17時40分頃
駅で待ち合わせ、初対面。
ワクワクというよりかは緊張が勝っている。
男性と女性というのは、
出会い方や出会うタイミングは決まっているのかな…
そして幸せな時間にはタイムリミットがあるのかな…
『はじめまして』
とお互い
ぎこちない2人のドライブがスタート、目的地は秋の海。
夜のドライブはなぜか2人を盛り上げ、ナビを見ようが、道は間違える。
そんな道を間違えたり目的地を行き過ぎたり、ただそれを笑っていられる2人。
ちょっとしたハプニング。
目的地の海に到着し、2人がまずした事は乾杯。
夜のビーチに灯りが照らされたところには4人組がバトミントンのようなものをしている。秋の海は風が気持ち良い。
少し離れたところには
女子高生が海から
帰って行く姿。
それを見ながら2人は何気ない会話に、何を話したかも分からないほど緊張していたのも少しずつお酒がほぐしてくれる。
彼女が『海がとにかく好き』
という
その言葉に
彼は『海の見えるところに住みたい?』と聞くと
『それだと特別感がなくなる』という彼女の言葉に彼は
なんかグッとくる。
特別感って
日々、日常、毎日
と違うからこそであって
ご褒美のように海を見てる
彼女の印象が
とても良かった。
そして、
なんとなく会話弾んだ2人は
BARに向かった!
はじめて行くBARにも道を迷い
それを笑いながら2人で探していく。
これも小さなハプニング。
時間は21時前、ホテルの中にある
少し落ち着いたお店。
綺麗な海の色のカクテルを飲み干しBARをあとにして
フィーリングがあった2人は
もう一件居酒屋に向かった!
居酒屋で乾杯をしてお店を出ると
時間は深夜1時を回っていた。
会ってから
いや
出会ってから
約7時間が過ぎていた。
居酒屋を出て、彼女を送り
彼は帰ることした。
けど、彼はとにかく惹かれた彼女のところに再度、戻ることにした。
そして彼女と再び会った2人。
よく恋愛では【3つのing】という
昭和っぽい言葉がある。
フィーリング
タイミング
ハプニング
なんとなく全て揃った2人は
過去の話し
過去のイヤな話し
過去の出来事
過去の生き方
などを色々と話し、お互いにお互いを知り
お互いにお互いの事を聞いていった。
幸せな時間というのは
あっという間で朝の5時まで語った。
なんとなく2人は初対面ではないような感じで、気づいたらなんでも話せるとような状態。
少し飲み過ぎたのもあり、彼女は時間的にも眠く少し眠りにつく。
隣でそれを見ながらとにかく幸せを感じる彼。
腕枕や膝枕をするって事が
どれだけ幸せかを感じながら
タイムリミットの9時30分が近づいてくる。
時計を壊しても時は流れ時間は進む。
時間が進めば進むほど過去を忘れ、今の幸せを感じる。
忘れたい過去、忘れれない過去、クソみたいな過去、素晴らしい過去。
結局全て過去で
今起きてるこの
時間も過去になる。
9時30分に2人は離れないといけない。
18時前に出会い、次の日の9時30分
15時間とちょっと時間に
彼は彼女にとにかく惹かれていく。
初対面で15時間一緒に過ごす事はあまりない。
これだけのフィーリングがあっても
幸せのタイミングを止める事は出来ない。
なら少しだけでもハプニングを起こしていや
彼のワガママで
タイムリミットを15分伸ばした。
幸せの時間にはタイムリミットなんかなく、
幸せの時間をのばせば
永遠に続くのかもしれない。
選択を間違える時もある!
ただ今が幸せならあなたの
過去の選択は正しかった
となる!
【幸せは気持ち次第】
よく聞く言葉だ
結局、自分の気持ちで幸せにできるなら
彼の過去の
選択は決して間違えてないとなる…
今が幸せだから。
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