コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
警告 閲覧注意⚠必読
前垢で書いたものをここの垢に載せていきます。
多少リメイクしております。ご了承を。
この小説は、人間の残酷さを描いた作品です。
虐めシーンがあります。苦手な方はブラウザバックを。
人によっては胸糞悪いシーンもございます。
もう一度言いますが、閲覧は自己責任となります。
反論は受けつません。
食事前の閲覧はオススメしません。
これをすべて読んだのなら、本編へどうぞ。
第一章 元凶
4月
小学校の新学期が始まり、私はドキドキする。
「楽しみだな。」
満開に咲く桜を見つめながら、私は学校へと向かった。
時は早く、いつの間にか学校に付いていた。
「不吉な事が起こりませんように。」
そういうなり、私は自分の学年の階へと向かった。
教室に入って、私は友達と一緒のクラスで安堵する。
「おはよう。今日から新学期だね。」
私はそんな事をいう。
友達は笑顔で「おはよう!りなと同じクラスで良かったよー!」と言う。
私の名前は大口 梨奈。小学6年生だ。
「最後の小学校生活だもん。楽しまなくちゃ。」
そんな私の期待を裏切るように、私の小学校生活が始まった。
5月
私は今、地獄生活をしている。
私のクラスにはグレーゾーンと言う子がいる。
私のクラスは普通学級であり、基本的にグレーゾーンの子が来るところではない。
その子はいじめられ、日々自信が無くなっている。
私はその子を眺めるだけ。
そんなある日、友達と話してる時にその子がいじめられていた。
「あれって…。」
私は恐怖だった。
いじめっ子達が、いじめられっ子に痣が出来るまで殴り、蹴るの行為を繰り返している。
「あはははは!」
友達がいじめを見ながら笑っている
「も〜。面白過ぎでしょ。でもやり過ぎて学校来なくなるのが心配だわ〜」
友達が残酷な事を言う。
「いやいや。あのぐらいが丁度いいでしょ。あいつの親いじめられてても無理矢理学校行かせてるらしいし。 」
もう一人の友達が言う残酷な事に、私は背筋が凍る。
でも、私は結局の所何も出来ない。
私は傍観者の立場なのだ。
「りな?体調悪いの?顔青ざめてるよ?」
「あ…大丈夫。ちょっと寝不足で、トイレ行ってくるね。」
「行ってらっしゃい〜」
私は教室を出たらすぐトイレに直行し、トイレの個室で密かに吐いた。
6月
いじめはエスカレートしている。
冷たくて残酷ないじめになっている。
でも、5月のいじめられっ子と顔が違うような気がするのだ。
勘違いだろう。そう思い、私は友達と話す事に集中した。
集中して聞くと、内容はいじめられっ子の陰口ばっか。
話を聞いていると吐き気がする。
もうトイレに行って逃げ込もうかな。そんな事を考えていた。
「きゃあ!」
一人のクラスメイトが悲鳴を上げる。
クスクス。笑い声が聞こえる
「何よこれ…」
どうしたんだろう。と気になった私は近付いてみた。
そしたら、その子のノート、筆箱、教科書、ランドセルが汚されボロボロに引き裂かれている。
私は絶句した。
でも、絶句の後に安心という感情が来た。
クラスメイト達が寄ってきて、笑っている。
その子は泣いている。
その子が更に泣くと、更に笑い声が上がる。
私は何故か破かれた原因が思いついた。
その子はいじめられっ子と仲良くしていた。
いわば、いじめられっ子にとっては天使みたいな存在だった。
なるほど、理解したその時にはもう、エスカレートの道はどんどん歩み始めっていた。
第一章 おわり