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EP1転校
「親の事情で引っ越してきました、暇已🍍です」
「、、、よろしくお願いします」
「めちゃイケメンじゃない、、!?」
「いや感じわり〜、(笑」
「どこから来たのかな、!」
各々、勝手にコソコソと俺のことを話している
この感じが苦手
いけ好かない
「席は〜…そうだな、雨海の隣にいってくれ。雨海ー!」
「はいはーい!!ここだよーん!」
うっっっっわぁぁぁぁ
キラキラしすぎだろ、、男女共に好かれてそうな一見女子みたいな男
両手をブンブン振り回して俺を呼ぶ高い声
一瞬間違えるかと思った
それにしてもあんな奴が隣かよ、、
「よろしくね?えとー、、🍍くん!」
「、、、ん。」
「🦈くんが話しかけてるのにあの態度なに!?」
「いやでもイケメンだから許されるわ〜、、」
「、、、」
なるほど、、関わるとめんどくさそうだな
うまく距離を置こう、、
「はいはいそこー、授業始まるから静かに〜」
(前の学校と範囲被ってる、、、暇、、)
「、、、チラッ」
なんとなく運動場がある窓辺を見る
体操服の色からして、、3年生?
体育祭のためのリレーでも練習しているのだろう
「「キャーーッッ!!!」」
ある1人の男子がリレーのバトンを受け取った瞬間の歓声…すご、、
顔は遠くてよく見えないが、運動神経はいいらしい
グングンと人を抜いていく
、、かっけぇな
別に男が好きとか女が好きとか、そーゆー話じゃなくて
普通に足速いやつってやっぱいくつになってもかっこいい
「1限目終了〜」
「「ありがとうございました」」
「ねね!🍍くんはどこの部活に入るの〜?」
さっさとトイレに逃げようと思ったのも束の間
まんまと雨海🦈に捕まった
「…帰宅かな」
適当にやり過ごそう
「あー、、ここの高校部活絶対入らないといけないんだよね〜?」
「、、、、、は」
嘘だろ…部活なんて絶対にしたくなかったのに…
「まじかよ、、、」
こいつに聞くのもなんだか癪だが仕方がない
「1番楽な部活なに?」
「写真部!」
おお、食い気味
なるほど、、確かに写真部楽そうだな
幽霊部員なっても別になんともなさそうだし
「ちなみに🦈も写真部!」
「、、は?、お前が??」
え、いやいや…こんなクラスの人気者っぽいやつが写真部かよ
陰キャの集まりかと思ってたのに(失礼)
「ねね!入ってくれるの??✨」
「ぅ”っ…」
そんなキラキラとした目で見るなよ、
「まぁ、、楽そうだし入るわ」
「!!!」
「やった〜✨グループLINEに1人入るって送っとくね!」
「、、?お、おう」
🦈視点
LINEを開いて、すぐに文字を入力する
『ちょうど良さそうな子勧誘できたよ』
「…ふふ(笑」
「いや、何笑ってんの、、」
「べっつに〜?(笑」
「気持ち悪…」
「ひっどーい!親にも言われたことないのにっ!」