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お久しぶりです
すっかり更新サボってましたすいません
今回は晴の過去についてのお話です
前よりファンタジー多めです
このお話は私の妄想のお話なので
ご本人とは関係なく
晒し、パクリ、無断転載なども禁止させてもらいます
地雷さんはお逃げください
雑食や推しカプの皆様いらっしゃいませ
タグを見て何のことからわからない人は
閉じてください
もしかしたらあなたの新しい扉を開けてしまうか もしれませんその場合は自己判断なので
責任はとりません
初心者の素人作品です
初めて書いておりますお恥ずかしいですか
誤字なとあったら教えてください
知識も浅くなにか違う点があったら言ってください
なんでも見れる方向けです
晴の昔話
この子は3匹で保護された
古い屋敷に住み着いていたらしい
そこは異国の変わり者の研究者が住んでいて
つい最近国に帰ったらしく
置いてかれたのか分からない
他の二匹は彼の仲間にひきとられたらしいが
何故か晴には迎えが来なかった
保健所に入れるのも可哀想なので
それから私にお鉢が回ってきた
最初に会った時
グレーのつやつやな長髪に青色のおめめ
その目には桜の紋が浮かんでおり
諦めたようなどうでもいいような顔をして
猫カフェの窓際でただ外を見ていた
私はなんて儚く綺麗なんだろうとおもった
見当違いなのは分かってるが可哀想なんて
思ってなかったし彼が好きなように
生きてくれればいいそう思っていた
最初は窓際から動かず何も食べなかったが
2週間くらいほんとに食べなくて
せめて水だけでもと窓際に置いとくと
珍しくもちーが動いた
彼の頭を叩き
説得していた
私には分からないが晴の顔は
どんどん笑顔になっていた
それから彼は随分みちがえた
明るくなり水もご飯も沢山食べた
が猫見知りなのかなかなかお友達が出来ず
もちーとずっと一緒にいた
彼も嫌がらなかったし一緒に遊んでいたが
ある日、夕方猫缶を買いにスパーに行き
家に帰ろうとすると店の近くで
急に男の子に話しかけられた
高校生で竹刀を背負っており
私のところにいる猫に用があって
店に来たがいなくて探していたらしい
この子なんですけどと礼儀正しい
スマホに写ってる猫は多分は晴だろう
でも、晴は店に出てるのになぜ?
とりあえず高校生を連れ店に行き
店員の子たちに事情を聞くと
晴は見ていないと店に来てないらしい
ちなみに叶とくーは来ているが他が来ていない
と言っていた珍しいがとりあえず
2階の家に一緒に上がってリビングに案内して
私はキッチンにお茶とお菓子を取りに来た
そういえば高校生の彼はもちーに随分似ていた
紫の髪に緑の目、他人の空似かな
冷蔵庫からお茶と棚からイチゴ味のポッキーを
持っていくと彼はさっそくガクに懐かれていた
彼もコロコロ鈴みたいに笑っていた
ガクも楽しそうだった
この頃もちーは晴に付きっきりだからなぁ
それでも相変わらず2匹は出てこず
彼も困り果てていたがイチゴ味のポッキーは
美味しそうに食べていた
私はそれ美味しいよねぇ、そういえば
なんで晴ちゃんをさがしていたの?
と聞くと彼は
仲間の残した子だからと言った
彼は心優しい友人が帰って来れなくなり
猫がいることを知っていた彼は友人宅に行ったが何故か知らない人達に入られており
鍵も壊されていたいわゆる
誘拐された後で
あの3匹は猫に似た生物で危険らしく
回収をしてたがあと1匹が晴らしい
彼の友人の大切なもので危ないと言われて
私はそうなのか納得してしまった
晴は来た時から綺麗な状態だったし
警戒心も猫より高かった
すると物陰に隠れていたもちーが
彼の前に出てきて
手を出そうとするので慌てて止めると
不貞腐れどこに行ってしまい
ガクもそれを追っていき
晴は覚悟を決めたように彼の膝に近ずき
彼の竹刀入れにキスをして消えた
彼もびっくりしていたが
あえて何も聞かなかった
最近の技術ってすげぇ
私は静かにまた来てちょうだいと
彼を家に帰した
それが1度目のお別れ
あの後私は晴を紹介してくれた子に
連絡してみると彼女も知らなかったのか
保護施設に連絡して問い詰めたところ
知らないの一点張りで切られてしまった
まぁ、証拠もないし真実は闇に葬られた
さてなぜ晴や他の猫ちゃんを誘拐したのだろう
謎は残ってしまった
数日後
晴が居なくなったがいつもどうり
猫カフェを営業していた
スミレはまだバイトしてた時期でせっせと
働いていたが店長の様子がすこしおかしいので
ちらちら見ていた
叶とくーはお昼寝をしていて
もちーは珍しく店長の膝で静かに寝ていた
ガクも何やら窓際にいた
店長もカウンターの椅子に座って
ボーっとしながら外を見ていた
そして夕方営業になり
カランコロンと店に誰か来た
なにやら店員の子に止められているが
すこし強引に店長のカウンターに近ずいてきた
スミレは威嚇していたがあっさりと
スルーされて
店長さんと呼びかけられた
私は顔を上げると昨日の彼だった
晴と一緒に他の2匹の子も一緒だ
どうしたのか聞いたら
飼い主が帰ってきて
あなたにこの子達を頼みたいと…
安全性は保証をします
お願いできますか?
と言われたなぜかは分からなかった
が晴の桜の紋は消えていた
綺麗だったのになぁ残念
もちろん預かった
選ばれたらしいし晴とは仲良くなったから
数日ぶりの晴と初めましての仲間の
出会いと再会だった
次の日
朝窓を開けて空気を入れ替えていると
急に雨が降り出した 空を見上げると
晴れている…
お天気雨みたいだ
急に風が吹いて木々が揺れる
目をつぶった
冷たいようなくすぐったい風が頬を撫でた
風が止み
朝食を食べようとテーブルに戻ると
お手紙がテーブルに置いてある
いつの間に…
晴の瞳にあった桜の紋が入っており
手紙だった
拝啓 店長さん
猫たちを願いします、彼らは宝です
帰れるかは分かりませんがお願いします
飼い主
と短く文字が書いてあり
知らない人だけど几帳面な字で
真剣な意思が伝わったてきた
…すぐ迎え来て欲しい
そう思ってしまった
なぜかはわからないけど
でも、帰れないかもしれないというのはどういうことなのだろう
まぁ、いつかきてくれることを願って
手紙をしまい
買ってきたばかりの藤の花を花瓶にさした
猫たちはまだ夢の中
雨が終わり晴れ晴れとした太陽は
彼らを祝福してるようだ
晴以外の二匹は出番が少ないし
普段は寝ていることが多いです
なので看板猫でもないです
晴の仲間だからね
いつかお迎えが来る日を願って…
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お帰りなさい
どうでしたでしょうか?
誤字脱字や何か問題があったらすぐに消します
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