冬の町。
路地裏に一人の名も無い少女がいた。
「あの子、まだあそこにいるぞ?」
周りには、不気味がられる。
「にゃーん!」
猫の声が聞こえる。
少女が振り返ると、猫が横断歩道を渡っている光景を目にした。
車が、ブレーキとアクセスを踏み間違って猫の方に、もう突進する。
「危ないっ!」
少女が走って、猫に駆け寄っていった。
「ドーンっ!」
鈍い音が広がる。
少女は、死を覚悟した。
とある神殿
「やぁやぁ!こんにちは!」
謎の男が語りかける。
「貴方は誰?」
少女は聞いた。
「自己紹介が遅れたね!俺は、神だっ!」
少女は、口をポカンと開けた。
「はぁ?」
少女があきれた声を出す。
「その様子だと、信じてないな?」
男が笑いながら言う。
「急で悪いが、君には転生してもらう!」
少女が、意味が分からず首をかしげる。
「急にこんな神殿に呼び出され、神だの転生だの信じられると思います?私は絶対嫌ですよ?」
男が笑う。
「あははっ!君には拒否権はないよ?」
少女が、絶望に満ちた目で男を睨む。
「ちなみに、転生はどこの地域ですか?」
少女が言う。
「うーん。帝国の皇女になってもらうぞ?」
少女が言った。
「帝国の皇女っ!?嘘でしょっ!?私には荷が重過ぎるっ!」
少女が、必死に言う。
「悪いがもう、決まった事だからな?じゃあ、頑張ってくれーー!」
少女に光りがよってくる。
目が覚めたら、高級なベビーベッドの上にいた。
「おぎゃーーー!!」(嘘でしょーーーー!?)
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