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穂波視点
ガタンッ
大きな音を立てて目の前にいた一歌ちゃんが倒れる。
咲希、志歩、穂波、ミク『…ッ!?』
全員が一斉息を呑む。
志歩「一歌ッ!」
咲希「いっちゃんッ!」
穂波「一歌ちゃん..!」
ミク「一歌..ッ!?」
みんなが一斉に声を上げる。私も声が出ていた。
一瞬動揺しながらもすぐにみんな一歌ちゃんに駆け寄る。
咲希「いっちゃん..!大丈夫!?」
咲希ちゃんはまだ混乱しているみたい。
志歩「一歌ッ!」
志歩ちゃんも動揺して一歌ちゃんを少しひかいめに揺さぶる。
穂波「一歌ちゃん..?」
ミク「ぃ..一歌ッ?」
ミクちゃんも動揺してる。
私も動揺している。一体何が起きたんだろうかと。
咲希「ちょッちょっと、お、落ち着こう!」
咲希ちゃんが落ち着こうと言っているのに、落ち着いてない。
志歩「う、うん..。」
志歩ちゃんは割と落ち着いてるみたい。
いや、咲希ちゃんにツッコミを入れないから落ち着いてないかもしれない。
咲希「い、いっちゃん、熱あるのかな..!!」
志歩「そ、そうかも!」
咲希「いっちゃん..おでこ失礼します..」
咲希「って、あっつ!」
穂波「そ、そんなに!?」
咲希「う、うん!」
志歩「ホントだ..!」
ミク「と、とりあえず、ルカたち呼んでくる!」
穂波「う、うん!ありがとう!」
色々みんな動揺している。一体どうすればいいかわからない人達の集団のように。
咲希「え、えっと!とりあえずギターおいて..?」
志歩「ぅ、うん!で、えっと..」
一言で表すと人間の前の小鳥のようだ。
それくらい動揺している。
穂波「とりあえず二人共、一回深呼吸して冷静にしよう..?」
咲希「そ、そうだよね!..スウッ..ハア..」
志歩「スウ..ハア..」
良かった。みんな落ち着いてきたみたい。
ミク「みんなッ連れてきたよ!」
ルカ「あら..少しヤバそうね..」
リン「ほ、ホントだぁ..」
レン「一歌..大丈夫か..?」
メイコ「..大丈夫かしら..」
カイト「一歌..」
みんなが一斉につぶやく。
ルカ「とりあえず、セカイの保健室に連れていきましょう。」
リン「う、うん!」
カイト「…俺、一歌運ぶね..」
レン「カイトナイス!」
メイコ「じゃあ私とミクは先に保健室に行ってくるわ。」
ミク「うん、わかった。」
すごい。みんなの連携がすごいとれてて焦らず行動できてる。
咲希「ミクちゃんたちすごい..!」
志歩「すごい連携プレイ..」
二人も声がでちゃうくらい感心してる。
カイト「..あの..」
穂波「あっ!ごめんなさい!」
咲希「手伝います!」
志歩「私も手伝います。」
穂波「わ、私も手伝わせてください!」
カイト「あ..ありがとう..」
ミク視点
一歌が倒れた。
すごい唐突に。
練習してていきなり倒れた。
確かに今日の一歌はいつもより調子悪かった気がした。
多分みんなも気づいてた。
メイコ「ミク!どうしたの?行くよ?」
ミク「あっごめん!すぐ行く!」
一歌が倒れたからセカイの保健室に連れ行く事になった。
私は先に保健室に行って準備とかするかかりだ。
メイコ「保健室..確かこの辺だった気がするけど..」
ミク「メイコ!そこの右側!」
メイコ「あっほんとね。ありがとう」
ミク「メイコ入ろう!」
メイコ「ええ、」
ガラララララ一
ドアは開けたままのほういいよね。
メイコは..カーテン閉めてる
じゃあ私は体温計とか準備してよう。
リン「カイト!ここだよ!」
廊下に響くリンの声。一歌たちが来たみたい。
咲希「頑張れ!カイトさん!」
カイト「う、うん..」
志歩「いつまでその会話してるの…」
穂波「か、カイトさん頑張れ!」
カイト「あ、ありがとう..」
ほんとにあの会話ずっと繰り広げてるみたい。
メイコ「カイト!こっちよ!」
カイト「わかった..」
..カイトってあんなに身長高かったけ..?
カイト「..慎重に..」
カイトすごい真面目だな。
..慎重すぎて全くポーズ変わらないけど..
カイト「よしッ..」
無事ベットに置けたみたい。良かった。
レン「ミク、体温計ある?」
ミク「あ、うん。はい。」
レン「サンキュー」
咲希「体温測るの?」
レン「ああ」
咲希「お!ここは咲希様の活躍が見られますな!」
志歩「あ」
咲希「まかせんしゃい!」
志歩「それどこで覚えたの..」
咲希「秘密!」
穂波「咲希ちゃん、頑張って!」
レン「..?」
咲希「うん!(一歌の額触る)」
咲希「..39.6度」
志歩「えっ、高っ」
穂波「そんなに高いの始めてみた..」
ミク「冷えピタとか準備するね」
ルカ「私も風邪薬探してくるわ」
咲希「ミクちゃん、ルカさん、ありがとう!」
リン、レン、メイコ、カイト『..?』
咲希視点
いっちゃんが倒れてから大体1時間くらい過ぎた。
いっちゃんはまだ起きない。
今は保健室にミクちゃんとルカさんと志歩ちゃん、ほなちゃんといる。
他の人たちはいっちゃんが起きたときにみんないると緊張..?するから今いない。
..いっちゃん起きないかなぁ..私心配だよ..。
数分後
いっちゃん..
一歌「..ぅ..」
咲希「!いっちゃん..!」
志歩「一歌ッ!」
穂波「一歌ちゃん..!」
ミク、ルカ「一歌..!」
一歌「..みんな..?」
咲希「いっちゃん..!」
穂波「良かった..」
志歩「ホントだよ..」
ミク「ふぅ..良かった..」
ルカ「少し緊張したけど..良かったわ..」
一歌「ぁ..みんな..ごめん..」
ほんとに良かった..いっちゃん起きて..
咲希「いっちゃん!謝るんじゃなくて..?」
一歌「そっか..!」
一歌「みんな..ありがとうッ..!」
咲希「うん!そうだよね!」
志歩「心配、させないでよ」
穂波「体調悪いときはすぐいってね..?」
ミク「私達も頼っていいんだよ」
ルカ「ええ。いつでも頼ってちょうだい」
一歌「みんな..うん!ありがとう!」
完
おまけ
志歩「それで一歌ー..無理した理由は..?」
一歌「ぁ..えっと..その..」
志歩「”みんなに迷惑かけたくなかったから”でしょ?」
一歌「ぅ..はい..」
咲希「ストッープ!」
一歌、志歩『ビクッ』
咲希「志歩ちゃん!いっちゃんまだ病み上がりだしお説教は後で!」
志歩「わかりましたー咲希センセー(棒)」
咲希「ほらそこ!棒読みしない!」
穂波「ふふっ咲希ちゃん楽しそう」
ミク「ホントだね」
ルカ「穂波はなんだかお母さんみたいね。」
穂波「そ、そうですか..?」
ルカ「ええ!」
ミク「うん!」
穂波「ありがとうございます!」
咲希「!..いっちゃん!志歩ちゃん!ちょっと..」
一歌「どうしたの?」
志歩「何..?」
咲希「ゴニョゴニョ」
一歌、咲希、志歩『ニタァ』
穂波「えっと..?どうしたの?」
咲希「せーのっ」
一歌、咲希、志歩『おかーさーん』
ルカ、ミク『ふふっ』