゃ‥…ッ!!」 ふらっと崖から落ちる

ハル:「(正気に戻る)ッあ、…。ごめん、ねナギ…。苦笑」

ナギ:「う、そ…でしょ、?」

ナギ:「   ハ   ル   ッ   …   !」

ーーーーーーーーーーーー友情の音第一章完ーーーーーーーーーーーー

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コメントありがとうございます…(泣)カゲロウデイズのマンガからアイデアもらいまして…ヒビヤ君が、んじゃうときの…ボソッ()

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