実写BEAST見たぁぁぁぁい!!!
漫画も読みたいよぉぉぉぉぉ!!!!
⚠︎BL・リクエスト中太⚠︎
・15 ~ 16 (?) 歳軸(2人は交際中)
・ほのぼの系
⚠︎最初グロ注意⚠︎ + ⚠︎モブ⚠︎
⚠︎伽羅崩壊注意⚠︎
⚠︎伽羅崩壊注意⚠︎
・適当 & 中身空っぽ
それでは!👋
冷たく重い空気を漂わせる部屋に響き渡る、一つの叫び。
其れは正に人生の崖っぷちに立たされている感覚を感じさせるものだった。
耳が劈き、空気が揺れる。躰に浸透する様に音が躰の中で反響する。
「煩い、」
少しの憤りと呆れた様な感情を入り混じらせて云う。
少年の口から発せられた其の声は、一本の太い芯があった。
冷淡で無慈悲で、情けを微塵も感じていない。言葉の暴挙。
エジプトの神話に登場するミイラの様に、全身や顔の右半分を包帯で覆っている少年。
ポートマフィア五大幹部、太宰治。細柄な体型に特徴的な黒の蓬髪、黒の外套。
彼は其処に立っているだけの筈なのに、躰の内からはどんよりとした、
ドス黒い何かを発している様に見えた。
そして太宰は静かに、捕虜である一人の男を見下ろして唯見詰める。
太「君みたいに頑なに口を開かない人は久方ぶりだ、」
太「其れ程、自分の首領に固く忠誠心を誓っているという証拠だね、」
太「… 何処かの誰かさんと同じだ、」
そう云い乍、太宰は左脇にある拷問器具を手に取る。
何れも工事を行う刻に使う工具ばかりだ。
ペンチやニッパ、片手ハンマ等。ずらっと羅列された器具は使い古された物なのか、
先端に薄黒くなった血痕が濃く付着していた。其の上少し錆臭く鼻を曲げられる。
太宰が今持っている器具は、錐(きり)という物。
鋭い針状と切っ先、持ち手で構成された物であり、主に手で小さな穴を開ける為に使われる。
然し太宰は其の器具を取るなり、幼児が玩具を扱う様に愉しげに見ていた。
持ち手の穴が空いた丸い部分に人差し指を通して、時計回りに錐を回す。
太「さて、そろそろ喋って貰わないと僕も困る、」
太「時間も君の残された体力も限られてきているからね、」
其処まで云うと太宰は回していた錐をぴたりと止める。
そして先程とは違う声色で男に問う。
太「… さ、君達が隠している異能兵器は何処 ? 」
男「俺の様な唯の構成員が知る訳無ぇだろ… ! ! ! 」
男は声を荒げ強く主張する。木製の椅子の上に坐らせられ、両手首を椅子の手摺りに拘束、
両脚も同様、椅子の二本の足に縛られている状態だ。
男は見るに耐えない無惨な姿だった。
頭部からは血を滴らせ、頬には蹴られた様な跡があり、
両手の指にはある筈の爪を全て剥ぎ取られ、躰には鋭利な刃物で切り傷を付けられていた。
太宰は己がした事であると、男を見て改めて理解する。
太「… 可哀想。早く云ってしまえば少しは楽になれるのに、」
太「如何して判らないのかな、」
太「今此処で情報を吐けば一瞬で殺してあげられるのだよ ? 」
太「こんな姿にならずに済むのだよ ? 」
太「単純な話だろう ? 」
太「… 其れなのに、君は如何してそうも組織に執着する ? 」
次々に疑問が浮かぶばかり、続ければ続ける程太宰は判らない表情をする。
太宰には理解出来ない状況であるから。之が若し太宰が拷問される立場ならば、
臆測ではあるが、情報を吐いてしまった方がいいと考えるだろう。そうするかは別だが。
痛い事は嫌いな主義であるが故の判断。太宰が云い終えると男は反発した。
男「下っ端の構成員だろうが幹部だろうが、」
男「そう簡単に口を滑らせる訳にはいかねぇだろうが… ! ! 」
太「… へぇ ~ … 懸命な事だね、」
太「… でも、」
太宰は男の視線に合わせて少し屈む。
瞼を一度閉じもう一度瞼を開いた瞬間、太宰の瞳を見た男は背筋を凍らせた。
黒で染まった其の瞳はまるで死人の様な、生気を感じさせるものは一切無かった。
そして不適な笑みを浮かべて闇を纏った声で云う。
太「今まで僕が担当した捕虜達は、口を開かない事は決してなかった、」
其の言葉が一体何を表しているのか。男は瞬時に理解した。
此の先に何かが起こると、想像を上回る何かがあるに違いないと。
男は頬に冷や汗を流す。凍てつく空気の中唇と指先が震え出す。見えない恐怖に目眩がする。
心なしか体温が上昇していくのを感じた。
太宰は手に持っている錐の先端を、男の眼球から数センチ離した処で停止させる。
太「… 僕の捕虜に目玉は二つも要らない、」
其の言葉が耳の奥で児玉して頭から離れない。男は恐怖で怯えた。
そして声を挙げる隙が与えられる事は無く、
太宰は錐を男の眼球へと突き刺した。
首領室にて___ 。
森「… 太宰捃、私の云いたい事は判るかい ? 」
捕虜の拷問を終えてから数時間後だった。僕は森さんに首領室に来る様にと呼び出された。
何の用で態々僕を呼んだのか、そんなのは簡単。拷問の仕方についての一寸したお説教だろう。
然し僕は平然とした、普段通りの振る舞いをする。
太「判るけど… 何が悪いの ? 」
太「拷問して情報を聞き出しているだけじゃない、」
森「そうなんだけどねぇ… 」
森さんは参った様に云う。僕は何も悪くはないし、寧ろ組織の為に佳い事をしている心算だ。
何故僕が説教なんか受けなければいけないのか。
少し不服だ。森さんは続けて云う。
森「死体処理班の部下達が、太宰捃が拷問をした捕虜の処理をしたがらないのだよ、」
森「理由は云わなくとも察せられるだろうけど、」
太「… 仕方ないでしょ、之が僕のやり方なんだもの。」
太「幾ら僕にケチ付けたって意味無いよ、」
太「話が其れだけなら僕は帰るからね、」
其れじゃあ、と太宰は素っ気なく云って部屋を出ていく。
森は唯太宰の背中を見詰めているだけだった。
帰宅後___ 。
太「只今 ~ … あれ、中也ぁ ~ 、? 」
太「… 未だ帰ってないのか… 、」
玄関の扉を開けて家の中を観察する。其処には人の気配がしなかった。
其れに少しの心細さを感じ、肩をガクっと落とす。
仕方あるまいと、太宰は靴を脱ぎ捨てリビングへ向かう。暗い部屋を灯りで照らす。
羽織っていた黒い外套を椅子にぽいっと乱雑に投げる。
太宰は御飯は如何しようかと、まるで母親が考えそうな事を云う。
そして台所に向かい、冷蔵庫を物色する。
太「… 蟹… は無いからなぁ… 冷食とか、? 」
太「… あ、でも冷食は控えろって云われてたんだった、」
太「… はぁ ~ もう… 面倒臭いなぁ… 」
目立つ様に大きく溜息を溢し乍今居ない人物に文句を垂れる。
太宰はそそくさと材料の支度を済ませ、調理に取り掛かる。少し気怠げな様子ではあったが、
こうやって恋人の帰りを待ち乍御飯を作る此の感覚が、何処か好ましいと思う。
悪い気も其れ程しなかった。気長に中也が帰るのを待とう。
そう呑気に思い、御飯を作り始めた。
数十分後___ 。
玄関の方からは扉の開く音がした。
太宰は其の音を聞き逃す事は無く、反射的にお帰りと告げる。
台所に居る太宰の前に顔を出した中也は迚も疲れ果てていた。
普段は清潔を保っている外套や帽子が土埃で見事に汚れていたのだ。
中也の顔にはべっとりと、疲れたという一つの文字が張り付いている。
其の中也の姿を見た太宰は即座に理解する。今の今まで別組織と敵対していたのだと。
今回の任務では双黒で行く程の戦闘力は不要だと、森さんが判断した結果が之だ。
かといって僕が居ないだけでこんな事にはならない筈。
だとすると、思い浮かぶ原因といったら部下が何かしらのヘマをしたのだろう。
其の穴埋めやら何やらで中也が倍以上苦労したという訳だ。
僕は其処まで考えた後に、結論を出した。
機嫌を害わせてはいけない、と。
唯でさえ必要以上の体力を使い果たしたんだ、少しは休ませなければ。
僕はそう思い、其れ以上は声を出す事は無く、調理を続けた。
すると突然中也が僕の背後まで歩き、顔を俯かせた侭僕の腹の前に腕を回す。
いわば抱擁というものだ。
内心少し混乱して、自分の左肩に乗っている中也の顔を伺う。
太「… 中也、? 」
恐る恐る中也の名前を呼ぶ。
然し返答は無し、反応も無しで、其れ以上何かする事も無かった。
余りしつこく絡んでいると逆効果になると感じ、中也を其の侭放置した。
処が、生憎躰に纏わりついている中也の腕が邪魔で御飯の準備がスムーズに出来ない。
太「… 中也、少しでいいから離れて呉れない ? 」
中「… 、、」
無視。僕に従う気は無いという事か。
僕は鬱陶しく感じつつも、引っ付き虫の様にくっついて離れない中也を他所に作業を続けた。
結局、中也は其れから御飯の刻や入浴している刻以外は僕から離れる事は全くなかった。
余程お疲れなんだなと、今日は一日中也をそっとさせていた日だった。
何時も通りに家に帰る、玄関の扉を通る、リビングまでの廊下を歩く、
台所に向かう、一人立って夕飯の支度をする恋人の姿を見る。
そして、俺におかえりと告げる。
箇条書きに完結された其の物語は、毎日読み上げられるものだった。
今日見た太宰の姿は普段とは違う特別感を感じた。
帰りを待つ恋人に迎えられる、唯其れだけでも愛おしくて堪らない。
太宰を抱擁した刻、躰の疲れなんかを直ぐに忘れられた。
全体的に細い躰、乱れている蓬髪、安定した呼吸音、柔らかい匂い、
何れをとっても癒しの材料になるものばかりだった。
迚も落ち着く。此の温かさが心地よい。こんな時間が流れていく事に名残惜しいと強く思う。
堪らなく依存してしまう此の時間。
嗚呼、愛おしい。時間(とき)を重ねる毎に其の言葉が溢れて止まらない。
直ぐ隣で静かに眠る太宰の寝顔を見る。
そして又抱擁する。
中「… 太宰、」
愛してる___ 。
終了… ですね、
… 文章力落ちた、? ?
え、中太満足できた ? ?(
next ♡ → 500
💬 → 3
次いつ出せるか判らんけど一応()
いやぁぁ高校生想像以上に大変だよぉぉぉぉ ! ! ! ! !
助けてぇぇぇぇ ! ! ! ! ! ! !
コメント
10件
皆さんこんちゃす ふーちゃんの友達です。 現在、ふーちゃんはてらーのアプリ自体が開けない、ということになってしまっております。なので私が代弁して皆さんにお伝えしにコメントさせて頂きました。語彙力皆無で大変申し訳ございませんがどうぞ理解とご協力のほう宜しくお願い致します。
甘々なのに、、クオリティたっけぇえええよおおお!!!! 好きすぎますわっ、、めちゃいい夜食になれまちたわぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
なんか見つけたぁぁああ!(( うますぎだァ、