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つえー短編集！

第14話 - 🌩️🦒×🤝 （没）

136

2025年09月17日

#にじさんじBL

#めちゃつえー

#めちゃつ🅰️

#MECHATU-A

あうるさん｡

⚠️こちらは没作品です⚠️
【あてんしょーん】

・nmmn

・BL､R表現を含む二次創作

・地雷さん回れ右

学パロ

🌩️🦒×🤝

あまりにも🤝が出てくる話を書いてなさすぎるので久々このカプで話を書いていきます｡

話の流れが上手くいかず没になりましたがここで供養させてください🙏

短め

伏字🍐

付き合い済

なんでも許せる方のみ行ってらっしゃい👋

───────────────

🤝side

🤝 : リトくっ…リトくん！！

🤝 : いくら相手がリトくんでもこれは恥ずいって！！

🌩️🦒 : 今喋ったら舌噛むぞ〜

高校最後の体育祭｡リトくんと恋人になってから初めての体育祭｡

そんな大事な日のはずなのに､僕は何故かお姫様抱っこをされていた｡

───────────────

🤝side

🤝 : え！？なんで僕なの！？

🐙🌟 : イッテツ足速いじゃないですか

🐙🌟 : だから頼もうかと思いまして

体育祭実行委員のるべくんから学級対抗のリレー選手を頼まれたのは体育祭2週間前のこと｡

僕は元々選ばれていたリトくんを応援するつもりで全然走る気とかなかったんだけど…

🤝 : いやでもｯ！！僕以外に適任は居るんじゃ…？

🐙🌟 : しょうがないでしょ｡補欠2人とも怪我しちゃってんだから

よりによって補欠2人とも負傷｡一人は部活での試合中に､もう一人は自転車ごと転けて打ちどころが悪かったらしい｡

🐙🌟 : んで､前やった選手選考用の100m走のタイムはリレー選手を除くとイッテツが一番速いんです

🤝 : マナくんは…？確か陸上部じゃ…

🐙🌟 : 既に選ばれてます

🤝 : ロウくん…

🐙🌟 : 係の仕事があります

🤝 : カゲツくん…

🐙🌟 : 選ばれてます

🤝 : あっ！！ウェンくんは！？

🐙🌟 : リレーのスターター役です

🤝 : ライくん…

🐙🌟 : 放送席で実況するらしいです

希望は全て絶たれていた｡悲しい｡

🐙🌟 : まぁまぁ､そんな絶望したような顔しないでくださいよ

🐙🌟 : 俺も補欠入りますから

🤝 : ならいいけどさぁ…

🐙🌟 : 大好きなリトのことを応援席より近くで見れるんですからいいと思いません？

🤝 : まぁそう言われたらそうかも…？

🐙🌟 : 早速放課後から集まりあるみたいなので忘れないでくださいね〜

🤝 : はーい…

───────────────

放課後

🐙🌟 : えー､､ｺﾎﾝｯ､皆さん集まって下さりありがとうございます

🥷🔫 : はよ終わらしてくれん？帰りたいんやけど

🐙🌟 : まぁまぁそう焦らずに､

🐙🌟 : 知っている方も居るかもしれませんが我がB組の補欠2人が負傷してしまったということで…

🐙🌟 : だいぶ顔ぶれ変わりましたが皆さん頑張っていきましょ〜｡

そこから軽い競技の説明があり､僕は必死に覚えようとしていた｡

🐙🌟 : あ､そうだ｡

🐙🌟 : 今年の学級対抗リレーは少し違いまして

🐙🌟 : 借り物競争的な要素も入っておりまーす

急なお知らせで全員が騒然となる｡

🐝🤣 : つまりは各レースごとになんか借りてこないけんっちゅうことか｡

🐙🌟 : ご名答｡

🐙🌟 : なので時間が長くなる可能性が非常に高い｡だから最後の競技なんです

全員 : 成程…

🐙🌟 : お題の方は実行委員が用意…したかったのですがこちら側からも俺含め数人選手になっているので別係に頼んでいます

🐙🌟 : なにか不都合なお題でも俺にクレームは入れないように｡

🐙🌟 : じゃ､かいさーん｡

そんなるべくんの気の抜けた声と共に集まった生徒たちがバラバラになっていく｡

🌩️🦒 : テーツ､

🤝 : うわぁｯｯ！？

🌩️🦒 : 声デカすぎんだろ笑笑笑笑

🌩️🦒 : 高校最後の体育祭お前と走れるのなんか嬉しいわ

🤝 : 僕はリトくんのこと応援席から見てようと思ってたんだけどね…

🌩️🦒 : まぁいいじゃん｡思い出ってことで｡

🤝 : そうなるといいんだけどね…

───────────────

体育祭当日

勿論僕たちが出る競技はリレーだけではない｡

💡 : 続いての競技は､3年生希望生徒による二人三脚です

全員参加の徒競走､騎馬戦に加えて､二人三脚か玉入れか障害物競走のどれかに出なければいけない｡

🍱🦖 : 練習の成果見せてやろー！

🤝 : おー！

僕とウェンくんのペアは１位を取り､ハイタッチをした｡

そこまではよかったのだ｡

ﾓﾌﾞ: 続いての競技は､3年生による騎馬戦です

僕は支える側だったから上に登るという怖いことはしなかった｡

でも､きっとそれがだめだった｡

2回戦が始まり､次々に進んで行くが､僕の隣に近づいてきた別クラスの人が､明らかにわざとに､でも事故に見せ掛けて僕ともう1人のクラスメイトに足をひっかけてきた｡

当然それで僕たちの騎馬は崩れてしまう｡

上の子が落ちないように下の３人で受け止め､一旦戦いから離れようとした｡そのときだった｡

🤝 : ……ｯﾞ､いたﾞｯ……

歩こうとしても右足に激痛が走って歩けない｡そういえばさっき受け止めたときに変な方向に足を捻った気がする｡

なんとか足が無事だったクラスメイトの肩を借りて退場する｡そのまま救護テントに連れてかれ､処置を受ける｡

ｾﾝｾｲ : あー…これは捻挫だねぇ…

ｾﾝｾｲ : もう今日は残りの競技出れないかもね…

🤝 : そうですか､､

まぁこの痛みなら幾ら捻ったりしてなくても普通に走れない｡仕方ないかぁ…と思いながら再び捻った足を見る｡養護の先生の手によって氷袋を固定されている｡

みんなに合わせる顔がないな､と思うと視界が歪んでくる｡最後なんだから思い出たくさん作りたかったなぁ…

🐙🌟 : イッテツ！！！

声のする方を見ると､みんな(何人か居ないけど)が走ってこちらへ来ている｡

🐙🌟 : 俺ら2回戦待機組だったんですけど…大丈夫ですか？

🤝 : ……………捻挫ｼﾏｼﾀ……(小声)

💡 : 捻挫！？！？

🐝🤣 : お前それ大丈夫なん？内出血とかしとらんか？

🤝 : それはあんまりしてないみたいだから大丈夫

🤝 : でもリレー出れなくなっちゃって､､､

🐙🌟 : それは全然いいですよ｡

🐙🌟 : 一番大事なのはイッテツの身体なので

🤝 : るべくん……

🐙🌟 : 俺がイッテツの分まで走りますから､

🐝🤣 : まぁ俺とカゲツがおるし大丈夫！ええ報告出来るように頑張るわ〜！

🥷🔫 : 急に巻き込まれた…

🥷🔫 : でも絶対勝つから見とってな

🤝 : ありがと､！

ちなみに僕たちの騎馬を破壊した奴らはカゲツくんの騎馬に破壊されたらしく､待機組だったるべくんとマナくんから見ると､そのやられようは笑いを堪えるのに必死になるほどダサかったんだとか､､

───────────────

💡 : 続いての競技は今年度の体育祭の締めくくりとなる借り物リレーです！！

ライくんのアナウンスと共にグラウンドが本日最高の盛り上がりを見せる｡

リレーは一年生､二年生と続き､ついに三年生の番になった｡

因みに走る順番はカゲツくん▶︎マナくん▶︎るべくん▶︎リトくんで､僕は元々アンカーだった｡

本来ならるべくんがアンカーになるはずだったんだけど「プレッシャーすごいんで嫌です」という一言でリトくんと交代してもらったらしい｡

🍱🦖 : よーい､スタートっ！

ウェンくんがスタートの合図をして､一斉に走り出す｡

💡 : なんと皆さん､３年生のリレーは「最後の思い出として楽しんでほしい」という１､２年生の係の思いから､お題が難しくなっております！！

一年生や二年生は「眼鏡」とか「ハンカチ」とか比較的簡単だった｡

一体どんなお題が来るんだろう…

───────────────

🥷🔫side

伊波からの最悪のアナウンス｡そんなサプライズ要らんって…

そう思いながらカードを引く｡お題は…

🥷🔫 : “ ドライバー ” …！？

ドライバーなんてないだろ､と思いながら辺りを見回す｡他のクラスの奴らも難しいのを引いたらしく､ふらふらと彷徨っている｡

科学部とかの部室から取るしかないか…とだるさを抱えていると､ふと思い出す｡

伊波が居る放送テントへと走り､確認する｡

🥷🔫 : 伊波､ちょいごめんな…！！

💡 : え､ちょ､マイク入ってんだけど！？

そんなのお構い無しに音源を流しているスピーカーの裏を見る｡

🥷🔫 : あった…！！！

そこにはマイクの入力やスピーカーの不備に対応するための小さなドライバーがあった｡

🥷🔫 : ちょいこれ借りるな〜！

💡 : え！？お前絶対あとで返せよ〜！！！！！

係にドライバーを見せてバトンタッチするためにまた走る｡

🥷🔫 : 緋八…！頼んだ！！

🐝🤣 : 任せろ！！

───────────────

🐝🤣side

難しいお題とは言われたものの､カゲツのファインプレーで暫定一着｡

覚悟を決めて借り物カードを引く｡

🐝🤣 : “ 名前に同じ文字が2回入っている人 ” …！？

いやいや誰やねん｡珍しすぎるやろそんな人｡

と言っても引き直しは出来ないので必死に思い出す｡まずは身近な人から｡

こやなぎろう … 入っとらんな｡

あかぎうぇん … ロウと合わしたら2個あるな｡

うさみりと … 入っとらんしアンカーを走らせる訳にもいかん｡

るべも同じ理由で却下｡

むらくもかげつ … 入っとらん｡

テツは入っとるけど流石に来いとは言えへん｡やっぱり結果より身体が大事やし｡

いなみらい … ん！？

“ い ” なみら “ い ” ………！？

疑問が確信に変わった瞬間､カゲツのように放送テントへ走る｡

🐝🤣 : ライ〜！！！！！

💡 : カゲツの次はマナ！？何が要るの？

🐝🤣 : ライ本人！！！

💡 : なんで！？

そう言われるのでカードを見せると､呆れたような納得したような顔を見せる｡そして隣で機械操作をしていた女子生徒にマイクを預け､俺と一緒に走ってくれた｡

🐝🤣 : るべ！頑張れよ！！

🐙🌟 : はい！！！

🐝🤣 : ライもありがとな〜！

💡 : どういたしまして！！絶対勝とうな！

───────────────

🐙🌟side

2回連続ライに頼ってるのちょっと笑っちゃった｡

ライへの交渉が少し時間をとり､別クラスとの差が近くなったがお構い無しに走る｡

2人のを見ているとそんなに難しくは感じなかったが俺のはどんなお題なのか…

🐙🌟 : “ 髪の色が特殊な人 ” …？

きっと2色だったりメッシュが入っている人のことだろう｡一番に思い浮かんだのは赤城ウェン｡だけど姿が見当たらない｡

次は宇佐美リト｡次走るので却下｡

マナも今走り終わったばっかりだから無理させられない｡

🐙🌟 : …小柳くんですか、

ここで「実行委員なっててよかった」と今までで一番強く思った｡確か彼は……

見つけた｡

得点の集計をしている小柳くんを見つけ､そのテントに走る｡

🐙🌟 : 小柳くん､出番です！！

👻🔪 : は？俺今仕事ちゅ…

🐙🌟 : アイス奢るので！！！！

そう大声で言って強制的に連れて行く｡係からの合格を貰い､アンカーへとバトンを繋ぐ｡

🐙🌟 : リト！！イッテツの分まで走って！

🌩️🦒 : 了解！！

───────────────

🌩️🦒side

めちゃくちゃ速いスピードでバトンが渡ってくる｡他クラスはまだ３走者目が彷徨っている｡お題次第ではもう勝ちも同然｡

そう思いながらカードを引く｡

🌩️🦒 : ………ｯ､w

🌩️🦒 : ……まじで､､､､？

なんてベタなお題が仕込んであるのだろう､と笑ってしまう｡

秒で対象は思いついたが少々渋る｡

🌩️🦒 : 公開処刑だろこんなの…

俺のカードのお題には､ “ 好きな人 ♡ ” と書かれていた｡

ちょっと悩む｡歩けないテツの代わりに別のやつを連れて行ってもいいが､それではテツを不安にさせてしまう｡相手にも迷惑かかるし｡

他の奴らが近づいてくる｡このままじゃ負けてしまう｡

🌩️🦒 : ……しょうがねぇか､

俺は腹を括ることにした｡

そのまま救護テントへと走り､対象を迎えに行く｡

🌩️🦒 : 先生､テツ借りてもいい？

ｾﾝｾｲ : 何？捻挫してる人っていうお題なの？

🌩️🦒 : いや違いますけど …

ｾﾝｾｲ : 全然連れて行っていいわよ

🤝 : え！？なんで僕なの！？

🌩️🦒 : んじゃ､失礼しまーす

そう言って､仰向けになっていたテツをそのまま持ち上げる｡落ちないようにしっかり抱え､俺はゴールへと走り出した｡

───────────────

🤝side

リトくんなんのお題引いたのかな~とか呑気に考えてた自分が馬鹿だった｡

彼は僕の元にやってきて､僕を抱えた｡

🤝 : え！？なんで僕なの！？

🌩️🦒 : んじゃ､失礼しまーす

僕の質問は空気に溶けていき､そのままリトくんが走り出してしまった｡

やっぱり選手になるとだけあってリトくんは足が速い｡

🤝 : リトくっ…リトくん！！

🤝 : いくら相手がリトくんでもこれは恥ずいって！！

🌩️🦒 : 今喋ったら舌噛むぞ〜

確かに一歩間違えれば結構痛い｡僕の歯ちょっとギザってるからなぁ…じゃなくて｡

🤝 : この抱え方は無いでしょ…！

🌩️🦒 : おぶるのは時間かかる

そんな言い合いをしているうちにゴール｡僕たちのクラスは一着だった｡

───────────────

🤝 : …で､なんのお題だったのさ

体育祭も無事終わり､帰り道をリトくんと歩く｡まぁ正確には僕が歩けないからおんぶしてもらっているんだけど｡

結果は僕たちB組が総合優勝｡高校最後の思い出を作れた｡

🌩️🦒 : そんなに知りたい？

🤝 : 急にあんなことされたら誰でも疑問に思うでしょ…

🌩️🦒 : んー…

🌩️🦒 : 好きな人って書いてあったんだよねぇ

🤝 : …………………へ？

頭が一瞬考えることを辞める｡え？好きな人…？

🤝 : それってもう僕らのことは…

🌩️🦒 : まぁ一部の奴らにはバレた

リトくんはお題を聞かれても上手く躱していた｡バレたというのはしつこく聞いてきた輩にということだろう｡

🤝 : どんな顔して来週から行けばいいの…

🌩️🦒 : 大丈夫だって｡俺居るしなんとかなる

🤝 : そういう問題じゃないでしょ…

足首の怪我がもう少し酷ければ明日休めたかもしれないな､なんて思った｡

𝑭𝒊𝒏.

───────────────

話の展開が変というのと､終わりが綺麗に纏ならなかったので没になりました｡

ちなみに体育祭などで使われるスピーカーの裏にドライバーがあるのはガチです｡

証拠は私が今年の体育祭の放送係だから､ということにしておきます｡めちゃ重たいあのスピーカーにはめちゃミニサイズの可愛らしいものが嵌っております｡

読んで頂きありがとうございました｡

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