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ご本人様とは全く関係ありません
前回、対面座位、フェラ、駅弁の
3つを書きました。その時点で力尽きています((
もっとRは勉強せねば……勉強不足です😭😭
さぁ、青さんにとっての
『メインディッシュ』とは一体何だったのか。
果たして、わたしはこのワードで
前回の話を切ってよかったのか……
それでは、続きからどうぞ
ないこに酒を飲ませた理由。
そんなん、ひとつしかない。
「あ、あ……っ、
もっろ、まろ……もっと……ちょ〜らい?」
熱を帯びた声で、
縋るみたいに名前を呼ばれる。
ただ、それが見たかった。
可愛いないこを、
もっとぐずぐずにしたくて。
触れるたびに、
縋るように求めてきて。
何度でも、
名前を呼ばせたくて。
「あぁ……ほんま、可愛い」
ぽつりと零れた本音。
酒には弱いくせに、
顔色はあまり変わらへんタイプやから。
まるで、
シラフのまま言わされとるみたいで。
それがまた、たまらん。
……せやから。
小さく息を吐いて、
ないこを見下ろす。
「お姫様のお願いくらい、
ちゃんと聞いたるよ」
甘やかすように囁いて、
そのまま指先で頬をなぞる。
――俺の欲を満たす代わりに。
「ほら、どうして欲しい?」
そう問いかければ、
ないこはとろんとした目でこちらを見上げる。
焦点の合わないまま、
目にハートを映し、
呼吸を乱して、口を開いた。
「もっと……」
震えた声で、名前を呼ぶ。
「まろで、もっといっぱいにして……?」
ぐい、と首に腕を回されて、
目と鼻の触れる距離まで引き寄せられる。
そのまま言われるもんやから、
思わず喉が鳴った。
「……そんな顔して言われたら、なぁ」
くすりと笑って、
絡みつく腕を優しくほどく。
改めてないこを見れば、
我慢できへんみたいに、
ヘコヘコと腰が揺れていて。
自然と口角を上がるのが分かる。
軽く顎を持ち上げて、
「じゃあ――ないこが動いてみ?」
低く囁く。
そのまま唇を重ねれば、
びくりとまた身体が震えた。
「……ほら、もうちょい奥までいかんと、
届かんよ?」
低く落とした声も、
今のないこには届いてへんみたい。
流れてくる快楽に、
ただ必死でしがみついとる。
「んぅ……ひ、ぁ……っ」
俺の腹に手を置いて、
ふるふると震えながら、
少しずつ腰を下ろしていく。
せやけど。
さっきから、
どうしても浅いところで止まってまう。
怖いんか、
それとも余裕がないんか。
まぁ、どっちだっていい。
だって、
必死に応えようとするその顔が。
こんなにも
愛らしいんやから。
「まろ……むぃ、できなぁ……」
わざと手を出さずに見ていたら、
案の定、限界みたいに縋ってくる。
目にはうっすら涙が浮かんで、
頼るようにこちらを見上げてきた。
「……そっか」
小さく笑って、
その頬に触れる。
その瞬間、ぱっと表情が緩むあたり、
たぶん、
助けてもらえる思ったんやろ。
……でも、残念やな
指先で涙をなぞって、
わざとゆっくり拭ってやる。
「んー……やけど」
少しだけ顔を近づけて、
逃げられへん距離で囁く。
「もうちょい、ないこが頑張って?」
優しく言ってるはずやのに、
拒ませる気なんて最初からなくて。
一度だけ、下から突き上げる。
「お゛……っ」
不意に深く触れた感覚に、
ないこの身体がびくりと跳ねた。
そのまま奥をなぞるように、
ぐりぐりと擦り上げる。
「っあ……〜〜!」
堪えきれへんみたいに、
甘い声がこぼれて。
欲を吐き出す。
力が抜けたのか、
そのままくたりと身体が崩れた。
びくびくと身体を痙攣させながら、
俺の上で荒い息を繰り返す。
視線を落として
乱れた髪を軽く撫でる。
ここまでしても、
とばないんか……。
「さすが言うべきか……」
ぽつりと零して、
少しだけ目を細めた。
それとも。
この10年、
俺がやりすぎたんか。
やって、
付き合った次の日に……。
……あかん、やめよう。
考えたらキリがない。
いや、1回考えてみてほしい。
幼稚園とか
物心ついた頃にはないこに惚れてて。
どこが可愛いってもう全部。
あの頃のないこは、
幼児特有のもちもちのほっぺに、
ピンク髪には天使の輪。
幼いくせに、もう完成されとった。
狙われへんわけ、ないやろ。
そっから先も地獄。
歳重ねるごとに、
どんどん目立っていく。
勉強できるわ、
顔ええわ、
ノリええわ、
リーダーシップあるわ。
……なぁ、
全部持っとるやつが好きな人の幼馴染の気持ち、
考えたことある?
牽制せんわけないやろ。
高校生のあの日もそうや。
ないこにチョコ渡してくれって頼まれて、
相手見た瞬間、察した。
こいつアカンやつやって。
せやから、わざと受け取った。
……まぁ、あれで
誤解されるとは思わんかったけどな。
付き合ってからも、楽やなかった。
高校ん時はまだマシや。
俺が牽制しとるの、
ある程度知られとったし。
けど大学はちゃう。
将来のために、
お互い別の道選んで。
同じ都内でも、
距離はちゃんとあって。
……で何が起こるかって、
俺の嫉妬祭り。
サークル入ったら、
付き合いの飲みもコンパも避けられへん。
そのたびに、
落ち着かん夜ばっか増えていって。
「……またか」
何回、泥酔したないこを迎えに行ったんやろ。
ふらふらになって、
その隙にと
他のやつにベタベタ触られとる姿見た瞬間……
ほんま、全部潰したろか思ったわ。
当然、そのまま連れて帰って。
「ほら、帰るで」
って言いながら、
周りを睨みつけて
しれっと牽制も忘れへん。
……何回やったか、もう覚えとらん。
酒に酔ったないこは、
見ての通りやけど、やたら素直になる。
せやから、
俺のなけなしの理性なんて
簡単に吹き飛ぶ。
お仕置き、なんて言い訳つけて。
気づけば、いつも同じ流れ。
そりゃ簡単にはとばへんわな、って
もう一度頭を撫でようとして……
「……あれ」
さっきまで腕の中におったはずの体温が、ない。
視線を上げると、
そこには。
俺の上で、
再び腰をゆさゆさと揺らしながら、
甘い声を漏らすないこがいた。
「んっ……あ……っ
まろ……きもちっ……?」
……あぁ、そう。
忘れてはいけない。
幼馴染で、恋人で。
長い時間を共有してきたからこそ見せる、
この無防備な顔と少しだけ子供っぽい性格。
それを独り占めできるんが、
俺の特権。
「……うん、気持ちええよ」
低く返して、
ぐじゅぐじゅになった前に触れる。
「……でも、ないこ、もっと欲しいんやろ?」
その言葉を発した瞬間、
中がきゅっとしまった気がした。
そして、
そのまま亀頭をぐりぐり弄ると
さらに中がしまると同時に
「あっ……だめ、だめ、……あ、あ……っ
でる、でちゃ……〜〜っ」
ぷしゃと音を立てて、潮を吹いた。
乱れた呼吸のまま、
力が抜けて、また俺に崩れ落ちる。
けど、
そんなないこを構う余裕もなかった。
さっきまでとは比べもんにならんくらい、
俺のを搾り取るように強く締めつけられて。
「……っ」
思わず息が詰まる。
「……はっ、ごめ……ないこ……」
抱き寄せて、
そのまま額を寄せたまま
溜め込んでいた欲を、
ないこの中に一気に吐き出す。
「はーっ……はー……」
荒い呼吸が、静かな部屋に落ちていく。
腕の中で、
ぴくぴくと小さく震えるないこの頭を、
ゆっくり撫でながら、呼吸を整える。
「……ないこ?大丈夫?」
声をかけても、返事はない。
不思議に思って、
少し身体を起こして覗き込めば、
「……寝とるやん」
すやすやと、安心しきった寝息。
さっきまであんなに乱れとったくせに。
「……っは、かわ」
呆れたように笑って、
もう一度そっと抱き寄せ、
額に唇を落とした。
朝。
……いや、もう昼といったほうがええかも。
もぞ、と。
腕の中で何かが動く気配に、
ゆっくり目が覚めた。
「……ん」
まだ重たい瞼をこじ開けて、視線を落とせば。
すぐ近くに、
寝ぼけた顔のないこ。
「……起きた?」
かすれた声でそう言えば、
ないこはぼんやりしたまま、こくりと頷いた。
「まろ……おはよ……」
ふにゃ、と力の抜けた声。
そのまま、
すり寄るみたいに胸元に顔を埋めてくる。
「……もう昼やけどな」
小さく笑って、
その頭を撫でる。
「んー……いいの……」
まだ眠そうに目を閉じたまま、
ぎゅっと服を掴んでくる指。
……あぁ、ほんま。
俺を振り回すのが上手なこと。
昨日あんだけぐちゃぐちゃになっとったくせに、
こういうとこだけ、いつも通りで。
「……身体、大丈夫?」
少しだけ顔を覗き込めば、
ないこは一瞬だけ視線を逸らして、
「……だいじょぶ……」
小さく答えて、また擦り寄ってくる。
耳までほんのり赤いのが、
隠しきれてへんけど。
「ふふ、ほんま?」
わざとからかうように言えば、
むぅ、と小さく頬を膨らませて。
「……なにも、覚えてないもん……」
嘘つけ。
そう思いながらも、
あえて何も言わずに。
「そっか」
ぽん、と頭を軽く叩いて、
そのまま抱き寄せた。
「なら、もう一回教えたろか?」
耳元で、低く囁く。
びくりと跳ねた身体に、
くすっと笑って。
「……冗談やって」
そう言えば、
「もぉ……」と小さく零して、
額をぐりぐりと胸に押し付けてくる。
そのまま、
ぎゅっとしがみついて離れようとせえへん。
「……甘えん坊め」
小さく呟いて、
指先で髪を梳く。
「ん〜?なんか言った……?」
「何も言ってへんよ」
寝ぼけた声に、くすっと笑って。
そのまま頬に触れながら、
ふと時計に目をやって、軽く息を吐いた。
……ええ時間やな。
もう一度、ぽん、と頭を撫でる。
「朝ごはん用意してくるから、
もうちょい寝とき」
「ん……あぃあと……」
ないこと離れるのは少し寂しいが、
無理にないこの身体を動かすほうが嫌だ。
名残惜しそうにしがみついていた手が、
ゆるりと離れる。
……ほんまは、俺も離れたくないけど。
無理に起こすほうが、もっと嫌や。
「しばらくしたら、こっち来ぃや」
小さくそう言って、
そっとその場を離れる。
キッチンに立って、
コーヒーを淹れる準備をする。
豆を挽く音が、
静かな部屋にやわらかく響いて。
……こういう時間も嫌いやない。
ないこと夜を過ごして、
ないこを想いながら待つ時間。
お湯を注げば、
ふわりと広がる香ばしい香り。
カップに落ちていくそれを眺めていると、
どたどたと、
さっき俺が来た方向から、騒がしい音。
「ま、まろ……っ!!」
ガチャ、と少し荒く扉が開いて、
肩で息をしたないこが飛び込んでくる。
「どした?」
思わず眉をひそめれば、
「こ、これっ……!!」
震える手で右手を上げて、
左手でその薬指を指した。
そこには。
小さな、金属の輪。
「……うん?」
一瞬、思考が止まる。
「これ……っ、指輪……っ、
どうして……」
混乱したままの声で、
ないこがこちらを見上げてくる。
その顔見た瞬間、
――あぁ、やっぱり。
「……どうしてって」
ゆっくり近づいて、
その手をそっと取ると、
かすかに震えてるのが伝わる。
「ないこが好きだから?」
「……え……」
固まるないこの指に、
軽く自分の指を絡めて。
今度は、
自分の右薬指を見せた。
「嫌やった?」
少しだけ意地悪く笑ってやれば、
みるみるうちに顔が赤くなっていく。
「お、起きてるときでいいじゃん……っ」
「えぇ、だって記念日に渡したかったし〜?
でもないこ寝とるし〜?」
わざと軽く言えば、
「それはお前が激しくするからだろっ」
「ないこだってもっともっと言っとったやん」
「……っ、それは……!」
言い返しかけて、
結局言葉に詰まるないこに、
くすりと小さく笑う。
「……まぁ、ええやん」
絡めていた指を、
今度はしっかり握り直して。
「ちゃんと、渡せたんやし」
さっきまでの軽さを少しだけ引いて、
落ち着いた声で名前を呼ぶ。
「……ないこ」
視線を合わせて、
ゆっくりと言葉を重ねる。
「これで言うの、3回目やけど」
指輪のはまった手を、
そっと持ち上げて。
「『大きくなったら結婚しよ』って」
あの頃と同じ言葉を、
今度はちゃんと意味を込めて。
一拍、息を整えて。
「……改めて、」
ほんの少しだけ、指に力を込める。
「俺と結婚してくれますか?」
ロマンチックさも、
絢爛さも、何の欠片もない。
ただ、何でもない日常の中でのプロポーズ。
それでええ。
それがええ。
俺がないこと歩いていきたいのは、
こういう、何気ない毎日やから。
「……返事、くれる?」
さっきから黙り込んだままのないこに、
そう問いかける。
ないこは、
しばらく何も言わんまま、
じっと、俺を見て。
「……っ」
唇をきゅっと結んで、
次の瞬間。
ぽろ、と。
「……な、なんで……っ」
涙が一筋、こぼれた。
「こんなん……ずるい……っ」
震える声でそう言いながら、
ぐい、と腕で目元を拭って。
それでも止まらへん涙を、
もう隠すのもやめたみたいに、
ぐしゃぐしゃのまま笑った。
そして。
「……うん」
小さく、でもはっきりと。
「うん……っ」
何度も頷きながら、
そのまま、俺に抱きついてくる。
「する……結婚、する……っ」
胸元に顔を埋めて、
ぎゅっと強くしがみつく腕。
「……まろとがいい」
その一言に、
心臓が一瞬止まったみたいになる。
「他じゃやだ……っ」
子供みたいな言い方やのに、
それがどうしようもなく嬉しくて。
「……そっか」
小さく笑って、
そのまま抱きしめ返す。
「じゃあ、決まりやな」
ぽん、と頭を撫でて。
「これからも、ずっと俺の隣におって」
腕の中で、
何度も何度も頷くないこと、
小指を絡めて誓う。
病める時も、健やかなる時も。
たとえ世界が俺らを認めなくても、
君を愛し、敬い、慈しみ、
君と人生最幸の日々を繰り返すことを――
「「約束」」
花芽吹く、暖かな冬の朝。
またひとつ、
俺たちを結ぶ約束が生まれた。
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