テラーノベル
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続き
「なぁ、これ着てみてくれん?」
「なに?そういう趣味?」
「そういうんじゃないわ」
「じゃあなんでメイド服なんて持ってくるかな??」
「うーん、知らん取り敢えず着てきてや」
「ぼびーからのお願いなら別にいいけど⋯」
「はい、着てきたよ」
「お、いいやん」
「男がこれ着て何になんの?」
「それは知らん、けど俺の性癖」
「きもっ」
「お?そんな舐めた口きいとったらやらんぞ?」
「はいはい、すみませんでした~」
こっちは口だけじゃない
「反省の色全く見えんけど」
「うるさいよ~はい、やろ?」
「まぁいいけど⋯。」
「え、なんもしないの?」
「え?」
「だからさ、もっと色々しようよ」
「あーね」
「⋯ぼびー好きだよ」
「いきなりなんや、気色悪いなぁ」
「ふふっ、笑」
「でも俺は本気だよ、?」
「きもいきもい、はいやるで?」
「⋯うん」
やっぱり終わってるから何してももう意味ないな
「本当はぼびーも俺のこと好きでしょ?」
「いーや、〇〇ちゃんだけ」
「誰それ」
「あ、ごめん笑彼女の名前出しちゃった笑」
「ふーん、あの可愛い子ね~」
「いや写真でしか見たことないやん笑」
「うるさいなぁ」
信じてる君だけはとか言わないから
ぼびーと出会わなかったら良い意味でも
そうじゃない意味でも、幸せだっただろうな。
まぁ、この道を選んだのは俺なわけで
ぼびーが悪いとか一切無いけど。
この道をまっすぐ行けば帰れるから
「ねぇぼびー。」
「ん、なに?」
「大好きだったよ笑」
「⋯なんで過去形なん?笑」
「ぼびーさ、彼女さん居るじゃん?」
「まぁ」
「俺らの関係って彼女さんにも、ぼびーにも悪いなって思ってさ」
「急に?」
「うん。」
これからも末永くお幸せ
「俺らのこの関係無くした方が幸せなんじゃないかってさ」
「あーそれはそうかもな」
「⋯そうでしょ?」
「ぼびーには本命の子がちゃんと居るわけだからさ」
「うん」
「やけん、その⋯もう終わりにしない、?俺ら。」
「うん、いいで」
ほら 火をつけて
「なんで言っちゃったの?」((泣
「いやでも、ぼびーからしたらこれが一番幸せなんじゃない?」
「分かんないけど!!」
「俺全くぼびーの事詳しくないしなんも知らないけどさ!!」
「それくらいは勘のいい俺だから分かるし。」
「こんな感情生まれちゃ駄目なんだって、ほんとは。」
お風呂で流す嘘の匂い
多分もうぼびーは俺のこと忘れてるんだろうな、笑
まぁ所詮体の関係だったもん。そりゃあそうだよね。
俺がおかしいんだ、こんな前の事も
昨日起こったことみたいに鮮明に覚えててさ、ほんと俺キモイ。
もうぼびーと関わることなんてないんだから。
こんな記憶全部忘れちゃえばいいんだよ。
首から上だけでも残してよ
あー、やっぱりすぐ匂いって消えちゃう。
体の関係だったから写真なんてなんもないし。
あるのは記憶だけ。ほんとに終わっちゃったんだな
いや、最初から終わってたか。
本当に何も残さず消えてさ、寂しいな
ってこんな気持ち駄目。考えたら自分が苦しくなるだけ。
心が擦り切れて揺らぐから
『腰、痛い⋯』
『激しくやりすぎたかも、ごめん』
『いや、全然いいよ大丈夫』
『座っといていいで、寒くない?』
『うーん、ちょっと寒いかも』
『はい、布団』
『あ、ありがと』
『いーえ』
することすればうつる匂い
『お前、なんか色気凄くね?誘っとる?笑』
『え、そう?別に誘ってるわけじゃないけど笑』
『うわ~なんかお前見てるとやりたくなるわ、笑』
『いいよ別に、やる?』
『いいん?』
『うん、明日なんもないし』
首から下だけでも愛してよ
『今日焦らそっかなぁ笑』
『え、』
『いや、1時間とかは流石にやらんで!?』
『そんなん分かってるって笑』
『10分とかは焦らそうかなぁ』
『はいはい笑』
体で繋ぎ止めて揺れる夜を超えて
あ、なんかめっちゃ前の思い出しちゃった。
あの頃楽しかったな。
いや、ちょっと前も楽しかったんだけどね。
今もぼびーがあんな感じだったら
続いてたのかな。あーそんなことどうでもいいや。
夢みたい 夢みたい 夢みたいな話
ていうか、今思い返してみればただのクズ男だったし。
友達も皆んなそう言ってたもん。
なんで早く気付けなかったんだろ。
早々に気付いとけば傷の深さは変わったはず。
俺ってこんな見る目ないのか、笑
なんか馬鹿みたい 馬鹿みたい ほんと馬鹿みたいだな
でも大好きだったな、ほんとに。
いや、嫌いだったかも。
それは嘘着いたかも。嫌いだったら俺あんな執着しないし。
でも今は嫌い⋯いや、分かんないや。
馬鹿みたい 馬鹿みたい 馬鹿みたいだあたし
もしかしたらこれって夢なのかも。
いや、それは現実見なすぎか⋯笑
俺があの時OKしてなかったら結末は変わってたかな笑
どうだったのかな、俺幸せになれてたのかな、笑
いやでも、少なくともあの時は幸せだったか。
なんか夢みたい 夢みたい ぜんぶ夢みたいだな
これが漫画の世界だったら良かったのに。
そしたら俺が主人公でさ、傷を癒してくれる人が現れて、
俺の事を好きって言ってくれて、言葉にも行動にも
愛が溢れてるような人で。その世界線だったら良かったのに、笑
って何考えてんだろう。妄想したってなんも変わんないのに。
夕焼け小焼けのチャイムが鳴ってよい子は早く家に帰りましょう
「しろくん本当にカッコいいね笑」
「そうか?〇〇ちゃんも可愛いで?」
「ほんと!?嬉しいな⋯//」
「照れちゃってんのかわいい、笑」
「もう!ずっと照れちゃうからやめてって//」
「ごめんごめん、笑」
あー、なんか前の方が楽しかったかも。
’’アイツ’’と⋯いや、’’ニキ’’と居った方が生きがい感じれたな。
なんか皆んな合わないというか⋯。
いや、ニキが優しすぎたんかな。
まぁ、そうだろうな。
夕焼け小焼けのチャイムが鳴ってよい子は早く家に帰りましょう
「しろくん、私酔ってきちゃった、♡」
「ねぇ、ホテル行かない?♡」
「ごめん、無理だわ」
「は、なんで」
「用事あってさ」
「私とやれるんだよ!?」
「いや、ぶっちゃけそういうのどうでもいい。」
「は!?」
’’アイツ’’に連絡せんと。
失ってから気付くってこういうことなんか。
都合良すぎやけど。
ほんま寄り道しすぎやった。
あ⋯!!
夕焼け小焼けで真っ赤に燃えて
〈今から会いたい、都合良すぎるんは自分でも分かっとる〉
〈いいよ、俺も会って話したい〉
終了!!
まさかのハッピーエンドということで!!
また次のお話で👋🏻💞
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