あいですっ
やっぱBL書くのは楽しいですね(。•̀ᴗ-)✧
今回表現方法こだわったので見てくださると嬉しい …… (〃ω〃)
それでは、本編すたーと!
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sy視点
❤️「はぁ、はぁ、」
俺は息を切らしながら病室へと向かう
こんな時に風邪を引くなんて最悪だ
俺が病室へと続く扉を開けようとした時、
🩷「だから俺は嫌と言っているんです!!!!」
❤️「………ひっ、!!」
kzくんの怒声が聞こえた
「しかし、金銭的な問題が絡んでしまってはもう無理と理解しているでしょう!?!?」
どうやら、中で言い合いをしているみたいだ
あぁ、本当に最近の運勢は最悪だ
俺は地獄の空間になりつつある病室に入る気にもなれず、廊下に座り込む
🩷「そうだとしても!!俺はこの病院で大切な人と出会えたんです!!」
「それが ーーーー の廃止の理由になるわけがないじゃないですか!!」
🩷「それでも俺はこの病院で働いていたいんです!!」
「あーもう!!最近はどいつもこいつも話を聞かないで!!また来ますから!!」
やばい、来るっ、!!
避けようとしたが、体が怠くて上手く動けない
がらがらがら
その場に座っていた俺は、病室から出てきたその人と目が合ってしまった
「あら、患者さん、?」
❤️「あっ、そのっ、えっと……」
俺は何を言えば良いか分からず、口籠ってしまう
「はぁ、まったく……」
そう言ってため息をついた後、その人はkzくんに向かって大声を出す
「患者さんが居るんだけどー!?さっさと診てちょうだい!!」
🩷「はぁ、?」
呆れらながら言いつつも、こっちに来るkzくん
🩷「誰だy………ってsy、!?」
kzくんは俺の姿を見た瞬間、真っ青になる
❤️「ちょっと、風邪引いちゃって、、、笑」
俺は苦笑いしながら言うが、kzくんの目は全く笑っていない
🩷「待て、動くな、!!」
そう言われ、俺は何も言えずに縮こまってしまう
ぺたっ
❤️「ひっ、!!」
でこに冷たい感触が広がり、俺は思わず声を出してしまう
だが、そんな俺の様子を見る間も無くkzくんは言う
🩷「熱いな………今すぐ安静にさせないと……」
kzくんはそう言うが、俺には心当たりがあまりなかった
熱はそんなに出ていただうろか……?
しかし今日になってから1回も測っていない
あれ、どうなってるの ……?
自分の体調のことなのに、一番分かっていなかったのは自分だった
そんなことをぼんやりと思いながら、俺はkzくんに病室の中へと持ち運ばれた
ぺたっ
🩷「sy、大丈夫か、?」
冷えピタを貼りながらkzくんは言う
❤️「 ……… んぇ、?」
俺は熱により会話能力が途絶え、曖昧な返事しか出来ない
何か言おうとしても、妙に眠気が襲ってくる
あれ、もう無理なのかなぁ……?
🩷「sy、sy、sy、!?」
kzくんが俺の名前を連呼する声が聞こえたが、俺は睡魔には勝てなかった
おやすみ、kzくん、、、
kz視点
必死にsyの名前を呼んでいたが、結局寝てしまった
今起こすと無理をさせるだろう、俺はその寝顔を静かに見ていた
それにしても、なぜsyが廊下で座っていたのだろうか………?
俺は考えて、ある結論に辿り着く
きっと、中で言い合っている俺の病室に入りづらかっただからだろう
俺だって、そんな場面に直面したら入ろうとは思わない
申し訳なく思いながら、俺はある疑問に面する
『syは俺らの言い合いをどこから聞いていただろうか』
もしも言い合いを初めの方から聞いていたら、きっと ……… あの話 も聞いていただろう
ねぇ、sy
もしも俺らは、結んでも解けてゆく紐のように
出会ってもすぐ別れてしまう
そんな関係なのか……?
俺は心の中で、聞こえもしないはずの問いをsyにした
sy視点
なんだか、夢を見ている気がする
実際これは夢なのかもしれない
それはある病室だった
特徴的な病室の形、鮮やかなピンク色に染まった椅子
もしかしてここは ……
❤️「kzくんの病室 …… ?」
俺がそう思いながら目を通した先に、kzくんが座って書類を書いていた
真剣な表情をしながら何かを書いているが、すぐに手を止めてしまう
そして、段々表情も曇っているように見えた
しばらくすると、kzくんは机に倒れ込む
🩷「ひ ぐ っ、う゛ぅ 、、、」
倒れ込んだ後、kz くんは泣き出した
静かな病室に響き渡る泣き声
何があったの …… ?
俺はそう聞きたくて堪らなかった
❤️「 ねぇ、、、 」
俺はkzくんに向かって、手を伸ばす
けれどその手は届かず、すり抜けてしまう
すり抜けた手の先にも、景色が広がっていた
そこもどこかの病室だった
椅子には青髪の先生……確かrmと言っただろうか、その先生が居た
青髪の先生の表情も、決して明るいとは言えなかった
青髪の先生は、さっきから一つのメモ帳に視線を動かしている
俺はこっそり、そこに書いてある内容を読もうとする
「XX Dépanneur
16h00-21h00
Mercredi, vendredi → Shift
Caissier,Stockage
⚠N’oubliez pas⚠
fu 」
だがしかし、文字化けしていて何が書いてあるのかがさっぱり分からない
「fu」と書いてあるから fu が書いた物なのだろうか……?
しかし、持っているのは青髪の先生だ
持っている人が違うため、辻褄が合わない
あぁ、何がどうなっているのだろう
そう俺が考えている間も、青髪の先生はただただ、そのメモ帳を見つめていた
透き通った、青と赤の瞳で
今度は視界が歪み出して、また景色が変わる
そこは誰かの家だった
机に向かっているのは緑髪の男の子 ……… 何だか馴染みのある気がする
俺はしばらく考えて気づく
もしかしたら、これは fu なのか……?
左耳のイヤリング、中指の指輪 ……… 探し出してみると、共通点が多くある
fuらしき人物は、教科書をめくって勉強していた
だが、その手はすぐに止まる
一向に勉強を再開しないので俺が fu らしきの顔を見ると、その表情は暗かった
いつも明るく元気に話す彼とは、もはや別人の様だ
やがて、教科書に何かを書き始める
まるで、助けを求めているような、弱々しい文字で
俺がこっそり見ると、そこにはこう書かれていた
『Lま先た、Oあ生いVたEい』
何を書いているのだろう、日本語どころか、英語も混じってしまっている
俺は諦めようとしたが、それでも何が書いてあるのかが知りたかった
表情を歪めて泣き出す kz くんの声
必死にメモ帳を見つめる青髪の先生の瞳
いつもの様子とは程遠い、弱々しい fu の字
あまりにも様子が違う3人に、俺には何が出来るのだろうか
いくら考えたって、答えは出て来ない
だが俺はあることに気が付く
fu の近くに掛けられたカレンダー
俺はそっと、その日付を見る
見ている内に1つ、気になったことがある
7/6 からのカレンダーが破り捨てられていたのだ
わざわざ何で …… ?
カレンダーを破る程のことがあるなんでことは ……… もしかして 、!?
俺はある1つの可能性に辿り着く
しかし、そんな時にまた視界が歪み始める
だが、今までと違うことがあった
何だか眩しくて ………
誰かが呼んでいるような ………
🩷「大丈夫か …… ?」
俺が目を開くと、不安そうに見つめるkzくんの姿があった
❤️「あっ、うん……」
🩷「そうか ………… よかった、笑」
俺が無事なことが分かると、kz くんは笑みを浮かべる
太陽に照らされたようなその笑顔に、俺は釘付けになってしまう
そんな俺に、kz は真剣な顔で話し出す
🩷「 ……………… sy 、言いたいことがあるんだ、」
❤️「えっ 、?うん …… 」
俺は驚きながらも返事をする
それを見て、kzくんは安堵した表情を見せた後、言う
まるで、大切な何かを伝えるように
🩷「この病院 ………… 」
🩷「近い内に、潰れるんだ」
❤️「え、?それって ……… 」
もしかして お別れ って、こと、?
理解した瞬間、俺は抑えきれない衝動に駆られる
❤️「そんなっ、!!だってまだっ、!!」
🩷「そう、だよな ……… 俺ら、せっかく再会できたのにな ……… 」
kzくんは諦めたように言う
❤️「何で ……… !?まだ何とか出来るかもだよっ、!!」
俺は必死に訴える
きっと、こんな別れを信じたくないのだろう
🩷「俺も今日、抗議したんだよ ……… !! けど駄目だった」
❤️「 嘘っ、!!!」
まさか、今日聞いた怒声ってこれのことだったの ……… !?
嫌だ、嫌だ、嫌だっ、!!
だがそんな悲痛な願いは届くはずなかった
🩷「ごめん、嘘じゃないんだ ……… 」
kzくんは申し訳なさそうに言う
きっと、もう決まってしまったことなのだろう
だから俺らは、もう 会えない 。
『医師と患者』という関係で、会うことはもう出来ないのだ
❤️「う゛っ 、うわあああああああ( 泣」
俺はそれを理解した瞬間、泣き出してしまう
前を見ると、kz くんが悔しそうに顔を歪め、俯いていた
どうか、
お願いだから、
嘘でも良いから、
誰がこれを、夢と言って ……… !!
段々日が沈み始め、紅く染まる病室に
俺の泣き声だけが響き渡った
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どうでしたか!!
告白 ………… と思いきやまさかの!?という展開でした ^_^
今回なんと過去最長です!スクロールお疲れ様でした(◍•ᴗ•◍)❤
ちなみにsyさんの夢で出てきた謎、解決できてませんが、結構簡単なので解いてみてください(。•̀ᴗ-)✧
1つ目がメモ帳、2つ目が教科書に書かれていたことですね!!
よければ❤、🗨️待ってます🫶🏻
コメント
11件
ん、え?待ってそれはなくないか!?!? fuさんの書いた文字は他の方が解いてくれてるけど、メモ帳は何だろうな …… と思って翻訳通したけど英語ではなかった…… 他の翻訳通してみます
はああああああああああああああああああああああ!??!?!???!??!??潰れる!??!?syさん🥲
fu. さんの書いた文字順番を並べ替えると LOVE先生またあいたい になる...?これは何か隠されてるよでしょうか..続き楽しみにしてます!