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ホストパロ/年齢操作あり
凪 潔 余裕の仮面
わんくっしょん🐶🐶🐶🐶
ホストクラブ BLUE LOCK。
この店の“顔”といえば、誰もが同じ名前を挙げる。
潔世一。
完璧な立ち振る舞い。
完璧な距離感。
客の視線も感情も、すべて計算のうち。
「今日は来てくれてありがとう。
無理しないで、楽しんでいって?」
微笑みは柔らかく、声は甘く。
その場にいる誰もが、“自分だけを見られている”と錯覚する。
——エースの所以だった。
「……さすが、潔」
隣のソファに、だらっと座る凪誠士郎。
潔に次ぐ人気を誇るホストで、やる気はないのに指名は多い。
「余裕すぎ。見ててめんどくさくなる」
「それ、褒めてる?」
「半分」
いつも通りの会話。
……の、はずだった。
凪はふと、グラスを傾けながら潔を見つめる。
「なんか」
「?」
「潔って、本当に余裕あるよね。
崩れたとこ、見たことない」
——その言葉に、胸が一瞬だけ跳ねる。
(……何か、変な感じ)
潔はすぐに笑顔を貼り直す。
「仕事だからね」
「ふーん」
凪は納得していない顔で、ぐっと距離を詰めた。
「じゃあ」
低い声。
耳元、近すぎる。
「今も、余裕?」
一瞬。
ほんの一瞬だけ、潔の呼吸が乱れた。
「……凪」
「なに?」
無邪気な顔。
悪気がないのが、いちばん厄介。
「営業中。」
そう言って、凪のおでこをぺちっとはじく。
「…逃げないで。」
そう言って腕を掴んで逃がさない。
視線が絡む。
近い。近すぎる。
(やば……)
胸の奥が、きゅっと締めつけられる。
仕事中に、こんな感情——あってはいけないのに。
「……余裕、崩れてる?」
凪が小さく笑う。
その瞬間、潔は自分の負けを悟った。
「……凪、ずるだよ。」
「今さら?」
でも、その言葉は
営業用じゃなくて、素だった。
1回はやりたかったんですよ!!!ホストパロ!!!!!🥂🩶
潔の余裕とそれを崩す凪がさいこう!!!!
見てくれてありがとうございました!!!😻︎💕︎︎