サムネ が ダサイかも … 🤔
⚠️注意事項⚠️
ふぉに×はᩚいなっふᩚる。
監禁要素⭕️、r18❌
パクリ、通報、アンチ 🙅🏻♀️
start (*´˘`*)
赫「 …そろそろ帰ってくんのかな? 」
夕方の光がカーテン越しに差し込んで、リビングのソファをオレンジ色に染めている。
俺はいつもの定位置。
窓際のソファに丸くなって座って、玄関の方をぼんやり見つめていた。
テレビはついているけど、内容はほとんど目に入らない。
ただ、玄関の鍵が回る音を待つための“音”として流しているだけ。
最近、外に出ることはほとんどない。
兄貴たちが、「危ないからね」と言うから。
確かに外は怖いし、学校でも嫌なこともいっぱいあったし…。
赫「 ………… 」
早く帰ってこないかな。
赫「 暗くなってきたな … 」
窓の向こうの空は、段々と夜へ変わっていく。
日光は浴びてもいいけど、庭には出ちゃダメって言われてる。
“人に見られると危ないから”って。
少し寂しいけど、兄貴たちがそう言うなら、きっとそれなりの理由があるんだと思う。
だから 俺は毎日、ソファの上で膝を抱えて、時計を見る。 秒針の音が、耳に入る。
兄貴達が早く帰ってこないかと、体を揺らして、ソワソワしながら。
そのとき_
がちゃ
赫「 ! 」
玄関の鍵が「カチャッ」と音を立てた。
胸が跳ねる。
膝を抱えていた足が自然とほどけて、ソファから立ち上がっていた。
誰だろう、帰ってきたのは… らん?すち?いるま?こさめ? それとも…
黈「 ただいま!なっちゃん」(ニコ
明るい声と一緒に、みことが玄関から姿を見せる。 笑顔が本当に太陽みたいで、リビングが急に明るくなった気がした。
気づいたら、もう駆け寄っていた。
足が勝手に動いた。
みことの手が荷物を下ろすより早く、俺はその胸に抱きついていた。
ぎゅっ
黈「 おわっ!? 」
赫「 遅い。ばか…… 」
自分でも驚くくらい、声が震えた。
黈「 なっちゃん… 」
赫「 寂しかった、… 」
甘えるように言うと、みことの腕がぎゅっと俺の体を包む。 すぐに、安心する匂いがした
黈「 大丈夫、大丈夫だよ 。俺 、ちゃんと帰ってきたかね。」
頭を優しく撫でられると、胸の奥の緊張が全部溶けていく。ソファで独りぼっちだった静かな時間が、みことに抱きしめられた瞬間、心も体もあったかくなった。
黈「 ちゃんと家に居った?ちゃんとお利口さんに、待ってた?」
赫「 ずっと、いい子に待ってたよ。俺 。」
素直に答えると、みことの手がさらに優しく髪を撫でる。
黈「 そっか、いい子だね。なっちゃんは 。」
みことの胸に抱きついたまま、少し落ち着いた頃。 俺は顔を上げて、自然に口が動いた。
赫「 みんなは……? 」
玄関の方をちらりと見ながら聞くと、
みことは優しい笑顔のまま、ゆっくり頭を撫でてくれた。
黈「 みんな、今日は帰ってこないみたい。」
赫「 えっ ! 」
と言ってみことの顔を見つめると、
みことはそのまま俺を抱き寄せて、耳元で穏やかに言った。
黈「 だから今日は、2人で美味しいご飯食べて、お風呂入って、寝ようね 。 」
赫「 2人で…? 」
黈「 うん。」(ス…
みことは微笑んで、俺の頬に手を添える。
黈「 今日は、なっちゃんと俺で2人きり。」
赫「 …… 」
また、優しく抱きしめられて、俺らはしばらくこの状態だった。
どさ
黈「 ふぅ! 終わった、終わった!」
夕食もお風呂も終わって、やっとベットの上。
一日の疲れなんてどこへやら、みことの腕の中にいると、胸の奥がぽかぽかと暖かい。
黈「 なっちゃん、疲れた? 」
赫「 うん、でも一気に疲れ吹き飛んだ 。」
黈「 そっか 」(ニコ
みことはにっこり笑って、俺をぎゅっと抱き寄せる。 手が背中を撫でるたびに、心臓がぽわんと跳ねて、体の力がすっと抜けていく。
黈「 今日は、ずぅっといっしょだよ。」
耳元で囁やかれると、俺は妙に体がびくっと跳ねて、反応してしまう。
俺も自然に手を伸ばして、みことの首に回す。
赫「 みこと、俺のこと好き? 」
黈「 もちろん。」
みことの言葉に、胸がぎゅっと温かくなる。
そのまま軽くキスをされて、頬を触られたり、髪を撫でられたり。
何度も何度も「大好きだよ」と言われて、俺も自然に「 大好き 」と返す。
ベッドの上で、ごろごろと転がりながら、互いに触れ合うだけで一日分の寂しさや不安が全部溶けていくみたいだった。
ちゅ、ちゅ…
黈「 っは、… ど?一気に抜けた? 」
赫「 うん、眠くなってきた… 」
そう言うと、みことは軽く笑って、さらにぎゅっと抱きしめてくる。 温もりに包まれて、安心して、つい目を閉じてしまう。
…………
夜は静かで、外の世界のことも、家の中のことも、全部忘れていられる。
ただ、みことと一緒にいる。それだけで、世界は完璧に平和だった。
黈「 おやすみ。なっちゃん。」
赫「 うん。おやすみ、みこと…… 」
呼吸が重なり、手と手を握り合いながら、二人はそのまま深い眠りに落ちていく。
朝の光がカーテン越しに差し込んで、ぼんやりと目を開ける。
赫「 ん”、、…ん”ん”ぅ、?」
隣をふと見る。みことがいない。
昨夜、みことの腕の中で眠ったはずなのに、隣には誰もいなかった。
赫「 ……みこと? 」
呼んでも返事はない。
静かすぎる。
家の中に、気配がひとつもない。
赫( リビングかな…? )
寝起きのぼんやりした頭のまま体を起こそうとした瞬間__
ジャラ…
金属が引かれる音がした。
赫「 ……え? 」
手首に、冷たい重み。
足を動かしてみても、同じように硬いものが擦れる感触がある。
手錠。
そして足錠。
状況が理解できず、しばらく瞬きを繰り返す。
寝ぼけてるわけじゃない。
何度引っ張っても、手首は鉄の輪にしっかり固定されている。
赫「 なん……で? 」
心臓が急に早くなる。
昨日の甘い夜の空気が嘘みたいに、胸がざわついて、喉がひりつく。
どうして?
なんで誰もいないの?
なんで、こんな……。
赫「 らん?いる…ま…?みこと?すち?こさめ…?」
名前を呼ぶ声が次第に弱くなる。
返事はない。
返事どころか、物音ひとつしない。
寂しさじゃなくて、よくわからない不安がじわじわ体の奥からせり上がってくる。
いつもなら、誰かしらすぐに来てくれるのに。
抱きしめてくれるのに。
赫「 …ねぇ、だれか……」
金属の冷たさだけが、やけにはっきりと肌に残った。
どれくらい呼んでいたんだろう。
喉が少し痛くなった頃、ようやく部屋のドアノブがゆっくり回る音がした。
がちゃ
赫「 っ、!」
びくっと体が跳ねる。
瑞「 ぁ、起きてたんだ。おはよう 。」(ニコ
入ってきたのは、こさめだった。
いつもの優しい笑顔。 その笑顔だけで、胸の奥が少しほっとしてしまう。
瑞「 大丈夫だよ。なつくん。」
こさめはベッドのそばまで来て、俺の手首についた手錠をちらっと見てから、にこっと笑った。 その仕草が、まるで当たり前のことみたいで、逆に胸がざわつく。
赫「 瑞… 」
瑞「 トイレも行けるくらいの鎖の長さだからね。困ることはないよ。」
なだめるように頭を撫でながら、穏やかに話す。 その声は優しくて、昨日までと変わらないのに、言っていることはおかしい。
赫「 こさめ…これ…なんで? 」
声が震える。
こさめは答えずに、ベッドの端に腰を下ろして、俺の耳元に顔を寄せた。
息がかかるほど近くて、逃げられない。
そして、囁く。
瑞「 ここから出ないでね、なつくん。」
赫「 っ! 」
背筋がぞくりと凍る。
優しい声なのに、拒否の余地がない。
絶対に逆らえない、そんな圧を感じる。
こさめは俺の頬を撫で、軽く微笑んだまま言葉を続ける。
瑞「 みんな、なつくんの事を大事にしてるんだよ。だから…絶対外に出ないでね。」
赫「 …… 」
何を言えばいいかわからなくて、喉が固まる。
問いつめる勇気も、逃げる力もない。 ただ、不安と混乱がゆっくり胸に積もっていく。
俺は、小さくうなずくしかなかった。
それからの時間は、ゆっくりと、でも確実に“普通じゃない”方向へ進んでいった。
こさめが出ていったあと、しばらくしてまたドアが開いた。 静かに食事が運ばれてくる。
同じ部屋で寝て、同じ部屋で起きて、同じ部屋で食べる。 それが当たり前かのように。
瑞「 すちくんが作ってくれたよ。」
赫「 ……うん 」
皿には俺の好きなものばかり並んでいた。
卵はふわふわで、スープは温かくて、匂いだけでお腹が鳴る。
ジャラ…
手首の鎖が皿の端に触れて、カチンと音が鳴るたびに、胸がぎゅっと締まる。
赫「 …いただきます。」
食事を運んでくるのはこさめが多いけど、時々、違う兄貴が顔を出すこともある。
✦・┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ・✦
紫「 なつ、食べれてる? 」
いるまがドアから半身だけ入れて覗く。
仕事帰りなのか少し疲れた顔だけど、見るとほっとする。
赫「 うん。ちゃんと食べれてる。」
紫「 そ、…ならいい。」
ゞ「 じゃ、俺行くわ。」
赫「 ……うん。」
バタン
短い会話だけして、すぐにドアを閉めてしまう。 その背中を見送りながら、胸に小さな寂しさが落ちる。
✦・┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ・✦
別の日、らんが来た。
桃「 なっちゃん。今日は俺の顔見てないでしょ?寂しかった? 」
にこっと笑いながらベットまで来て、何も言わずに頭を撫でてくれる。
赫「 寂しかった…… 」
思わず本音が漏れる。
桃「 うん、そうだよね。なっちゃんは俺が居ないと寂しいよね。」
ゞ「 今日は忙しいから、またあとで。」
✦・┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ・✦
すちが来る時間は、いつも短い。
翠「 暇ちゃん、眠れそう? 」
赫「 うん 」
すちは優しく笑い、部屋に5分だけいて、また出ていく。
✦・┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ・✦
みことは、1番長くそばにいてくれる。
黈「 なっちゃん、退屈してない? 」
赫「 ……少し 」
黈「 そっか、じゃあなっちゃんが好きな本呼んであげるね。」📖ペラ…
みことは鎖の長さに合わせてベッドの端に座り、俺のお気に入りの本を開く。
笑ったり、話したり、手を撫でてくれたり。
幸せだった。
でも、夜になる日は必ず出ていく。
黈「 じゃあ、俺そろそろ行くね。 」
赫「 もう行くん? 」
黈「 すぐ戻るからね。だから扉は、 開いちゃだめだよ。」
優しく俺を撫でてから、みことは部屋を出た。
時間はゆっくり流れる。
食事は美味しくて、兄貴たちは優しくて、ここに居れば、怖いことなんてない。
ドアいつも閉まっていて、兄貴たちが部屋を出る時は毎回鍵を掛ける音が、毎回はっきりと聞こえる。
赫「 ……外、出たいな。」
小さく呟いてみても、誰も答えない。
窓の外に広がる空だけが、手の届かない場所にあるみたいだつた。
𝐍𝐞𝐱𝐭 ➜ 🩷500 🌾2 (՞ ܸ. .ܸ՞)”
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うぉ、ッ!?好きすぎる、続き楽しみです!!