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夏川『ふぁ〜……。』
キラキラと眩しい青空。いつも通りの朝がやってきたっ！（←そんなに喜ぶ？（笑）by深澤）
今日は学校。昨日翔太と会ったから、ちょっと行きにくいけど（翔太とは大学も同じだよ☆）……一応行く（笑）
ベッドの横の机に置いてあった、スマホを見る。
新着メッセージが3件あります〈5:26に新着メッセージが届きました〉
新着メッセージ？
こんな朝早く（5:26）からLINEなんて今まで来なかったけどなぁ……。誰だろ……。
私は急いでLINEを開いて、差出人を確認する。
＜渡辺翔太
渡辺✉️ 昨日ぶり。
渡辺✉️ 久しぶりに連絡するな。何年ぶりだろ。笑
渡辺✉️ 今日、絶対学校来いよ？俺がいるから嫌だ〜とか言われたら俺、泣くからな？笑
渡辺翔太だった。
翔太、なんでこんな朝早くに起きてるのよ。前までは「7時に起きてる〜」って言ってたくせに。
はぁ……翔太も、昨日の事覚えてたんだなぁ……。
しょうがない！翔太のためじゃないけど、行きますかっ！！！（←翔太のためじゃないけどって可哀想（笑）by佐久間）
☆ ☆ ☆
＿学校＿
急いで準備をして、急いで学校に来たゼ☆ｷﾗﾝｯ（←ドヤ顔はこんなふうにやるんだぞ！( ･´ｰ･｀)ﾄﾞﾔ by深澤）
夏川『おはよ〜。』
友達「あ、○○！おはよう。」
夏川『うん。』
私、友達少ないんだ。3回ぐらい虐められたことあるし、人間ってめっちゃ残酷な生き物だといつも思ってる。
岩本「お、○○！昨日ぶり（笑）」
夏川『あ、やっほ……。』
照と教室で合流（？）して喋っていると、女子からの視線を超感じた。
そう、照はイケメン。学年でも結構な人気を誇っているの。
でも、照がこんな私と喋るなんてありえないってみんなは思ってるんだろうなぁ……。
友達「ねぇねぇ、○○さん。ちょっと着いてきて。」
ある友達の数人グループに手招きされ、照から離れて友達の元へ行った。
連れてこられた場所は、体育倉庫だった。
夏川『ね、ねぇ？なんでここに来たの……？』
友達「うるせぇ！喋んな！！！！！」
ﾎﾞｺｯ
夏川『ｳｯ……。』
私は数人の中の1人の友達に腹を思いっきり蹴られた。
友達「いい気味（笑笑笑）」
友達「岩本様に近づかなければこんなことにならないのね〜？（笑笑笑）」
そう、人気者の照は「岩本様」とか「照様」とかって呼ばれている。
会社が同じのさっくん（さっくんは佐久間大介のあだ名だよ☆）とかめめ（めめは目黒蓮のあだ名だよ☆）とかも様付けで呼ばれているんだ。
夏川『ね、ねぇ……や、めて……ｯ。』
友達「喋んな。空気が汚れる（笑笑笑）」
夏川『な、なんで……。』
友達「ほら、もっと言ってみな？（煽）」
友達「次喋ったらどうなるんだろうね？（笑笑）」
夏川『や、やめ……。』
ﾄﾞｺｯ
ﾊﾞｺﾝｯ
この学校の体育倉庫はだいぶ狭くて、蹴られるたびにハードルやコーンにぶつかる。
背中や腹はもう痛すぎて痛みを感じなくなってきた……。
もう、意識を手放しそうという時、体育倉庫のドアが思いっきり開いた。
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
？？「○○っ！！！」
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