第一章 薄々わかってた
私は彼を呼び止めた。
「ね、ねぇ、結愛君。」
「、、、なに。」
やっぱり、彼は私にだけ冷たい。
いつもいつも仲良くなろうと、距離を縮めようと頑張っていたのに、、、
「なんで冷たいの、、、。」
彼は私に言った。
「あー、お前のこと、」
「信用してないから。」
なんで、確かに冷たいことが多かったけど、笑ってくれたこともあったじゃん、、、
でも、薄々わかってた。
私は
信用されてないんだ
って、
「、、、」
やっぱり、こんなド直球で言われると、悲しい、、、
、、、どうしよう、頭で理解できてないのかな、
色々と頭の中がおかしい。
どうしよう、