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※ご本人様、関係者、事務所等一切無関係の非公式
※晒しなど外への公開は禁止
伏字は使用していません。
視点は表記なく入り乱れたまま連ねており、擬音も多数使用しています。おそらく見にくいただの自己満妄想なので誤字脱字や解釈違いなどご了承ください。
▶ R18 濁点 ◀︎
割愛された夜の1部分。挿入はありません。
でも多分かなりわりとえっち(当社比)。
文字多めの長め。
勢いと妄想で仕上がっています。
上記意味のわからない方は閲覧をお控えください。
ん、こいつ今
なんて、
「……」
風呂場の壁に拳2つついて上半身を支える奏斗の項を見ながら、思わず全身が固まる。脳の機能が停止したように、時が止まったように、うまく呼吸ができない。
未だに火照っているせいか小刻みに震える奏斗は俯いたままで、喉になにか詰まってるのかってくらい、乱れた吐息を響かせるだけで何も言わなくなった。
「っ……、」
“ 中、なんもねぇ ”
「……」
俯く奏斗の髪の毛は左右に分かれ無防備に項をさらけ出している。程よく鍛えられた逞しい背中は驚くほど綺麗なのに熱で微かに震えていて、手のひらを突き破るんじゃないかというくらい握りしめられている拳が痛々しい。
「……っふ、」
「ぁ、……がす……ちょい吸って、最初……立ってんのがやっと、つう、か……」
「盛られた、のは……わかんなかった、けど……たぶん、そんとき……」
催涙、か……?
用意周到。俺らの誰でもよかったのか、奏斗だからだったのかは、ちゃんと聞かないとわからない、けど、
「奏斗、」
「ゃ、……油断、してたわけ、じゃねぇんだけど、」
「……」
「なん、も、ねえ……浣腸と、中洗われた……だけ、ふはっ、ちんちん、蹴り潰して……やったわ、」
喉を詰まらせながら未だに荒い呼吸を繰り返して、声を絞り出している奏斗の肩を引っ張る。衝撃で目が合って、耐えられなくなって全部飲み込むように唇に食らいついた。
「……ん、っ」
舌で唇を割って引っ込んだ舌を絡めとる。さらに肩を引くと自ら体をひっくり返し腕の中におさまる奏斗の両腕を押して壁にゆるく押さえつけた。
水気をまとう壁の感触にびくっと肩を震わせ顎を引く奏斗の唇を追いかける。
「んん、っ……ぁ」
「まだ、あちーね……口ん中」
軽く唇を吸って離れ綺麗な首筋に吸いよせられるように頬をくっつける。そのままぐりぐりと首をくすぐって、同じように唇もくっつけると、両手で頭を包まれ引かれて目を合わせた。
「な、キス……いい、から……口だけで、」
表現しすぎて疲れた顔の筋肉はすでに緩みきっていて、少年のような表情で息を乱して重く瞬きを繰り返す。純粋そうな顔をして見つめてくる瞳は熱を帯びて揺れていて、綺麗でチグハグで、思わず本音がぽそっともれた。
「やらしすぎんだろ」
薄い唇の感触と熱い舌、甘く吐かれる息と唾液に、色っぽい声、全部食らい尽くすように唇を動かすと、応えるように唇を動かして全部返してくる奏斗にほんの一瞬眉間が歪む。普段リードする側同士の無茶苦茶なキス。
「っん__んぅ、ぁ……ぁばい……き、もち、」
我慢して我慢して、焦らしに焦らされて急激に与えられた刺激は甘すぎて気持ちよくて、貪るってこういうことだ。息苦しさと全身の熱、むちゃくちゃに動かして吐き出したくなる腰の疼き、口内からじわじわと溶かされていく脳はこれまでの制止を全て放り出していく。
「んっ……もっと、しよ……キス、__んっ」
ぐちゃぐちゃに絡む舌と合わさる唇、隙間から溢れるお互いの熱い吐息と、目一杯顔を傾けてくっついてくるセラフの綺麗な容姿にたまらなくなり、両手は無意識に下腹部へと向かう。
「は、……ん、っふ__ぁ゙っ」
きつく握りこんで押さえてぐりぐりと動かして、好き勝手に動く両手は、痺れているくせに止まらずに速度を増していく。唇同士の隙間から熱い息とよくわからない自分の甘い喘ぎ声がもれて、耳の奥からも気持ちよさが広がって腰が揺れた。
「……えろ」
「ぁっ、んん__んぅ、ふ……」
ちゅぱっと音を立てて離れると、ふと片手にぴとっと当てられる質量にぼんやりと視線を向ける。同じようにぎちぎちに膨れ上がって苦しそうにしている様子に目が離せない。
「んっ、」
「……っ、ふ」
セラフの息も僅かに乱れているのに気づいた瞬間に、握りこむ手をこじ開けるように擦り付けられて、背筋がぴくぴくと引きつる。ゆっくりと手の力を緩めていくと、ぐいぐいと手を押しのけて裏側にくっついてくる熱にたまらなく興奮した。
「ぁっ、こす……れ、て__んっ、んむぅ」
再び唇に食いつかれ吐息ごと飲み込まれる。合わさった部分を両手でぎゅっと絞められ腰を揺らして揺らされて、ぐちゃぐちゃに擦られて、セラフの手首に片手を添えて悶えた。
「んっ、んんむ……っ、ぁぁ゙ぁ゙、__ッ、ぃ……く、いく……ぁ゙ー、も__いくぃ゙く、」
2度目の吐精に意味のわからない唸り声が出てくらくらする。吐き出しながら本能で腰が揺れて、後頭部がじんじんと痺れぎゅっと目を閉じた。
気づけばセラフの呼吸も同じくらいに乱れていて、耳にかかる荒い息と小さなうめき声が心地いい。重たい瞼をゆっくり開けてセラフの横顔を見つめると、伏せられた目がぴくぴくと苦しそうに閉じていく。
「ん、ふ……っ」
肩を僅かに揺すって熱を吐き出し、ゆっくり開けられた目が迷うことなくこちらを向く。
「……」
「っ、ぁは……見てんなよ」
息を吐くように笑って呟くセラフに釘付けになった。出しても出しても収まる気がしない熱と、優しく囁く低い掠れた声が、頭の中で意味もなく混ぜられて涙腺が緩む。
「も、どうし__っ、足ん、ね……たんねぇっ、っ、ふ……」
「おまえ、さっきから、泣ぁくなやべぇから」
「んっ、ぁ……んむ、」
何度目かわからない宥めるような優しくて深いキスが気持ちいい。なんでこうなったのかはもうほとんどわからなくなっていて、抱えられるままに片足をあげる感覚にぞわぞわと鳥肌が立つ。
「ん、」
「……」
奏斗の中は少し柔らかくて、無意識に眉間がぴくりと歪む。だれに、どうやって、という頭の中の自分の思考にすら腹が立って、むちゃくちゃに動かしてしまいそうになるのを堪えるように片眉を引きさげる。
「……、」
「……やん、なった……?」
一瞬にして喉の奥が乾く。驚くほど力のない奏斗の声は疲労と荒い呼吸のせいで震えていて、思わず目を合わすように視線を向ける。
相変わらず疲れきって表情のない瞳にはまだ熱と潤いが残っていて、痛々しくてたまらない。ふと、そのまま純粋にあどけなく微笑む奏斗に心臓がぎゅっとしぼられるように脈打った。
「ん、ふふ……も、なんか……よく、わかんね、脳みそ……ラリってら、」
長時間、熱で茹でられた頭は判断能力が鈍っていて、瞬きもどんどん重くなる。その割に未だに呼吸は乱れていて、まだまだ足りないと訴える自分の身体に苦笑した。
「……、むちゃくちゃ、されてぇ……」
「……」
「ゆ、び……もぅ、引っかかってんの、や、だ」
「きつそう、平気?」
「わか、んねぇ__っあ!んんぐ、っ、」
「ん、これか……」
「ぁぁあ、待っ__ぁ゙っ、んー……や、き……きめぇ声、で、る……んぅ゙っ、あっ、ああぁ、」
体内で行き来する指に身震いしながら、明らかにおかしくなる感覚と、抑えられない自分の意味わからない声にぞわぞわする。暴かれた性感帯を何度も刺激され、緩んでいく全身の緊張感に顎を引いて、俯くセラフの髪の毛を意味もなく見つめた。
「んっ、ふ……あ゙!ぁあっ、やっあ!……へ、ん……だから__っ、待っ」
風呂場の床にしゃがみこむセラフに、軽々と片足を担がれている情景がいやらしくて目を閉じる。がくがくとずっと震えている片足だけでは自分の体重を支えきれずに、ほとんどセラフに委ねきっていた。
「んんんっ!ぁあっ、ぁっ、あ!……ま、待って、まっ__ぇ゙あ!ぁぁぁ゙ー、ぅ……へん、へん__あっ、」
「……へんに、して欲しいんじゃないの」
「……っ、んっぅぅ゙、」
「まだ、我慢すんの?おまえ」
「抱けって、そういうことじゃねえの奏斗」
見上げてくる据わった瞳と目が合って、分かりやすく息が乱れる。気づけば自分の眉は下がっていて、目一杯に力を込める眉間で視界は歪み、噛み締めている唇からは少し甘い味がした。
本当に本当に最後の制止。解き放つ恐怖と期待がせめぎ合いながら、ほんの僅かな理性でつなぎ止めている。
「ぁっ、__で、も……声、が、」
「気持ちいいことだけ考えな、奏斗」
「……んんぅ゙、っは、ぁ゙__む、り……」
「いいよ、大丈夫だから、」
「あっ、待っ__ぁっあぁ!だ、め……」
「奏斗、」
「いいから、狂っちゃえよ」
「__あぅうぅ゙っ、っは、ぁ゙!あぇ、あっ」
「ん、まだいけんの、ここ」
「んっ、きもち、きもちぃ……あ!んんっ、」
内側の性感帯を嫌というほどに擦られ、同時にしごかれて吐き出した部分は未だに熱を持っている。部屋でのも合わせると3回目の吐精。このまま何度も何度もいき続けたら奏斗はどうなってしまうんだろうか、と考えてしまう自分に心の中で苦笑する。
「奏斗、」
「んん、な……もっと、こすっ、て……きもちぃ、もっと、して……それ、」
蒸気で滑る壁になんとか背中と両手ですがりつき、こちらを向いてくる奏斗の瞳は潤みきっていて、表情だけでさらに求めてくる様子を見上げるだけで興奮する。絶景というやつだ。
「……、あんま、出しすぎると辛ぇから、こっち……ちょっと我慢ね?奏斗」
「__ん゙っ!!」
手に包まれていた圧迫感が急になくなり心臓がぎゅっと切なくなる感覚に眉間が歪む。気持ちいいところを擦りながらぐいぐいと奥に押し込まれる指の動きが優しくて強引で身震いした。
「あっ、んん……ああぁ゙!ぁ゙ー、ぇああっ」
「きもちよさそ、大丈夫?」
「ち、が……あっ、んか__っなん、か……くる……射精じゃ、ねぇの……ぁっ、ぇ゙うっ、ぁ゙!ゃんっ、」
中で、
考えた瞬間、下腹部が重くなって眉間がぴくりと震える。触れられたこともない部分をいじめられ、がたがたと全身を震わせながらよがって苦しそうに喘ぐ奏斗にぞわぞわと腹が震えた。
「んんんっ、あっ……せ、__んぅ゙!っは、だめ……だ、め、あっ!こ、えぇ__んっ、」
「へーき、平気だよ奏斗、」
届くところまで指を押し込んで、見つけた部分を擦りながら出し入れすると、きゅうきゅうと中がしがみつく。同時に肩に片手を置いてぐっと体重をかけてくる奏斗に目を向けて、安心させるように再びふっと顔の緊張を解いた。
「中でいきなよ、奏斗」
「あっ!__んっ!ぅ゙___ッ!?ぁぁあっ!ぅ゙、ぁあ゙ー……っ、___ぇあぁ、ぁ゙っ」
触れている部分全てが小刻みに痙攣する。ぎゅっと目を閉じて眉間を拳で押さえ、びくん、びくん、と中イキの快感に耐えている奏斗を上目に、興奮で吐き出した息が震えた。
詰まった息を空気砲のように一気に吐き出して、浅い呼吸を繰り返しぐったりする奏斗の体重を、驚きつつもしっかり支える。
「ん、___っ、はっ、ぁふ、」
「きもちよかったでしょ」
「んっ、っ……たす、け__足ん、ねっ……たんねぇよ、ぉれ……」
正直、最後までする気はなかった。
何度か気持ちよくなれば収まるだろうと思って手を出した手前、このまま抱いてしまっていいのかと頭は冷静に考える。
「奏斗、」
「ん、……ふ、」
体勢を整え奏斗の腹に手のひらをあててはすっと指の腹で撫でる。はふはふと荒い呼吸を繰り返し、震えながら余韻に浸って泳いでいる瞳をじっと見据えた。
「もっかい聞くけど、ここ」
「……、」
「突かれたい?いれたい?」
すりすりと撫でられる感触すら気持ちよくなってしまっていて、セラフの低くて甘い声に目の奥がたまらなく痺れる。肩で呼吸を繰り返し、一言一言に感じて、潤んでよくわからなくなった瞳でセラフをじっと見つめた。
「ほしいの?奏斗」
「……、くれよ、……おまえ、の……、掘られても……いい、から、やりてぇ……」
________
んなぁっ!
んざん。本当は終夜よりこっち先にとりかかってたし仕上げたかったんですけど難産すぎました。
かなと色っぽくしたかったけど本当に難しかった。僕なのか俺なのかの言い回しは今回もご了承いただけると嬉しいです。※数箇所修正入れました。
総1000♡ありがとうございます