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はいど~も、みなさん、
しろる。にゃ~ッッ!
(思い出した猫化)
にゃんとにゃんと!
一次創作BL書きますにゃッッ!
しかも初挑戦のノベルで!
見るしかないよなッッ!
てことで設定。
七瀬優李(ななせゆうり)
17歳、高校2年生
ある病気で、人を避けている
塩顔塩対応 実はツンデレ 猫系
泉水陽牙(いずみようが)
17歳、高校2年生
優李と同じクラス
カースト上位の陽キャ
超モテる
王道イケメン系の顔で
誰に対しても優しいが
実は___?
風見璃斗(かざみりと)
16歳、高校1年生
最強と謳われるヤンキー
「黒豹」という異名を持つ
何故か優李にデレデレ
他にもいっぱい出てくるけど
メインはこれくらい。
本編は優李視点です!
Chapter1
今日もまた、憂鬱な1日が始まる。
「おはよ~…」小さな声で、誰も
居ない教室に挨拶をする。
これが俺のルーティーンだ。
鞄を片付けて、暫く本を読んでいると
クラスメイト達が続々と
登校してくる。
だがそれも俺には関係ない、
何故なら彼らは俺の名前すら
覚えていないだろうから。
彼らが悪いのではない、
人と関わろうとせず、
人を避けている俺が悪いのだ。
彼らの目に、俺の存在は
映っているのだろうか。
いや、見えていても、俺は結局
居て居ないようなもの。
カースト上位の彼らと、
明らかに下位でいわゆる
「ぼっち」の俺なのだから。
俺と彼らの間にはきっと、
見えない壁か何かがあるのだろう。
別に俺だって、好んで
一人でいるわけではない。
ただ、もう傷つきたくない、
傷つけたくないだけなのだ。
どちらかと言うと、一人は嫌いだ。
でも俺は、自分を守るために
一人で過ごす。
そしていつしか、それが
日常になっていた。
今日も同じように過ごすはず…
だったのに……!
「七瀬~ッ!おはよ~ッッ!」
少年のように明るく無邪気な声が
やけに近くで耳に飛び込んできて、
現実に引き戻される。
驚いて、思わず本から顔を上げ
声の主の方を向くと
太陽のように眩しい笑顔で
にぱ~ッ と笑っていた。
何も返さないのは流石に失礼なので
「おは…よう、陽牙、くん」
と、途切れ途切れに言った。
あまり人と喋らない所為で、
いざ話すとなると、どうも
詰まってしまって上手く話せない。
「も~ッ!w 陽牙でいいって~!」
と、けらけら笑いながら、
相変わらずの笑顔で言う陽牙。
今は心の中で呼ぶだけで
許してくれ……
ふわふわとした金髪、澄んだ
薄茶の瞳で、子猫のように
こちらを見つめている彼は泉水陽牙。
俺と同じクラスの陽キャだ。
俺のクラスでは男子生徒の方が
多いため、男子同士が隣になる席が
できるのだが、物凄い確率を引き当ててしまい、
超陽キャでモテる彼と隣になってしまった。
女子達からは、喋りかけられ
さえしないものの、物凄い
視線と殺意を感じた。
俺の平凡でいて非凡な
ぼっちDKライフ…
どうなるんだよッッ!!