愛しているから。
私は生まれてすぐに親に捨てられた。 物心ついた時から【誰とも血が繋がっていない】ということは知っていた。
だから施設に居る。
両親に恨みも無ければ苛立ちもない。 施設に送ってくれただけ感謝だ。
【私を捨てる人】には怒る価値も何も無いのだから。
ある日、施設でいつも通り過ごしていたら少しハーフ顔で白いまつ毛で青紫色の瞳をした人が来た。
興味は無い。他人なんてどうでもいい。
死んだら死んだでその時だから死ぬまで私は自由に生きる。 私の価値は誰にも預けない。
…そう決めていたのに
¦ オレ、黒川イザナ。 」
¦ オマエは? 」
¦ 〇〇…。 』
¦ へ~。 宜しくなッ(( ニコッ 」
ただの人間として雑に扱われている私に彼は喋りかけてくれた。
名前聞いたくせに【へ~】だなんて返事する彼に惹かれた。
それからずっと一緒に遊んでくれていた彼に【好き】という感情が芽生え始めた。
いつ好きになったのかわからないけどとりあえずイザナくんが好きだった。
何故だろう。いつまでも、、ずっと…。
イザナくんと傍に居たい気持ちがある。
でも、イザナくんは数年前に急に居なくなった。
…何も言えないまま
イザナくんと過ごした時間は本当に楽しかった。
私は今年で19。
イザナくんを探すために外に出た。
施設とはさよならした。
あの時イザナくんが喋りかけてくれた。
私は興味無かったのに。
イザナくんが喋りかけたのは私だけ。
¦ ということは私のことが好きってことだよね。笑 』
イザナくんは今どこに居るのだろう。 何をしているのだろう。 まず私のことを覚えているのだろうか。
私があの施設に出るまで、いや、出てからも今もイザナくんのことが好き。
恋愛なんて、好きなんて、恋なんて。
何事にも興味無い私は関係無しと思っていたけどイザナくんが好きという気持ちだけは嘘に偽りなかった。
死ぬまで私は自由に生きる。 イザナくんに出会う前からイザナくんを好きになる日までそう思ってた。
でも私は自由に生きるのではなくてイザナくんと2人で生きたい。そう思い始めるようになった。
これが好きの気持ちだと思っている。
イザナくんが居ない。その人生が嫌だったから私は今、イザナくんと過ごすためだけにイザナくんを探してる。
もちろん簡単に見つかるわけが無い。わかっていたことだから戸惑う必要性もない。
何日、いや何週間…。違う、何ヶ月もの間イザナくんにもう一度会うためだけに行動した。
…見つけたんだ。
少しハーフ顔で白いまつ毛で青紫色の瞳の君を。
でもね、
…裏切られたの
何ヶ月もの間君のためだけに時間掛けて探したのに【浮気】だなんて…。
【私を捨てる人】には価値がない。 そう生きてきた。
今君は裏切ったんだ。私を捨てたんだ。
初めて人に恨み、苛立ちを感じた。
¦ 居らない…。 』
¦ 居らない居らない要らない要らないッッ!(( 刃物振下 』
¦ ((バタンッ 」
私を捨てた人は居らないの、要らないの。。
¦ 私のことが好きなんじゃないのッ?笑 』
目の前に血だらけで倒れる君を見て思うよ。
私は君のことが好きだってネ。
好きだから。大好きだから。
愛しているから。
君に着いてくよ。
¦ ( 地獄で結ばれよう。。 』
¦ ずっと解けないように。 』
君への濁った薄暗い深紅色の糸。
『 愛しているから。 』
・夢小説
・空白厨
・死ネタ
・真似、参考🆖❕
御相手様 ¦ 黒川イザナ 様 。
少し狂った夢主チャンをイメージして書きました🙌🏻🤍
自分が好きだと勘違いして、施設から出てイザナくんを探し、何ヶ月もの間掛けて探したのに、自分以外の女と仲良く腕を組んでる姿を見て、初めて好きになれた人だからこその恨みと苛立ちが出たんでしょうね😔😔
実はこれ深夜テンションで書いた30分クオの小説なんです🫢🫢🫢
沢山のいいねとご感想のコメントお待ちしております🥹💗
👋🏻
コメント
4件
早く見れた。。。はず❕❕❕❕ ワワワ。。。好きな子のこと✕しちゃうぐらいすきなんて性癖のど真ん中すぎる、すきな作品が増えた🫶🏻💗 浮気なんてゆるさないぞ黒川イザナ🫵🏻🌟‼️ てかあしたつきてゃ誕生日だよ。。。ね❔() 違ったら遠慮なく言ってね❕❕❕❕ 絶対祝います𐔌՞꜆. ̫.꜀՞𐦯
よき 東リベいーじゃん