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あれからアメリカは、日帝とちょくちょく会っては一緒にその辺をブラブラするようになった。

もちろんしっかり日帝本人と日帝の友人達にも許可をもらっている。


その時日帝はいつもお馴染みのロリータ姿なので、アメリカも隣を歩く身分としていつものラフなパーカー等の服装ではなく、イギリスに前々から勧められていたお洒落な洋服を着て歩くようになった。



一緒にお洒落な飲食店やお店や場所に行ったりする内に二人の距離も縮まってゆき、今は毎週一緒に出掛けるようになった。


美形でお洒落な二人は大変絵になり、周りの人達からはよくきゃーきゃーと声が聴こえてくる。

カフェ等で食事中でも、二人共育ちがいいので所作や行儀がいいので特に視線をくらったりヒソヒソと話されていた。


元々日帝が一人の時でもまぁまぁこういうことはあったが……更に増した。



アメリカ「………ごめん日帝、もしかしてオレ居ない方がよかったかな」(小声)


日帝「安心しろ、こういうのは俺も慣れてる。 お前は大丈夫か?」(小声)


アメリカ「あぁ、オレも大丈夫だ。そうだな、オレ達こういうのは昔からの事だったよな……」(小声)


日帝「……まぁせめて食事中くらいはほっといてほしいとは思っているのだがな。

………正直、所作等に少し緊張してしまう」(小声)


アメリカ「………、フフッ(笑)」


日帝「な、なんだよ……」(小声)


アメリカ「いやー、へたしたらオレよりも所作が綺麗で、自主的にも取り組んでいる日帝でも人前では緊張しちゃうんだな~って❗」(小声)


日帝「っ///!うるさいなッ////、俺だって緊張くらいする///❗

……………初めてこの格好になる時だって/////」(小声)


アメリカ「やっぱそうだよな~、なんか一気に日帝との距離が縮まった気がする(笑)」(小声)


日帝「…………………そうか//////」🍰パクッ(小声)


照れくさそうに日帝はうつむき、ケーキを口に運んだ。

アメリカもそんな日帝を嬉しそうに眺めながらプリンを一口食べた。


一方周りは………




喪分子「わぁ✨……あの二人凄く綺麗……」(小声)


模文野「ほんとね✨……って喪分子、そんなあんまり見ない方がいいわよ、あの人達も困るでしょっ!」(小声)


喪分子「だってあんなの目と心の延命要素すぎるじゃんっ❗死ぬまで見てたいわッ‼️💕」(小声)


模文野「そんなの細胞レベルでわかるけど……迷惑になるから控えなって」(小声)


喪分子「う……はーい」🧇(小声)



麼鳧実「………あのカップル?めちゃくちゃ尊いですね。二つの意味で美味しいわ」モグモグモグモグ🧁(小声)


媽葡香「わかる それな 同意 賛同」ゴクゴクゴクゴク☕(小声)


他の客達もそんな会話を囁きながら、食事を楽しんでいた。

店内には和やかな空気が漂っていた。



………しかし、そんな店内で楽しんでいるアメリカとロリータ姿の日帝を窓から覗き見ている数人がいた。


シットー嬢「……………………」ゴゴゴゴゴ


ネンチャーク嬢「………チ”ィッ💢」


ゼニゲバーバ朗「………🤑」じー


ビブリッチ子「…………」じぃ~👀


マウンテンプラインド「……はぁ”ー💢」イライラ


アクシュウー嬢「…………ムカツク」



この六名はアメリカの過激ファンであり、アメリカと日帝と同じカントリーネーション学園の生徒である。

その過激さは他校にも噂されている程であり、アメリカ自身も迷惑に思う事が多々あった。


しかし奴等の思惑にアメリカはとっくに感づいていた。

前に一度、アメリカは奴等に

「ごまをすっているのがバレバレ、正直少し鬱陶しい、ベタベタしてくるな、周りに迷惑をかけるな」

と言っておいたのだが、それでも奴等は絶妙な距離で近づいたり離れたりを繰り返していつもアメリカの視界の端に割り込んで来ていた。ハエかな?


奴等は休日に偶然アメリカを見つけ、最近はロリータ姿の可愛い女の子(日帝)と一緒にデートをしているのを発見した。


ゼニゲバーバ朗「……なぁ、今ここで撮影してマスコミに売ってもいいかぁ?こんなスクープ売ったら結構な謝礼金貰えるぞ?」


ネンチャーク嬢「いいえだめよ、今のアメリカ様は変装しているの。私達はいつも見てるからわかったけど今のアメリカ様は他の人から見ても気づけないわ」


シットー嬢「それにそんなことしたらアメリカ様が世間に叩かれるじゃないッ!!💢

そういう余計なことはするんじゃないわよッ!!

やるならあの隣の女を撮影してアメリカ様にストーカーしてるとかでも吹聴してちょうだいッ!!」


ゼニゲバーバ朗「えぇーめんどくせー」


アクシュウー嬢「それよりシットーお嬢様?あの女どうやってわからせますのォ?」


シットー嬢「フンッこういうのは集団リンチが一番効果的なのよ!ついでにあの服ボロクソにしてやるわッ!!」


ビブリッチ子「えェ~❗破いちゃうくらいならあたちがもらっちゃいたぁ~い❗ぜぇったいあたちのほうがああいうの似合うもんっ❗絶対ぜ~ったいも·ら·う❗」


ゲボォッ (←作者)


マウンテンプライド「だよな~絶対ビブ子ああいうの着たら可愛くなる~❗」


ゼニゲバーバ朗「てかああいう服とかって高いよな?一緒に金とかも貰おーかなァ🎶」







アメリカ「………………」

日帝「………………」



カフェを楽しんだ二人はその後ゲームセンターで遊び、日帝はうさぎのぬいぐるみをゲットした。

垂れミミで花飾りの付いたとても可愛いぬいぐるみで、今の日帝が持っているとますます日帝は可愛い少女になった。


日帝「ふふっ……もふもふ……💕」


アメリカ「よかったなー日帝🎶(めちゃくちゃ可愛い……💕)」


日帝「じゃあ時間的にもそろそろお開きにするか?」


アメリカ「そうだな~、日帝。今日は送っていってやるよ❗」


日帝「え?いいのか?」


アメリカ「あぁ❗こんなに可愛いのに一人で帰らせるの正直ちょっと不安なんだ~」


日帝「……ェぁ?////……ぁありがとう////// 」


アメリカ「いーんだよ❗オレがしたくてやってるんだし❗」


日帝「あ、あの……その前にちょっとお手洗い行ってきていいか?」


アメリカ「いいぜ、うさちゃん持っててやるよ❗」


日帝「ありがとう、じゃあ行ってくる❗」




手洗いを済ませた日帝はアメリカのもとへ戻ろうとした。

が、そこでなにやらフードを被った臭う女性に声をかけられた。


臭う女性「あっあの!ちょっといいですか?」


日帝「えっ、私ですか?」


臭う女性「はい!すみませんがちょっと荷物を運ぶの手伝っていただけませんか?

とても急ぎなんですけど運んでもらう約束の人が来られなくなってしまって……二人でならすぐに運べられる量なので手伝ってもらえませんか!?」


日帝「わかりました!そういうことなら……荷物はどこですか?」


臭う女性「あそこの二階建て廃ビルの屋上なんです!行きましょう!」



すぐに終わらせられるだろうと思ったのとアメリカに連絡する時間がなかったので、日帝はそのまま廃ビルへ向かった。



屋外の階段を上ってゆき、廃ビルの屋上へ着いた日帝だったがそこには荷物らしきものは見あたらなかった。


日帝「?……あの、荷物ってどれですか?


………って(この人、学校の!)……」


アクシュウー嬢「ごめんなさいねー、実はホントは荷物運びは嘘なのよー」


臭う女性がフードを降ろすと、周りの物陰から残りの五人が出てきた。


六人は日帝を取り囲んだ。


日帝「(この人達……全員学校の生徒だ……確かアメリカの過激ファン………)

………あの、嘘ならなんのご用でしょうか?」


シットー嬢「は?アメリカ様の彼女面して隣歩きまわってるからに決まってるでしょ! 」


日帝(えー……隣歩きまわりに来たのアメリカからなんだが………)(´_`;)


ネンチャーク嬢「ちょっと可愛い顔だからってあの人と遊びまわるなんて図々しいのよ!身の程わきまえろっつーの!!」ドッ


日帝「わ……」ヨロッ


ネンチャーク嬢に肩を突かれ、日帝は少し後ろによろめいた。


ゼニゲバーバ朗「てかさー!君格好からして結構お金持ってるよね~?俺等を不快にさせた慰謝料で今持ってる分全部頂戴!」


ビブリッチ子「あとあと~❗その可愛い服とか帽子とか靴とか~、ぜーんぶあたちにちょーだいっ❗

あんたより絶対あたちの方が似合うからぁっ❗」


日帝(なんだこの無理難題集団……)


マウンテンプラインド「ホラホラァ俺らも暇じゃねーんだよ!さっさと出すもん出してくれない!?」


日帝「いやそう言われましても……

(集団リンチしてくる人達にあげられる物なんてないんだが………)」


シットー嬢「はぁ”!?この状況で断るなんていい度胸ねぇ!!

黙って従ってくれたら短めに済ませてあげようと思ったけど、そんな態度ならいいわ!!」


日帝は、激昂したシットー嬢に胸ぐらを掴まれマウンテンブラインドに羽交い締めにされた。


ネンチャーク嬢「これは当然のことだからねェ~?」


アクシュウー嬢「大声出すんじゃないわよ~?」


ビブリッチ子「ちょぉっと❗服とかは破かないでよねっ❗」


ゼニゲバーバ朗「わーってるってw」




日帝「ぇ……あ、ちょ!やめ」









アメリカ「………日帝遅いな……

あ、すみません!このトイレからロリータ姿の人が出てきませんでしたか?」


藻部「あぁ、その人なら少し前に女の子に荷物運びを頼まれてあの廃ビルの屋上へ行きましたよ?

よりにもよってなんでロリータ姿の人に頼んだんだろう……」


アメリカ「ッ!!!!!!

ありがとうございましたッ!」ダダダダダ


藻部「えぇ?あはい……

………大丈夫かな……も、もしかて110番案件になったり(汗)

ちょ、ちょっとここで待っておこう!」




















アメリカは全速力で廃ビルの階段を上って行った。

上からは特になんの声や物音は聴こえてこない、もしかしたらアメリカ自身のきれている息と足音で聴こえないだけなのかもしれないが……


そんな不安を抱えながらアメリカは屋上へたどり着いた。


アメリカ「日帝ッ!!!!!


……………え?」


日帝「あ、アメリカ❗」📱










画像


そこには📱を片手にした日帝と、その足元でボロクソになってのびている学校の生徒達六人の姿があった。


ロリータ少女が足元に数人転がっている状況でスマホを持っているその図はとてもシュールだった。


アメリカ「あ、あの……日帝さん?」


日帝「今ちょうどお前に連絡しようと思っていたところなんだ。ところでお前はなんでここに……」


アメリカ「あ、あぁ……トイレの周辺にいた人にお前がどこに行ったのかと経緯を聞いたんだ……………

あの、ところでこのボロクソになっているオレの過激ファンな奴等は………もしかして危害を!?」


日帝「あぁ。だからかわしたり受け流したり封じたりしている内に、こいつらは仲間を殴ってしまったり手すりに頭をぶつけてしまったり……俺も封じるのに多少突いたりしたからか、最終的にこの有り様になってしまった。

遅くなってしまってすまない」


アメリカ「いや!遅れたことはどうでもいいんだ!お前に怪我がないのなら……」


日帝「俺は無傷だ………ありがとう///」


アメリカ「あぁ……ごめんな、オレ気づくのが遅れて………どうせなら助けてやりたかったんだが……

 とにかく大事に至らなかったみたいでよかったよホントに」


日帝「……ふふっ(笑) なんだ❓️来てみたらコイツらにボコボコにされてて壁際で縮こまって泣いているボロボロの俺がいて、コイツらをボコしたら悲しんでいた俺を姫抱っこでもして帰る~なんてよくある日帝いじめられの展開をお望みだったか❓️


残念❗パワフル系日帝さんでした❗(笑)」💪


アメリカ「んふふっwそのネタ、オレも知ってるwwww

とりあえずなんともないのならいいんだ❗

………本当によかった……」


日帝「………ありがとう、心配してくれて///」ボソッ


アメリカ「おう!


……………さァて、コイツら………どうしてくれようか……」ゴゴゴゴゴ……













後日………


ボロクソになった六人は、あの後(アメリカが頼んで )藻部の通報により警察に連行された。


有名な家の者であり、有名な学園の生徒ということもあり奴等はマスコミの餌食となって世間に知りわたらされた。

いい親御さんには怒られたり、子が子なら親も親な親御さんには家紋に泥を塗った等で怒られたりと……

しかもやたらメディアでこの六匹の悪行が載り続けた。

この六匹の顔と名前とクズさはこれからこの六匹が死んだ後にも残るのだろう……


もちろん学園側からは退学を言い渡され、現実でもネットでも悪評がひろまった六匹はシャバの世界に顔を出すことがなくなった………


就職どころか居場所も危うい六匹がこれからどうなるか、アメリカも日帝も知る由がない。




因みにこの六匹が攻撃した人物があの日帝ということと、アメリカが誰かと休日を過ごしていたというのは警察とメディアにもお金と権力で黙っておいてもらっている。


藻部にもアメリカが頼んだ……というか、通報を頼んだ人物がアメリカだということもまだバレていなかったので、それすらも黙ったままで頼んでおいた。

藻部は「誰しも秘密はありますものね」と快く詮索等もせずに受け入れてくれ、事情聴取もしてくれた。


警察からアメリカと日帝の家へ連絡がいき、イギリス夫妻と江戸と日帝の兄弟達は光の速度で二人に駆けつけた。

あの日の二人はそこで別れ、それぞれ家に帰った。

そしてその日の内に、日帝宅の日本家屋敷には報せを聞いたイタ王とナチが駆けつけた。

アメリカも屋敷に帰ってから兄弟達や従者達に群がられることになった。


学園では、こんなチンピラ王道すぎてチンピラも嗤うことをする愚か者がいたということとそいつらは退学になった等、その他諸々が全校集会で話された。



後日、あの時と同じ格好をしたアメリカが同じ場所にいた藻部に会いに行き、詮索しないでくれたお礼に予約に年単位の待ち時間が必要になるような様々な高級菓子を一週間以内で注文できる特券を渡した。


藻部は失神しかけ、学園はあの六匹がいた頃より平穏になった。



🧁おわり🎀



閲覧、ありがとうございました❗m(_ _)m

目等がお疲れでしたらしっかり休んでください☕           作者より

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