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シウバさんの想いが素敵ですっっ 相手を愛してる大事にしたい気持ちが、伝わってきてこっちまで頬が緩みますっっ(≧∀≦)
夢小説~
今日は珍しくシウバ目線です。
『』→らい
「」→シウバ
【】→アダム
()→店員
俺の彼女は美人だ。誰が見ても惚れるほどな。それが厄介だ。
俺だけのなのに。既成事実を作ってネットに俺の嫁って公開しようともしたが、
スラム街で生きてきた俺にとって初めて大事にしてぇ、離したく無ぇって思った女だ。だからいっつもモヤッとして終わる。
ど~すっかな…。癪に障るが…アダムに相談することにすっか……。
「………………っうことなんだよな。」
【あの守銭奴が嫉妬だぁ?明日は槍でも降るのかよ。】
「あ?俺だって嫉妬するわ女狂いのオッサン。」
【まぁ…。ど~すっかって言われてもなぁ。】
役立たずだな此奴。
【プレゼントでもしたらいーんじゃねぇの?】
「プレゼントだぁ?なんも解決しねぇだろ。」
【プレゼントには意味っうもんがあんだよ。】
「例えば?」
【めんどくせぇ男だな。例えばな】
【指輪:永遠の愛、約束、独占欲。
ネックレス:相手を守りたい、いつもそばに感じてほしい。
ブレスレット:友情、絆、寄り添う想い。
時計:時間を共有したい、一緒にいたい。
香水:もっと近づきたい、相手を思い出してほしい。
服:好意を受け取ってほしい、好みを反映したい。
花:赤いバラは愛、白い花は感謝や敬意。っう意味があんだよ】
「なるほどなぁ。しゃ~ねぇ。その提案採用してやるよ。」
【チッ、最後まで腹立つなお前。その代わり別れたらそいつ紹介しろよ。】
「別れねぇよバーカ」
女狂いのオッサンだし。クソほど嫌だが…
女には詳しいからな。たまには相談させてもらってるが…こ〜やって助けてもらうとはな
テキトーにここでいいか…。
俺は帰り道にあったアクセサリー屋に入った。
キラキラしててクソほど嫌だったが…
アイツに渡すためにな。
「指輪にすっか…?いや…でもな……」
と悩んでるうちに店員が話しかけてきた。
(如何いたしましたか?)
「ぁ~とっ…。」
日本語でなに言ってかわかんねぇ…。
(??)
わかんねぇし…翻訳機使うか…。
「プレゼント探してんだ。恋人に渡してぇんだよ」
と翻訳機に言って貰って店員はなるほどと顔をした。
(彼女さんはよく何を身に着けてたりします?)
翻訳機が…店員の言うことを翻訳してくれる。
アイツが…何を身に着けてるか…? ブレスレットだなと思った。
店員にお礼だけして。会釈だけだが……
確かブレスレットは 友情、絆、寄り添う想い。だっけか意味…。でも恋人に渡す場合…
「永遠」や「束縛」って意味だったよな…。
そう考えつつも家に帰り。
『シウバ!お帰り~!』
可愛い。リビングから顔をひょこっと出して見える喜んでる顔ほんとに可愛い。
俺は手を洗ってリビングに行くとさっそくブレスレットを渡そうとした。
「ほら…これお前にやるよ…。」
そう言ってブレスレットを渡した。
『可愛い!このブレスレット可愛い! 』
「お前に似合うと思ってな。」
『さっそくつけよ!』
そう言ってらいは俺のプレゼントしたブレスレットを腕につけた。細いからブカブカだが…。
「似合ってるな。」
『えへへ~!ありがとうシウバ!』
らいは俺に抱きついてきた。そのまま頭を撫で…俺は思った…。
絶対大切にしないとな。他のやつになんて渡さないって。
終