この作品はいかがでしたか?
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「ん、。」
畳の匂いがする。
凄く落ち着く匂い。
目を開けると視界には1人のイケメン。
「あっ、目覚めたん?」
その青髪のイケメンが言う。
、、、、、、。
あぁ、なるほど、これ夢か。
こんなイケメンが現実世界に居るわけないし、。
こういうのは夢って相場は決まってるんだよな〜。
よし、もう一回寝よう。
そう思い目をを瞑り布団に潜ると、
布団を剥ぎ取られた。
「うわっ!?」
「なんで、起きへんねん。」
「いや〜夢かなって思って、。」
「夢なわけあるか!」
「だって、、。」
「はぁ、。なんでそう思うねん。」
「いや、だってさ、俺の目の前にイケメンがいるんだよ!?誰だって夢だと思うじゃん!?」
そう言った瞬間に襖が開いた。
「まろ〜?大声聞こえたけど大丈夫?」
今度はまた別の赤髪のイケメンが入ってきた。
「ん?あっ、君起きたんだ!体調大丈夫?」
「あ、はい。」
「ちょっとごめんね、。」
そう言って俺のおでこに手を当てた。
「ん、熱はなさそうだね。良かった思ったより元気で、。」
近距離で微笑みかけけられる。
顔が熱くなる。
「あれ?急に熱く、、。やっぱり、具合が悪いんじゃ、。」
とそう言いまた顔を近づけようとした。
ちょっと、これ以上はやばい、。
俺は顔を背け、
「えっと、あの、近過ぎるからです、、/////」
と言った。
「あっ、ごめんね。」
そう言うと申し訳なさそうに顔を遠ざけた。
は、恥ずかしい、、。
そ、それに顔面偏差値が強過ぎる、、。
これ以上は目に毒だ。
「お邪魔しました!!」
俺は布団から飛びあがり、大声でお礼を言った後、家の出口を探した。
暫くして、家の外に出ることが出来た。
「それにしてもここ、、神社だったんだ、、。」
石段や、鳥居をみて呟く。
「綺麗な神社だな、、。」
うっとりと声を漏らし惚れていた。
だが、急いで用事を思い出し、我に返る。
「あっ、こんな事してる暇じゃない!早く帰らないと、。」
急いで、鳥居を潜るとそこには黒髪の女が佇んでいた。
顔色は悪く、下を向きながら何かをブツブツと呟いている。
「えっ?あの、大丈夫ですか?具合でも悪いんですか?」
そう聞くと女が此方を見た。
その女には
目が無かった。
黒い空洞。
「目、目、目、目、目、目頂戴!!!!」
そう言って襲いかかってきた。
「逃げなきゃ、逃げなきゃ、、。あっ、、。」
女はすぐ目の前に居た。
じっと此方を見つめた。
そして
「ねぇ、目頂戴?」
と言い、俺の顔に触れようとした。
「いや、、。誰か、、、誰か、、。」
強く目を瞑り叫んだ。
『助けて!』
コメント
3件
いいね50にしといたよ!まじで神…!!😭😭続き気になる〜!