キーンコーンカーンコーン
ダッダッダッダッ
「あっぶなー間に合った。トイレいってたらこんな時間。」
「よかったー。」
「おせーよ。お前ら。」
そうか。颯汰は瞬間移動つかえたっけ。
さすがだなぁ。
「さすが、瞬間移動は格が違うな。」
サーッ
ゴロゴロ
えっまさか…雷?また?
「まさか…雷!?」
「ああ。」
マジかよ…そうだ!
「天気よ、光を取り戻せ!」
「天気を操んの?」
「見せるのね、あなたの超能力。」
…晴れた。
「おお。本当に晴れた。」
「やった!」
これが…天候を操れる便利さ…
この力を…どう使おう。
佐奈子は電撃を操れたっけ。
…また、電池充電してもらおう。
「…さて、じゃあこの問題を…田中君。」
「はい!」
シュン
「はやっ!?」
「今のって…瞬間移動…?」
「ほぅ、今のが瞬間移動か。」
「すごいわね。」
カキカキ
「正解!」
「やった!」
シュン
「いやー皆さん。突然ですが、暑いですね。」
暑い…?なら…
「寒の風よ、今ふかん!(小声)」
「…と思ってたら急に涼しくなりましたね。」
「なぁ、宗弥、お前って、気温も操れるん?」
「天候って、気温も含むよね?」
「まぁ…そうだな。」
「便利ね。」
俺、天候も操れたんだ…
「あそうそう。この時計、電池が切れちゃって。
充電してくれる?」
「いいわよ。ちょっと貸して。」
バチバチ
「できたわよ。」
「充電満タン。」
「すげー!」
「ん?何か聞こえたぞ?」
「知りません。気のせいでは?」
ガタン
「!?」
またか…
「おいなんだよ!何影口しとんじゃ!」
「オメーがバカなだけだろが!」
「うるさいです!座りなさい!」
「スミス先生!」
「ガタン」
スミス先生のサイコキネシス…やっぱえぐい。
「スミス先生…」
「もう使いこなしてるわね。」
「えぐいな。」
「おいそこ、私語を慎みなさい!今は授業中です!」
「はい。これで授業は終わります。」
キーンコーンカーンコーン
「おお鳴った。それでは号令。」
「起立!
気をつけ!
礼」
「ありがございました。」
やっと終わった…
見た感じ、超能力が使えるのは
俺、颯汰、佐奈子、スミス先生の四人か。
俺らだけが使えるようになった…
何かある…
「宗弥、何ぼーっとしてんだ?」
「お、おう。ちょっと外見てて。」
「ああ。」
「…外、綺麗だな。」
「まだ朝だもんな、これで。」
「夕方、もっと綺麗になってそうだな。」
「ああ。」
続く
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