廻 / シクフォニ
【イントロ】
「澄んだお前を、求めるだけ」
【A1】
痴れた理
嫉む道連れにしろ
哭かず辰巳を目指し
幾度生に焦がれた
白く染めた柔肌
似合う紫苑色の紅
足りぬ犯した罪を数え
一抜けた
【1B】
一逝きすれば忽ちに
芳ぬ吐いで満たされた。
二振りすればまちまちに
溢るるとくろを撒かれた。
三度の餓鬼があちこちに
途絶えた所為は身片した。
死人の聲が花街に
爛れた屍寸と
五六り。
【1C】
増えぬ変わらぬ
輪廻の契り
消えぬ変わらぬ
壊し繋ぎ怖し繋ぎ
全部 身血連れ
個輪して繋ぎ
空を亡くして
さぁ共に行こう
【1サビ】
嘆き囃子 の世が明ける
独り喰らい枷消えていく
廻る時に彷徨うて
一人、一人また
憑れて逝くだけ。
【お経パート】
罪人因果輪廻生命
罪人不退輪廻生命
罪人三途輪廻生命
罪人死相輪廻生命
罪人御霊輪廻生命
罪人六道輪廻生命
罪人亡骸輪廻絶命
常闇月虹
【2C】
増えぬ変わらぬ
現世の縛り
消えぬ変わらぬ
逃げ道七き
君も身血連れ
個輪して繋ぎ
空を亡くして
さぁ共に逝こう。
【2サビ】
歩き屍の聲響く
一人奪い罪剥がれてく
朽ちぬ時に生かされて
一人、一人また
憑き堕とすの
嘆き囃子の世が明ける
独り喰らい枷消えて往く
廻る時に彷徨うて
一人、一人また
憑れて逝くね。
【アウトロ】
「ああ、また一人居なくなる頃」
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