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る ぇ の
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美月ゆめかだよ〜🌸 第2話後編、読み終えたよ!! 全校生徒の前で副会長に叱られる生徒会長、もう尊すぎるでしょ…😭💕 仁人の「俺の意思は!?」に対する周りの「お前じゃないと纏まんない」の流れ、めっちゃ胸熱だった…! 最後の告白シーンで「どっか行かないで」って勇斗が言うところ、仁人の能力バレと重なってエモさ倍増だよ〜! 結局また副会長やることに決まっちゃった仁人、ちょっとお疲れだけど楽しそうで何より🥺✨ イチャイチャ告白大会で満足したっていうのも分かるよ、めっちゃ楽しかった!! かぼす先生、続きも楽しみにしてるね⋆♡
もっと細かく分けて投稿した方が良いのかも、とは思うのですが手際が悪いので前後編になりました。
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◇全員集合
柔太朗が纏めて作ったその空間は、エントランスのステンドグラスの窓と体育館の高い天井、中庭の芝生と木々が入り交じってなかなかお洒落な場所になっていた。
柔太朗と舜太に集められた生徒たちはザワザワしながらも『これが生徒会の仕業』だと分かっていて、前方に立つ柔太朗と舜太を前に様子を窺っている。
そこへ、空間を破って現れたのが俺。
俺なりに勇斗を探したけど見つからなかった、少し遅れて申し訳ない。
「…仁人、このイベントはどうなるんだ?」
生徒たちの中から前に出てタクヤ先輩が俺に聞く。
それのおかげでザワついていた全体が静まった。
「…イベントの趣旨はエビパンの最終所有者かポイントを得られること。
勇斗が…、生徒会長がしたスタンドプレーが荒れる原因になったのは否めない。
それでも、能力入り乱れてのここまでの騒動は生徒会として迎合できない」
「…能力使用が許可されたイベントだとしてもか?」
タクヤ先輩がさらに聞いてくる。
「…窓ガラス破損、備品破損、教室破壊、怪我人の発生、もうこれは能力を制御しているとは言えない」
全員が黙る。
「…何より、エビパンはどうなりました?勇斗が落としたらしいけど」
皆黙っている。
「…見てきたけど、取り合って散々な状態になってましたね。黒焦げになってたり木端微塵になってたり。
…後で調理してくださった食堂のおばちゃん達には生徒会が代表してお詫びを出しておきます」
現物がないならもう暴れる必要ないでしょ。
それで納得してくれないかな。
「…勇斗は?引っ掻き回した生徒会長の話も聞きたいぞ、俺たちは」
ザワザワと他の生徒も騒ぎ出す。
…どっかにいるとは思うんだけどな。
目を閉じて、ふーっと一つ息を吐く。
「…勇斗ォ!!聞こえてんなら出てこいよ!!」
でかい声で呼んでみたが反応はない。
…いい加減ムカついてきたぞ?
あぁ、じゃあ俺も強引にやるからな。
右腕を目の前で掲げる。
定型のモーションを行うと、軽い発光の後着ていた白い制服が黒い身体に沿った黒い衣装に変わる。いつもと違う髪型、長いパールの装飾。
突然の俺のモードチェンジにそばにいた柔太朗と舜太も驚いていた。
多分誰にも見せたことはない。
…この世界の人には。
──仁人が変身した
──仁人先輩のヒーローモード初めて見た
──能力が凄すぎて滅多に出せないって聞いてた
──綺麗…って言うかなんかこう、艶っぽい…?
生徒たちが、騒めく。
達観した眼差しで左手で空を切る。
「…じゃあね、《さよなら》」
時空の枠が見えてそれが広がろうとした、その時。
「仁人…っ、待って!!」
また別の時空枠がすぐ側で開いて勇斗が飛び出してくる。
そして大きく抱きしめて俺の能力発動を止めた。
勇斗も黒いモードになってる。かなり好き勝手動いてたなコイツ。
【時空を通って移動できる】
舜太の能力と似てるようで違う。
勇斗は移動する先の瞬間を自分で決められる。
「それやめてって言ったじゃん!変身もすんなって言ったよね!?」
「…自分は好き勝手やっててそれ言う?」
「〜〜〜ごめんなさい!!」
「俺にじゃないだろ!」
生徒会では日常茶飯事なのだけど、壇上で副会長に叱られている生徒会長を見て全員が『痴話喧嘩かよ』って顔になっていたが気にしないことにする。
◇会長の弁明
勇斗の強い要望で黒モードはお互いに解いた。
そんで、全生徒が納得できる説明をしてもらおうじゃないか。
「で?何で単独行動であんなことしたの?」
引き続き勇斗に質問するのは俺。
「…だってエビパン一人1個って言ってなかったじゃん。じゃあ仁人たち四人以外の6個を俺が買えば60ポイントもらえるじゃん、って」
「…俺たちに言わずに?」
「言ったら止めるでしょ」
「当たり前だろ!」
全校生徒の前で俺たち何やってんだろうという気持がないわけではない。
「んで、このまま昼休み終わるの待っとこ、って思ったけど、パンなくなったら生徒会が狙われるじゃんって気付いてさ」
「やる前に気づけよ」
「まぁ、それで一番取り合いが激しそうな場所にいくつか放出したのね」
「…そのせいで大乱闘なんだが?」
──こいつ余計なことしかしてねぇ!
──今回ペナルティーあるとしたら会長だろ!
生徒からはブーブーと文句続出している。
「…なんで?普段はふざけてても真面目に生徒会長やってんじゃん。ここ最近ポイントに執着しすぎだよ」
なんで?そろそろ理由を教えて欲しい。
勇斗が、少しだけ視線を彷徨わせてから俺の顔を見る。
「…今月末の結果で生徒会の編成が変わる」
「うん、その時期だよね」
「確実にポイント貯めて俺また生徒会長になりたい」
「それは聞いてるから知ってる。なればいいじゃん」
「うん、勇ちゃん暴走さえしなければ適任だよ」
「そやそや、学園生活楽しいしな」
俺がそう言うと、柔太朗と舜太も同意した。
「そんでもう一回、仁人と太智と柔太朗と舜太を生徒会メンバーにする」
会長以外のメンバーは立候補もあるけど現メンバーは勇斗の指名で決まった。
俺は最後まで嫌がったけど、初めての生徒会長が不安だからとか泣き落とされて副会長に就いた。
「ええよ、俺は」
太智がそろそろ大丈夫と踏んだのか後ろの壁にあった生徒会ポスターから出てきて言った。
「俺もいいよ〜」
「俺も〜」
柔太朗と舜太も了承のピースを出す。
「え〜、俺はもう遠慮したいな」
出来れば静かに学園生活を送りたい。
生徒会での活動はそれとは正反対で自由すぎる他メンバーに振り回されてたまに本気で疲れる。
「それ!絶対また仁人に副会長やってもらうから!仁人が嫌だって言っても!!」
「…俺の意思は?今回は引き受けたけど次は」
「…俺のポイントが二位をダブルスコアで上回ったらもう一個権限使えるって学長に確約取った」
そんで仁人を生徒会に入れる。
「えぇ…」
そこまでして?俺に副会長やらせたいの?
「仁ちゃーん!生徒会辞めたら俺たちんとこ来なよー!」
「あ、僕たちのとこも大歓迎ですよ〜!」
面白がって引き抜こうとする奴らが出てきた。
「だめー!仁人は生徒会なの!俺が決めたの!!」
「だから俺の意思は!?」
勇斗が俺をがっしり抱き抱えてオーディエンスに吠える。
「…いいじゃん、仁人やれよ」
「勇斗と生徒会の奴らはお前じゃないと纏まんないだろ」
そろそろ痺れを切らしたタクヤ先輩たちが勇斗の味方をする。
「俺も仁ちゃんがいないと生徒会に不安しかないわ!」
「そうだよ、今回だって仁ちゃんいなかったらもっとめちゃくちゃだった」
「勇ちゃんには仁人がいないと生徒会絶対まわらんよ」
生徒会のメンバーからも存続を希望されてしまう。
まぁ、最終的にはそうなりそうなんだよな。
…でも。
でもいざとなったら俺は。
「…仁人は絶対生徒会に入れる。でもそれに権限は使わない」
別の事を考えていた俺の耳元でこっちに集中しろと勇斗が囁く。
「…モードチェンジ禁止、能力発動禁止。これを仁人に強制させる」
「は?」
何言ってんの?学園の権限でそんな事できるの?
眉をひそめて勇斗の顔を見る。
てゆっか俺のunleashed potential アンリーシュト ポテンシャルお前知ってんの?
俺は
【時空を変えられる】
時空を変えられると言うことは、世界を変えられる。
別の世界に行くことができる。
勇斗が、俺と向き合って肩に両手を置いて真っ直ぐに俺を見る。
そして、こっちが火照りそうなくらいの熱い声でそれを言葉にした。
「…仁人、《どっか行かないで。》ずっと俺と一緒にいて」
あ、能力バレてるっぽい。
…それよりさぁ。
生徒会長から副会長への熱烈告白に会場は沸きに沸いた。
──仁人覚悟決めろ!
とヤジが飛びまくる。
いつでも手放してしまえると思ってた。
それは今もそうなんだけど。
会長と副会長として生徒会でやっていく事を面倒臭いと言いながら実は楽しいと思えている事も確かで。
一緒にいてほしいって言われることにまだ少し躊躇があった。
何も言わない俺の顔をもう一度勇斗が覗き込む。
…悔しいくらい顔がいい。
そんな甘い視線を寄越さないでほしい。
「…俺、仁人が好きです。付き合ってください」
トドメを刺されて逃げられなくなった。
◇後始末
「〜〜〜昼休み終わるまであと10分!
このイベントの後始末を上手くできたら考える!」
そう言って真っ赤になりながら勇斗にこの先の決着を委ねる。
「え〜、でもエビパンは…」
「…ここに4つある。皆んな、いいよな?」
異空間から、俺たちの分のエビパンを取り出し太智たちに了承をとる。
能力を使ったので勇斗が嫌そうな顔をしたけど無視する。
「俺も一応あるっちゃあるんだけど」
そう言って勇斗もひとつエビパンを取り出した。
「食ってんじゃん!」
「お腹空いたからひと口ね」
えへ、と食べかけのエビパンを俺の出した4つと並べる。
「食べかけでカウントしてもらえるかなぁ」
「まぁまぁ、それでさ」
勇斗が全校生徒へ向いて提案を述べる。
「…この4と2/3個のエビパンをかけて勝負してもらいます。
能力使用なしで殴り合いとかクイズ大会とかも面白いと思ったんだけどぉ」
このまま任せて大丈夫か?
少しハラハラしてしまう。
勇斗が楽しそうな顔で笑う。
「全員参加で椅子取り合戦を行いまーす!!」
◇結末
厳正なる椅子取りバトルの結果、勇斗が優勝した。
ポイントは勇斗の総取り。
そして
俺は勇斗とお付き合いする事になってまた副会長やることに決まりました。
ここにいる理由が増えたからじゃないけど勇斗につなぎ止められたので飽きるまではここにいようと思います。
…では。
終わり
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勢いだけで書いたので自分は楽しかったけど、他の人はついてこれてるかが心配です。
突っ込みどころ満載ですがノリでお願いします。
イス取り合戦10分で終わるんかとか思ってもスルーで。
結末が適当すぎて怒られそう。
観衆面前でのsnjnイチャイチャ告白大会を書いたところで満足しちゃったんですね。
いつもこんな気分で書いてる気がする。
同じ様な設定(jntさんが全てをひっくり返す鍵みたいな)でときゆにMVでも書けそう(笑)