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不登校だったからこそ

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不登校だったからこそ

12 - 第12話 怖い

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2022年06月21日

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次の日お母さんに電話があった。

お母さんは顔を青ざめながら話を聞いていた。

何があったのかは分からなかったが、すごく心配になった。

私は、電話が終わるまでずっとソワソワしていた。


電話が終わり、お母さんが話し始めた。

「紡ちゃんが、この家に来る途中に事故に遭って、今病院にいるんだって。意識不明だそうよ。」

私の頭は真っ白になった。

「紡ちゃんは今、どこにいるの?!」

「近くの病院にいるんだって」

「私紡ちゃんのところに行ってくる!」

外に出るのは怖かった。

でも、紡ちゃんがそんな大変な状況にいるのに、私が怖がっているわけにはいかない!

私はお母さんに教えてもらった病院に向かった。

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