テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
やかんでお湯を沸かしマグカップに注ぐ。そこに知らない人から貰ったバスボールを溶かしたら…
「熱!熱い!なんで!てか狭!やかんで沸かした熱湯で溶かすやつがあるか!」
「僕、手原正(てはら ただし)って言います」
「えぇ?思ったより冷静、俺は全南 式(ぜんなん しき)妖精みたいなもんだと思ってくれていいよ、君はラッキーだね。!こんなイケメン妖精が目の前に現れて」
「僕気づいちゃったんですけど、これ女の子が式さんを召喚してキャッキャウフフした方が、良くないですか?男だから正直イケメンがいても嬉しくないし」
「お前…マジでふざけんな」
「あぁ、そうだ僕あなたを召喚したちゃんとした理由があるんですよ。まぁ9割くらい貰ったし試したろくらいですけど」
「大抵の事はできるぞ?言ってみろ」
「一緒に学校に通ってください、三年だけでいいんです。」
「金が欲しいとかじゃなくていいのか?」
「いいんです、」
「まぁ無茶振りされるよりはいいか、」
こうして、自分から呼び出した。イケメン(美少女が良かったが)と生活が始まった。
「そうか、今はブレザーの方が多いのか、」
「僕は学ランがいいですけど」
「こら!文句言わないの!さて行きましょうか」
僕と式は同じクラスだった。流石である。
「見て、イケメンだよ、」
「ほんとだ、」
周りの女子がざわざわしている…
「フッ、俺のかっこよさに気づいてしまったか、罪な女…」
「あの!名前、聞いていいですか?」
「?自分かな、腹中 幸仁(はらなか ゆきひと)だよ、」
女の子は僕たちを通りすぎて前の男の子に声をかけた。話しかけられ振り向いた男の子の顔を見て…
「色白イケメンだ」
「俺じゃなかった…」
「ド、ドンマイ」
「あー!もういい!正!席座ろうぜ!」
「式はあっちだね僕ここだから」
僕は席に座り、担任は誰なのだろうとぼんやりしていた。
「隣、だね、よろしく」
話しかけられ横を見ると、
「あ、色白」
「え?」
「ぁあ、ごめん、つい…てか、隣男?」
「出席番号で並んでるだけだから…すぐ隣は女の子になるよきっと」
「そ、そうか、でも、同じクラスになるんだよね?僕、手原正。これからよろしく、幸仁くん」
「あれ?なんで名前」
「朝、女の子に名前聞かれてるの聞いちゃったんだ、ごめん」
「あは…見られてたのか恥ずかしいな」
その後しばらく話していたが、担任が教室に入ってきて、そのまま終わってしまった。
「ねえ、幸仁くん今日一緒帰んない?式もいるけど、」
せっかくだから友情を深めようと思って誘ったのだが、
「あー、ごめん。ご主人様が迎えに来てくれててさ」
「ご、ご主人様?」
「ど、どういうこと?」
「?」
「えっと、ご主人様っていうのは…?親をご主人様って呼ぶ系のおうちかな?」
「ご主人様はご主人様だよ?あ、時間だそれじゃ」
そう言って幸仁は急いで教室を出ていった。
「よくわからないが、複雑だね、人間は」
「あれは特殊なほうじゃないかな、」
ともかく、不思議なことと出会い。先は見えないけれど、道は続いているような気がした。