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第八章 ズンパラ、法廷へ
ズンパラは、ずっと待っていました。ただし、ギュウバラはやっては来ませんでした。ズンパラは、1日たっても
「いつか来るさ。僕だって、ここに来るまでに2日かかったんだ。」
と思いました。2日目は
「明日には来るはずだ。」
3日目は
「どうせ、遠くで生き返ったんだろう。」
4日、5日と待ちますが、ギュウバラはやってきません。そして、6日目の朝がやってきました。明日は裁判です。さすがに看守が言いました。
「おい、大丈夫なのか。弁護士がいないと、有罪は免れないぞ。何なら、俺が弁護士になってやろうか。こう見えても、弁護士の資格を持っているんだぜ。」
この言葉を聞いたときに、ズンパラは考えました。
「もし、ギュウバラが間に合わなかったら、僕は有罪になってしまう。ただ、看守をやっているということは、弁護士を本業にしようと考えているギュウバラのほうが絶対に優秀だ。どっちを選ぼうか。」
ズンパラは考えます。
「すみません。少し考える時間をいただいてもいいですか。」
「わかった。早く決めろよ。」
そして、ズンパラは決めました。
「看守さん。お願いします!」
看守は言いました。
「わかった。任せろ!」
ズンパラは言いました。
「名前はなんていうの」
「俺の名前は、杉下だ。」
そして、ギュウバラの帰りを待たずに、裁判の準備を始めることにしました。そして、裁判当日の朝になりました。裁判の準備は万端です。そして、法廷杉下さんが運転する車で出発しました。ただ、ズンパラは一つだけ、心残りがありました。ギュウバラのことです。
「ギュウバラのこと、待たなくて大丈夫だったかな。」
杉下が言いました。
「大丈夫さ。彼も分かってくれるはずだ。」
そうこうしているうちに、法廷に到着しました。