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曲パロ
ニキ×しろ
曲 愛の標識
作者 クリープハイプ
君の故郷を代表するあの銘菓はたまらなく この上なく甘かったな。
👑:お土産やるよっ!
💜:うおっ!なんやこれ?
👑:うちの故郷の銘菓だよ!笑
💜:うまそー、広島でしょ?
👑:良く覚えてんな!
💜:当たり前やろ笑笑
あの甘い銘菓のあるところにアイツは行ったんだね。俺の苦さとは裏腹に。
簡単には飲み込めない現実
💜:なぁニキ…、
💜:なんでお前帰っちゃったんだ、?
💜:初恋の人と婚約するためとか、
💜:じゃあ俺はどうなるんだよッッ!!!泣
あいつが居なくなってから何ヶ月かたったが、忘れるはずもなく、胸糞悪い気持ちが俺を支配する。
一瞬我に返る 君がいない部屋に1人だった。
💜:昔この部屋に俺らで住んでたんだなぁ… 、
……
👑:ぼびー!ぼびー!やばい!
💜:うおっ?!お前何しとんねん?!
👑:焦げちゃったぁ… 泣
💜:それより怪我ない?大丈夫か?
👑:うん、ありがと泣
💜:次から気をつけろよ〜笑ッ
💜:うちの閣下はおっちょこちょいだなぁ…笑笑
……
💜:ぁ……、゛
💜:今では他の人にあの笑顔とか見せてんのかなぁ、
💜:他の人と幸せになってんだろうなぁ、
本当に愛してたのは、本当のパートナーは、俺じゃなかったんだなぁ……
ただの踏み台か…
今週君は帰る 生まれ育った街へと
👑:じゃあね、ぼびー。
💜:おう、元気でな!
👑:急に別れるとか言ってごめん。
💜:いいよいいよ、初恋の人が居るんやろ?
👑:うん、゛
💜:じゃあそいつと幸せになってこい!
👑:ありがと泣、
👑:俺もう時間だから行くね!、
💜:うん…、
あいつの後ろ姿を見て、俺はしばらく立ちつくしていた。どうしようもない悲しさと虚しさが俺を襲ってきて、気付けば頬に1粒2粒と雫が落ちてきた。
一瞬我に返るけど君と居たあの部屋は2人だったし
💜:ぁ、゛これ…
💜:写真立て…?
ニキと俺のツーショットが入ってる写真立てを、元々ニキが居た部屋から見つけた。
💜:懐かしいなぁ …、 ゛
💜:一緒に旅行に行ったんだっけ 笑笑 、
💜:あれ、 なんやこれ ……ッ
写真の後ろから手紙が出てきた。
💜:ぼびーへ…?
手紙を読み終わると俺は泣き崩れていた。
大好きだったニキと別れてしまったこと。俺との空間から消えてしまったこと。その全部が受け止められず、ただ膝を着いて号泣していた。
今週君は帰る 生まれ育ったあの街へと
……
元気でね
💜:ニキ元気にしてんのかなぁ、
💜:突然別れるとか言いやがって…笑笑 、
俺は良かった。
例えニキにただの踏み台だと思われていても
都合の良い恋人と思われたとしても
元気でね タララララ
ただ……
ニキの隣に居れただけで
死ぬまで一生愛されてると思ってたよ
それだけで十分だったんだ。
…