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「夢から覚めないで」
水×青
※nmmnです
※ご本人様達とは一切関係ございません
※どろどろ系
❌R18
コメントで検索避けお願いします→例 水くん、💎くんなど
「」水くん
『』青くん
地雷等なければ
↓↓
『ほとけ、?』
起きたら何故かほとけが居ない。
不安に思った俺は電話を掛けた。
プルルル
「ただいま、電話にでることができません-」
『ッ…』
『捨てないって約束したやん…』
ーーーーーーーー
『ねぇ、ほとけ…?』
「どしたの?」
『もし、ほとけが好きな子できたら…俺の事は捨てる、?』
「そんなことする訳ないじゃん…!」
「いふくんは世界一可愛いよ。絶対に捨てたりしないから。」
『ッ…//』
ーーーーーーーー
グスッ
『ほとけ会いたいよぉッ…ポロ』
ガチャ
「ただいま~…って、いふくん!?」
「どうしたの!?」
『ほとけぇッ…』
ギュー
「…!?」
「心配かけてごめんね、」
『次いったら許さへんから…』
「大丈夫。絶対見捨てたりなんかしないよ。」
『えへ…//』
ピーピー
「正常な数値です―」
機械的な音声が室内に響く。
「いふくんが事故に遭ってからもう2年だよッ…」
「ねぇ、早く起き-」
…僕はずっと、「早く起きて」
この一言が言えない
「僕がクズじゃなかったら…いふくんのこと幸せにできたんだけどなッ…」
ーーーーーーーー
『今日、何時に帰ってくる、?』
「どうだろね、遅くなるかも」
『そっか…』
『そのッ…デートとか、してみたいんやけど…』
「デートとか面倒だから行きたくないんだよね」
「てか、友達と予定あるし」
ーーーーーーーー
「馬鹿だな、ホントに…」
僕の我儘にずっと付き合わせて。
好きだったはずなのに、ストレスとかぶつけるようになってからは、いふくんと話すのが怖くなった。
どんどんエスカレートして遂には暴力まで。
事故に遭った日は初めて一緒に買い物をしてたときだった。
『…ほとけ…ッ!!』
ドン
「え…?」
「…ねぇ、嘘…だよね」
信号見ずにスマホなんか触ってたから…
「僕が……」
「僕の…せいだ」
「いふくん、」
その後、何とか一命は取り留めたが、2年間意識が戻ることはなかった。
ただ分かるのは、いつもの寝言が幸せそうなことだけ。
『えへッ…ほとけぇ……』
やっぱり、
「こんなに夢の中で幸せなんだな…」
「現実の僕がクズだって知ったらきっと離れちゃうッ…」
「お願いだからさ…」
「…夢から覚めないで」
パチッ
『ん…』
『ほと…け、?』
「…」
「いふ、くん……?」
「起きたの、……?」
ずっと謝りたかった。
事故で庇ってもらったこと
暴力を振るったこと
暴言を吐いてしまったこと
感謝したいことも。
僕という人をずっと愛してくれたことも。
「ねえ、いふくん。」
『…?』
「なんで僕を愛してくれたの?」
・・・
『…何でやろうね、』
『俺も分からん…けど、ほとけの優しいところ知ってるから』
「優しい、ところ、?」
「僕に?」
『おん』
「だって…いふくんに暴言も吐いたし暴力も振るった。」
「典型的なクズだったじゃんッ…」
『でも…活動しとるときのほとけは輝いとったから』
「活動…そう、だね」
「ずっと、楽しくてやってきたよ」
「でも…、散々酷いことしたし許されないことだって分かってる。」
「いふくんだってこんな奴と別れたいだろうけど…」
「それでも、いふくんが居なきゃ駄目だった…!!」
『…』
「事故に遭ってから、活動も上手くできなくなって…」
『遂にはリスナーさんまで手放しちゃったよ』
『…そっか、』
「でも、今更でしょ…?」
「僕がクズなのはいふくんが1番理解してるじゃん」
『…そんなこと、なかったで』
「え…?」
『俺は一緒に居て楽しかったし幸せだった。』
『だから、一緒に居るの。』
『ほとけは、俺の事嫌いなん、?』
「好きに決まってるじゃん!!!」
『へっ…』
「ずっと…大好きだよ」
「僕だっていふくんの事愛してるし付き合えて幸せ…だから」
『愛して…くれてたん、?』
「…うん、」
「でも、活動も何も上手くいかなくなったときに、ストレス溜まっていふくんにぶつけちゃった」
「本当は愛してたはずなのに…ッ」
「途中から自分の気持ちも分かんなくなったよ」
「…だからさ、僕のこと恨んでもいいんだよ」
『…』
「いふくんだって、ッ…恨んでるでしょ、?」
『…恨んどるよ。』
「、…」
『俺だけしか愛してないんかなって不安にもなったし、暴力振るわれるし辛かったで。』
『でも、俺もほとけが居らんと駄目やった。』
「…、、」
『依存しとったんかな、でもほとけの性格が…ほとけが優しいところに惚れたんよ。』
「許してくれるの、?」
『え、許さへんよ?』
「え」
『ほとけがやってきたことは嫌やったし辛かった。』
『でも、ほとけがまた愛してくれるんやったら…まだ付き合ってもええんかなって思っただけ。』
「僕がさ…こんな事言う資格ないけど、」
「…僕にもう1回、チャンスをくれませんか?」
『ええよ、』
「え…」
僕がしてきたことは決して許されることは無い
クズで暴力振るっておまけに僕のせいでいふくんの命も奪われそうになった。
そんな僕に彼はまたチャンスをくれるのか。
『その代わり…次こそは大切にしてな?』
今度こそは間違えない。
優しくて大好きな貴方。
そんな貴方を一生愛すことを誓います-。
「夢から覚めないで」
これ下書きで半分以上書き終わってたんで気分で書きました
私どろどろ系が結構好きなのかもしれない…
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!