続き
地雷様 等 🔙
🍣 side
まろが、意識がなくなった、ってりうにぃに言われた。
そのときは、あまり分からなかった。
でも、救急車のピーポーって言う音を聞いたとき、まろがヤバい、ってことがすぐに分かった。
🍣 『 ひぐ”ッ…まろぉ、ッ… 』 ポロッ
🐤 『 …ッッ、 』
りうにぃと一緒に救急車に乗って、手術室の前の椅子で待って。
そのときに、ゆうにぃとかいむと初兎と合流した。
🦁 『 何があったん? 』
🐤 『 …な、ッ…なんか、っ 』
🐤 『 いふくんとッ…喋ってたら、っ 』
🐤 『 過呼吸か…ッ、喘息かわかんないけど 』
🐤 『 ずっと、辛そうな咳と呼吸してて…ッ 』
🐤 『 それで…ッ、それでっ… 』 ポロッ
そう…だったんだ、
🦁 『 大丈夫や、まろのことやから元々無理してたってのもあるし、りうらのせいちゃうで? 』
🐰 『 りうにッ…だいじょ ~ ぶ、? 』
🐤 『 …っ、うん 』
まろ、きっと喘息だと思うんだよねぇ、、
最近、夜まろと一緒に寝てて、いつも苦しそうにヒューって呼吸してるし。
そのときは、ちゃんと吸入器?を渡してあげてるんだけどやっぱり辛そうにしてた。
🍣 『 まろね、喘息だよ…ッ? 』
🐤 『 え? 』
🦁 『 な、なんで分かるん? 』
皆、俺の方を見てビックリしていた。
え、そんなに…?
🍣 『 だって、夜いつも苦しそうにしてるし 』
🍣 『 ぇっと…吸入器?、あげたもん。 』
🦁 『 そ、っか…ッ 』
💎 『 …? 』
🐰 『 どぉ、いうこと? 』
いむしょ ~ は、まだちょっとだけ早かったみたい。
難しいもんね。
だって、俺でもまだ吸入器を詳しくは分からないもん。
先生 『 いふさんは無事ですよ。 』
🍣 『 んゎ…っ、!? 』
お医者さんが後ろからやってきた。
びっくりしたぁ…、
まろ、無事でよかった…ッ
先生 『 いふさん、喘息の症状悪化、栄養失調、貧血、体全身には傷があったんですけど何か知ってますか? 』
きず…、
あ、
いじめだ。
🦁 『 …っ、はぃ、この前…ッ、おしえてもらぃました。 』
先生 『 そうですか、何か対策などは? 』
🦁 『 虐められていたみたいで…、今は学校を休んでいます。 』
先生 『 分かりました、大分症状が酷いので1週間くらい入院になりますが、よろしいですか? 』
🦁 『 …ッ、分かりました…っ 』
先生 『 では、こちらへ___ 』
そう言って、色々先生が話した後にまろがいるところに連れてってくれた。
先生 『 それでは、私は戻りますので。 』
先生 『 起きましたら、ナースコールを押してください。 』 ペコッ
🦁 『 はい。 』 ペコッ
ナースコールって、どういうやつなんだろう?
難しい言葉がたくさん出てきて、よく分からなかったな…。
🍣 『 …っ… 』
まろのいる部屋に行くと、まだ眠っていた。
💎 『 …いふにぃ、ねんね? 』
いむしょ ~ はまだ分かんないみたい。
…俺もまだ分からないものもあるけど…。
🐤 『 うん、ねんねだよ…っ 』
りうにぃ、声は優しくしてくれてるけど、よく見ると目に涙が溜まってて今にも泣いちゃいそうな顔をしている。
そりゃあ…そうだよね、っ?
🐰 『 …ぅ…え、ぇ”ッ… 』 ポロッ
初兎ちゃんが、突然泣き出してしまった。
🍣 『 …よしよし、っ… 』 ポロッ
俺は、よしよししてあげて初兎ちゃんが泣くのを止めた。
今日は、それで帰った。
起きなかったなぁ…。
次の日、行ったけどまろはずっと同じ顔をしていた。
起きる気配がない。
また、次の日。
まろが病院に行ってから、2日が経った。
今日も、起きないのか…。
皆、そんな感じでまろを見つめている。
🦁 『 まろ、そろそろ起きなや…、 』 ボソッ
アニキが辛そうにいってた。
ボソッて言ってたけど、俺には聞こえちゃった…。
🍣 『 …、 』
ふと、まろを見る。
やっぱり、苦しそう…だな。
🤪 『 …ッ… 』 ピクッ
🍣 『 …!? 』
今、ちょっとだけ動いた?
🍣 『 ぅ、動いた…っ!、 』
🦁 『 …ぇ!? 』
俺の声を聞いた皆が集まってくる。
🤪 『 …ッ、ぅ、… 』 パチッ
目をじっと見つめると、青色の綺麗な目が視界に入った。
起きた…?
🍣 『 ま”ッ…まろなのッ? 』 ポロッ
涙が突然出てくる。
本当に、信じれないくらいに嬉しかった。
🤪 『 …まろ、っ… 』
🦁 『 だ、大丈夫か…? 』
心配そうに、アニキがまろの顔を覗き込んでいる。
🤪 『 ぅん、ぉかえり、ッ? 』
まだ、病院だと言うことが分かってないみたい…?
家だと思ってるよね、?
🐤 『 …ばか。 』
え?
🐤 『 何2日も寝てるのぉ”ッ!!? 』 ポロッ
🐤 『 起きないかとッ、おもっ、たぁ”っ 』 ポロッ
さっきまでの、りうにぃの目に溜まった涙がたくさん溢れてる。
相当、辛かったんだよね…?
🤪 『 …ごめんなさい。 』
謝らなくてもいいのに…と思っちゃう。
🦁 『 さっき、ナースコール押したからな。 』
アニキが、なんか…ナースコール?を押してくれて看護師さんが来てくれるのを待つらしい。
…難しいな、
🦁 『 もうすぐ、看護師さんが来てその取り付けられてるやつ外してくれるで。 』
🤪 『 …ゎ、かった。 』
🍣 『 ぅ ~ 、よかったぁ、っ 』 ポロッ
そのときに、ガラガラっと看護師さんが入ってきた。
看 『 では、外していきますね ~ 。 』
手馴れた様子でまろの周りに着いていた器具を取り外していた。
カッコイイなぁ…。
看 『 では、また何かあったら呼んでくださいね? 』 ニコッ
そういうと、ガラガラっとドアを開けてどこかへ行ってしまった。
🍣 『 まろ…ッ、大丈夫? 』
🤪 『 …ん”…ぅ、ッ…だぃ、じょうぶッ? 』
俺の言葉を繰り返し言ってる…、
頭が回らないんだろうなぁ…となんだか面白くなってきちゃう。
🐤 『 大丈夫じゃないならちゃんと言ってよ? 』
強い口調で言うりうにぃ。
…ちょっと怖いかも。
🤪 『 …ッッ… 』
りうにぃの言葉を聞いたまろは少し迷ってから喋りだした。
🤪 『 …ッ、まだ…しんどぃ、っ… 』
🐤 『 ん、じゃあ今よりもしんどくなったり苦しくなったら言って? 』
🤪 『 …ん”っ…、 』 コクッ
ゆっくりと、小さく頷くまろ。
🍣 『 大丈夫だよ…っ? 』 ナデナデ
それが可愛らしくて。
思わず頭を撫でてしまった。
🤪 『 …ん”ふ…っ…w 』 ニコッ
🤪 『 ぁりがと、っ… 』
まろはずっと、にこにこしてた。
本当に、俺の双子の弟、可愛すぎでしょ…。
続く
コメント
14件
い や ー ほ ん と に 最 高 す ぎ る 🥹 💓 💞 続 き も 楽 し み に し て ま す ❗ ❗
一気見させていただきましたが、ほんとに青くんが優しすぎる😭ほんとに報われて欲しい!!
はぁ、よかった目覚めて…… まじでヒヤヒヤしましたよ!! 🍣くんが🤪くん可愛いって言ってる事実が可愛いッッッ