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「わあ_これ、君が作ったのかい? 」
新しい公演の練習をする彼女に、手作りのケーキを差し入れました。
「たまには息抜きしてね」と微笑む貴女を見て、胸がきゅんとした彼女は少し赤くなった頬を隠すように頷きました。
❍✨
「貴女の手作り?嬉しい_ありがとう」
彼女の好物がわからなかったので、貴女が一番得意な料理を振る舞いました。
食べるのが勿体無いくらい…と言いながら、最後まで美味しそうに食べてくれます。
彼女に好物は何?と聞くと、
「貴女の手料理かなあ…ふふ、ご馳走様。また作ってくれる?」と微笑みました。
❍🌱
「ナツメヤシキャンディー!
とても上手く出来ているわ_ありがとう。一緒に食べましょう?ほら、あ~ん」
ナツメヤシキャンディーはスメールでは有名ですが、作るのは中々苦労しました。ですが、彼女の嬉しそうな笑顔を見るとその苦労も飛んでいきそうです。
食べすぎないように気をつけなきゃ_とキャンディーの入った瓶を高いところに置こうとしています。
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「へぇ、上手く淹れられてる。
君がこんなことを出来るなんてね」
生意気な言い方に反して彼の表情はいつもより柔らかく、喜んでいるのが伝わります。 苦い茶が好きな彼のために、茶の入れ方を勉強したかいがあったようです。
後日、お礼として彼が貴女の為にお茶漬けを作ってくれるでしょう。