はいどもー主です。
リムコン &赫くん誕生日読み切り。
こーすれば 一石二鳥(?)
カチッ カチッ カチッ … 。
2025/02/09 00:14 。
配信も終わり 、俺は 部屋の中で ただ 静かな空間を味わっている。誰も居ない。たった一人の部屋でパソコンに映る自分のV体 。まさか、あの独りだった俺がここまで成長するなんぞ 9年前の自分は思ってもいなかっただろ。
赫「はぁ …やっぱ 祝われるのは 苦手だな」
あんまり 誕生日が好きじゃない。
サプライズ的な事が好きじゃない。
どう反応するのが正解なのかよく分からない。学生の頃、教室に入ると盛大にお祝いされなんとも反応出来なかった。その時、友達に言われたこと。「つまらない」と言われた。それがもうトラウマ だった 。だから誕生日は嫌いだ。
その時、通知がなった。紫からだ。
「通話せん?」と。俺はその誘いに嬉しくなってすぐ返信した。
赫「紫からだなんて珍しいな。」
紫「うぃ~おっつ~。」
通話に入ると、紫は声少し高かった。
赫「何?笑 酒でも飲んだ?」
紫「飲んでねえよ~ 。笑」
「ただ 相棒の誕生日だから~?テンション上げてるだけだよ~笑」
赫「なんそれっ笑」
何故か今日は紫はテンションが高かった。 いっつもそうだけど。
紫「ちょっとだけ 、酒飲もっかな~」
赫「え?今から?」
紫「うん、今から。赫も飲も?」
赫「えぇ… 。」
紫の押しに俺は上手く引けなく、そのままお酒を飲んでしまった。
赫「はぁ…。」
紫「んはっ、赫ももっと飲めば~?」
赫「いや、飲まねえし…」
まずい…紫が完全に酔ってしまった。声からすれば、めっちゃ酔ってることが分かる。
赫「も~…。」
紫「赫ももっと飲めよぉ!全然顔赤くねえじゃんかぁ!」
赫「お前が見えてないだけでこっちも顔真っ赤なんだわ…。」
紫「えぇ?笑」
この酔っぱらいどーしようかね。
紫「……赫~?」
赫「ん?」
紫「誕生日おめでと~…」
赫「!」
突然にそんな事を言うと少し恥ずい。
赫「そ…⸝⸝」
耳が少し暑い。これも全部きっと酒のせいだ。そう思いたい。
紫「んへ…照れたぁ?⸝⸝」
赫「照れたよ…ばか⸝⸝」
紫「そっか~⸝⸝」
やっぱ、紫と居ると…とっても落ち着く。幸せな気分になっていく。俺にとって紫は大切な大切な…大切…な…。
紫「赫はね…」
紫の声が少し普通の声になった。でもまだ酔っている声が混ざっている。その声に何故かドキドキしてしまう。
紫「赫はね…、俺の…大切な…大切な… 」
赫「っ… ⸝⸝」
紫「………」
赫「紫 ?」
突然黙った紫に俺は困惑する。だがすぐ、紫の寝息が聞こえた。
赫「はぁ…?こいつ何 笑 期待させといて…」
赫「紫…会いたいなぁ…」
相手には聞こえていない。今じゃ、静かな部屋で独り言を言っているようだ。バカみたいだ。
紫「今からなら、居酒屋空いてると思うよ。」
赫「えっ、」
紫の声だ。起きていた?でもさっきまで寝てて…。まさか…こいつっ
赫「起きてたんか!?⸝⸝」
紫「まんまと騙されて~酒飲んだふりにも気づかないなんて~」
「馬鹿だな~笑」
赫「性格悪…」
俺が拗ねて、酒をカブのみする。
紫「おーい飲みすぎんなっ笑。飲みにいくんだろ~?笑」
赫「…飲む。⸝⸝」
紫「OK 笑」
東京も雪に囲まれたもんだ。それにリア充が盛りだくさん。正直いってウザイったらありゃしない。
赫「まだかね~…。」
「あの人ボッチ~?笑」
「辞めてあげなよっ、彼女待ってるんじゃない?笑」
「えー?こんな時間に~?笑」
あのクソアマ共…絶対俺の事じゃん…。
はぁあぁ。活動してる以上、一生。彼女できねえのか。いや、一生ではないか…。
紫「うぃ~おっつー」
紫が俺の肩を組む。
赫「おい…遅刻したことに着いて、なんもねえのか?えぇ?!」
紫「それはすんません。」
赫「よろしい。で、どこの居酒屋いくん?」
紫「あ、考えてねえ。 」
赫「はぁ…行こ。良いとこあるわ。」
俺は紫の手を引いて、居酒屋へと向かった。
紫の手は冷たかった。
紫「赫の手しゃっこいわぁ~。笑」
おいおい、北海道弁出てますよ~?と言いたいところだが、もっと突っ込みたいこと後ある。
赫「お前もな。笑」
紫「んでことで…赫の誕生日を祝って…、かんぱーい !」
紫が酒のはいったジョッキ上げて、俺のジョッキに乾杯する。
赫「かんぱーいっ…笑」
2人で飲む酒はいつぶりだろうか、とても楽しい。頬も耳も全てが赤く染まった。
紫「まじ美味かった。あ、俺奢るわ。」
赫「いやいいよ。俺から誘った的な感じなんだし。」
紫「だーめ。いつもは俺奢ってるっしょ?」
そう言って紫はレジにすぐま、向かって、お金を出した。
赫「ぁ…」
会計を済ませた紫が戻って俺の手を握った。俺より少し大きくて。暖かった。
紫「今、バレンタインイルミーあるらしいから、行こ。」
赫「え…ぁ…うんっ。」
俺は握られた手を少し。ほんの少しだけど、軽く握り返した。
赫「…寒い」
紫「カップルだらけ…。」
紫赫「人多い…。」
最悪の3つが出揃っている。最悪最低だ。
赫「でも、本当にイルミーやってんだな」
紫「結構ピンク多い…」
赫「あぁ…メンヘラピンクが脳内再生される」
紫「……2人きりの時間なのにっ…あのメンヘラピンク野郎。」
紫がなにか呟いた。聞き取れなかったから紫に「なんか言った?」と聞くと、紫は頬赤くし顔を逸らして「別に…」とだけ言った。寒さのせいか、紫の頬は赤かった。
赫「…?」
紫「…公園行こ。」
赫「え”っまた移動!?」
紫「早くっ」
赫「ちょ、」
紫は俺の手をさっきとは違うつなぎかた。いや握り方で、俺を引っ張った。
誰も居ない公園。夜だから少し不気味だ。
でも、2人きり…それがとても嬉しいものだ。
赫「…はぁ~っ」
俺が軽く息を吐くと、白い湯気が出る。少しエモい感じだ。これを高校の時にやりたかった。(いい感じのアオハル。 )
その時、頬に何か熱いのを当てられる。
赫「熱っ!?」
紫「んは、なにアオハルごっこしてんの?笑」
いたずらっぽい笑顔でニヤニヤしている紫。イライラしてしまうもんだ。
赫「別にアオハルごっこじゃねえしっ⸝⸝」
紫「そっか。はい。ココア。」
赫「ん…っ⸝⸝……ありがと。」
紫「あと20時間後ぐらいでお前の誕生日は終わるからな~」
赫「エモい雰囲気ぶち壊すなよお前。 」
紫「俺の得意分野やから。」
赫「いっちゃん要らねえ得意分野…。」
こうやって2人で喋っていられるのはあと大体2時間ぐらい。正直いって寂しいもんだ。
紫「…赫。」
赫「ん?」
紫の方を見ると、紫の表情は真剣だった。そんな顔に俺は少しドキドキしてしまう。いや、少しでは無い…気がする。
紫「…大好きだよ。」
赫「え…。」
突然の言葉。それって恋愛的?メンバーとして?どっちなんだ?俺はその状況に理解しかねなかった。紫の頬も赤い。多分…俺も。
紫「…赫っ、」
赫「ぁ…うっ」
紫は俺の頬に手を当てそのまま…俺と紫の唇が重なった。
これでええかい?🥺
赫君🎉♥︎ ᕼᗩᑭᑭY ᗷIᖇTᕼᗞᗩY ♥︎🎉
コメント
6件
コメ失っ!!ちょっと最高すぎるって(( なんかすごい青春を感じた、もう一生幸せでいてほしいですね()猫天使さん作品美味しすぎてこっちまで幸せになった!いつもありがとう(?)
ねこっち~?う~ん、 最高すぎかよッ!!_:(´ཀ`」 ∠): みてるこっちがドキドキする…💕✨ いつの間にか涙出そうになった…😭
べりーべりーでりしゃす(?)