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口は災いの元

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口は災いの元

5 - 第5話

♥

3

2024年01月11日

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一生懸命呼吸してたら



「大丈夫?」


なんてわっちが

俺に聞く



誰のせいだと…

とは口には出さない

いや、正確に言えば

出すことが出来なかった



下半身から

来る甘くて苦しい感覚に

俺の口はただ切なげな息を

漏らすだけになってる



「……あ、んぅ///…んんっ…///」


「うきちゃん、やば…」


としちゃんがそう口走る

何がヤバいのか、


「あー……もう、視覚的にクるね、これは。」


続いてわっちが口を開く

“来る”って何が…?


「うきちゃん、ちょっとごめんなさい。本当ならもう少しこうしてたかったけど、俺もう我慢できないや」



口早にとしちゃんが

俺に何か言った

でもよく聞き取れなかった、


「………んぇっ!?///」



その瞬間、

俺の…その……とんでもない場所に

としちゃんの舌が触れた


「ひ、あぁあ……///!!」


押し殺すことのできない声が出る

としちゃんの舌が

そこをなぞるように這う



自分でも分かるくらいに

きゅ

と収縮するそこ


「お”っ…///としちゃ、きたなぃ、…///」


手が縛られてるから

抵抗できない


ぞわりぞわりと

背中を伝う快楽が

脳まで来て甘い痺れになる


あ、もう

俺おかしくなっちゃう


自分の頭が

そう認識したと思った

と、更なる違和感がした



ぴりっ

とした痛みと共に

内壁を押し広げられる感覚


恐怖心が沸いてきて

無意識に涙が出て来た


「あ、や、いやだ、。……わっち、怖…い」


近くにあるわっちの顔に

視線を投げる


わっちが俺を

ぎゅ、

と抱きしめて

耳元で俺に


「大丈夫、大丈夫だから。としちゃんは、浮ちゃん大好きだから優しくしてくれるよ、ね?」


わっちはそのままとしちゃんに

言葉をかける


「うん。勿論そのつもり。だから今こうしてちゃんとほぐしてるの。」



「……ぁ!ちがぅ…///」


俺が言いたいのは

痛みとかの怖さでなくて…


そう言おうとしたのに

言葉なんて話せやしない


「……じゃ、そろそろ」


としちゃんが

俺のそこから

指をずるり、と抜く


「……ぁん…///♡」


思わず声が出てしまった


「うきちゃん、抜くだけでも感じるんだ(笑)」


また意地悪に笑うわっち、


そんなこと言われたって

身体が言うこと聞かないんだ…。


朦朧とする意識の中で

何とか理性を保とうと俺は必死だった、

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