ーーー『私』だけど『私』じゃないーーー
私は常に『仮面』をつけている。
と言っても優等生を演じるためにつけている
目に見えない仮面だ。
常にニコニコ愛想振りまいて機嫌とって
誰からも好かれるような人でいる。
家族の前でも『仮面』をとった私は、
見せていない。
というか、見せれないといった方が
正しいのかもしれない。
私が自分の素が弱みだと思っているからだ。
『仮面をつけた私』は『素の僕』と正反対。
親も先生も友達も本当の僕を知ったら
幻滅するに決まってる。
だから、他人に見せることは出来ないって
思ってた…
あいつが来るまでは…
ーーー第2話へ続くーーー
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