一生懸命呼吸してたら
「大丈夫?」
なんてわっちが
俺に聞く
誰のせいだと…
とは口には出さない
いや、正確に言えば
出すことが出来なかった
下半身から
来る甘くて苦しい感覚に
俺の口はただ切なげな息を
漏らすだけになってる
「……あ、んぅ///…んんっ…///」
「うきちゃん、やば…」
としちゃんがそう口走る
何がヤバいのか、
「あー……もう、視覚的にクるね、これは。」
続いてわっちが口を開く
“来る”って何が…?
「うきちゃん、ちょっとごめんなさい。本当ならもう少しこうしてたかったけど、俺もう我慢できないや」
口早にとしちゃんが
俺に何か言った
でもよく聞き取れなかった、
「………んぇっ!?///」
その瞬間、
俺の…その……とんでもない場所に
としちゃんの舌が触れた
「ひ、あぁあ……///!!」
押し殺すことのできない声が出る
としちゃんの舌が
そこをなぞるように這う
自分でも分かるくらいに
きゅ
と収縮するそこ
「お”っ…///としちゃ、きたなぃ、…///」
手が縛られてるから
抵抗できない
ぞわりぞわりと
背中を伝う快楽が
脳まで来て甘い痺れになる
あ、もう
俺おかしくなっちゃう
自分の頭が
そう認識したと思った
と、更なる違和感がした
ぴりっ
とした痛みと共に
内壁を押し広げられる感覚
恐怖心が沸いてきて
無意識に涙が出て来た
「あ、や、いやだ、。……わっち、怖…い」
近くにあるわっちの顔に
視線を投げる
わっちが俺を
ぎゅ、
と抱きしめて
耳元で俺に
「大丈夫、大丈夫だから。としちゃんは、浮ちゃん大好きだから優しくしてくれるよ、ね?」
わっちはそのままとしちゃんに
言葉をかける
「うん。勿論そのつもり。だから今こうしてちゃんとほぐしてるの。」
「……ぁ!ちがぅ…///」
俺が言いたいのは
痛みとかの怖さでなくて…
そう言おうとしたのに
言葉なんて話せやしない
「……じゃ、そろそろ」
としちゃんが
俺のそこから
指をずるり、と抜く
「……ぁん…///♡」
思わず声が出てしまった
「うきちゃん、抜くだけでも感じるんだ(笑)」
また意地悪に笑うわっち、
そんなこと言われたって
身体が言うこと聞かないんだ…。
朦朧とする意識の中で
何とか理性を保とうと俺は必死だった、
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