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お誕生日、調べたら保科の誕生日でした
時間ギリギリだけどがんばります(現在夜の11:49)
今回はR-15くらいかな
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11/21。
朝は冷え込み、夜はもっと寒くなってきた時期
そのなかで、夜に二人の白い息が星が光る暗い空ににじんで消えた
保科「…はぁ…寒…」
鳴海「東京なんてこんなもんだ。お前は何年いるんだ?慣れろ」
保科「あらまっ、かわいくないこと言う口やねぇ」
そう言って、保科は鳴海の口を塞ぐように唇を押さえた
鳴海「んむ…っ」
不満そうに唸る鳴海の手を引っ張って、同棲用の家に帰る。
何度目の保科の誕生日、鳴海は隠れてプレゼントを買っていた。
だが、保科はそれを見抜いていた
簡潔に言うなら、ただ鳴海が上着の右ポケットにずっと手を入れていたからである、しかももぞもぞ動かして
だから、保科はなんとなく勘づいていて、すこしにまにましていた
がちゃっ
扉をあけると、先に一人分のショートケーキとモンブランを冷蔵庫に入れ、二人で風呂にはいった
鳴海「はぁ…あったまった…」
保科「ごはん食べましょ、今日は手作りじゃないですけどね」
時間が遅くなってしまい、もうすでに11:21だ
もぐもぐとお持ち帰り用の弁当を食べる。
そのあと、モンブランとショートケーキを出して食べた。
もうすぐ12時を越える頃、すこし寝ぼけてきた保科の頬に、ゲームをやめた鳴海がちゅっ、と小さくキスをした。
鳴海本人は気にしてないようなそぶりをしていても、耳は真っ赤だ
保科はビックリして目を見開いたあと、嬉しそうに笑って、
ちゅっ
鳴海「!!」
保科「…プレゼント、あらへんの?」
鳴海の右ポケットにはいっている手に、自分の手を重ねてそう言った
ぼわっ、と赤くなっていく鳴海の顔を見て、保科は目を細めた
鳴海「…ん」
恥ずかしげに目を伏せて、洒落た箱を保科に押し付けるように渡した
保科はその手を握って箱を受け取り、机においた。楽しみはあとにとっておく、という精神なのかもしれない
現在、11:57
保科「…まだ、僕の誕生日やで。…やから、ケーキみたいに甘ったるい気持ちで侵したるわ」
そう言って、鳴海の唇に自分の唇を重ね、指を絡ませて寝室に行った。
そのあと、寝具の軋む音と淫らな声がリビングに小さく響いた
現在、5:58
ちなみに、箱の中身はブレスレットで、保科の瞳の色とよくにた宝石がひとつだけ埋め込まれたシンプルなものだった。それを見た保科は、喉が枯れ、疲れて眠っている鳴海に口づけを落とした
鳴海「…っん…」
保科「…今日は恩返しさせてもらおか。…プレゼント、おおきに。」
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アウトですね、現在夜の12:15です
鳴海の誕生日は絶対間に合わせる…
ちなみに、題名の神帰月は調べたら11月のことでした
それでは、お休みなさい