中学二年生──清水奏汰。現在は学校終わりで、これから大好きな先輩の元(家)へ向かう。
実は先月、先輩を監禁することに成功して、先輩を勿論調教した。今では、僕の大きな棒も楽に、スムーズに入るし、先輩のとろとろ甘々な顔が見れているから、大満足だ。
「今日は何しちゃおっかな~?」
先輩の物欲しそうなあの顔。そして目隠しが好きっていうドMっぷり。次は縄で縛ってみても良いかもしれない。
そんな変態的な妄想をしながら、僕は先輩のいる自分の家へと歩を進めていく。
「ん?」
すると、先輩から奪った携帯電話が鳴ったことに気付き、画面を見てみる。
どうやら、先輩のお母さんから掛かってきているようだ。
「あーあ、面倒くさいなあ。先輩はもう僕のなのに──」
とにかく、今は無視が一番。
先輩の携帯の電源を切って、近くの百円ショップで縄を買って、家へ帰る。
「ただいまー」
玄関の扉を開けて、靴を脱ぐ。が、いつもなら聞こえてくるはずの先輩の声が今日は聞こえない。
「……寝ちゃってるのかな?」
少し不安を感じつつ、ゆっくりとリビングの扉をスライドさせる。
「琉斗先輩ー?」
目の前に置かれていたはずの椅子には、荒く外された手錠と小さなナイフが。毎日使っていたベッドにあったはずの先輩の服がないことに気付く。
「……あれ?逃げられちゃった────?」
完璧に監禁したはずなのに。先輩は僕を好きだって言ってくれたはずなのに。
あんなに、約束したのに────???
何だろう、この胸に穴が空いたような、胸が張り裂けそうな感じは。今まであった物が、一番大切なものが、無くなった時と同じ感覚。
「…………は、ははは……」
自分を哀れむ嘲笑。自分の頬に水滴が伝ったのを感じたその時、後ろからチクッと小さい衝撃が首筋に走る。そして──
「…………次は俺の番」
琉斗先輩の声が聞こえ、とてつもない睡魔によって、僕は眠りに落ちた。
◇◇◇◇◇◇◇◇
──何、この感覚。
腕を動かそうにも、動かない。脚も、口も、動かそうと思っても、何かに縛られて、なにもできない。
──いやだ、怖い、怖いよ。
なのに、どこか興奮している自分がいる事実に僕は衝撃を感じる。
「あ、起きた?」
目を開けば、そこは真っ暗な世界。だのに、先輩の声が聞こえて、僕は状況が把握できなくなる。
「…………先輩?これ、どうなってるの……?」
寝ている感じはないし、背中には支えのようなものが。
「さあ、どうなってるか知りたい?」
先輩のニヤけたような声。いつもはこんな言い方しないし、声のトーンもこんなに低くない。けれど、確実に先輩だと思い、僕は首を上下に激しく振る。
すると、「フッ」という鼻声が聞こえて、次の瞬間、視界が広がった。
「…………せんぱい。これ、どういう…………」
目の前には先輩が頬を紅潮させて、金髪の髪を荒く、ワシワシと掻き乱す姿が。いつも、可愛いと感じていた、整った顔は、今では色気を纏っている。
そして、自分の体に目を向けてみれば、服を着ておらず、興奮して元気になった性器が白色の液体を垂らして、ヒクヒクと先輩の声に反応していた。
更には、脚にロープのようなものが巻かれていて、腕も後ろに固定されている。
「見て、わからない?」
優しく、だけど、少し重低音が混じった声の問い掛け。吐息が耳に掛かるのが、くすぐったいのに気持ち良い。
きっと、今頃、我慢汁が床をびしょびしょに汚していることだろう。
「なん、で、僕、縛られて、るの……?」
鼓動が激しいし、あそこが苦しい。今すぐに気持ち良くしてほしい。けど、それが自分らしくないことに気付き、おねだりができない状況。
「なんでって、あそこをそんなにして、よく冷静でいられるな」
そんな僕に対する反応は嘲笑。真面目に答える気はないらしい。というか、そんなことよりも、本当にあそこを何とかしたい。なんで、こんな状況で勃起してるのだろう。
段々と顔が紅潮していくのを感じながら、先輩の言葉で自分の制御が効かなくなるのを悟り始めた。
「そろそろ限界か?媚薬って思ったよりも効果あるんだな──」
「び、やく……?」
前大量に買っておいて、絶対に見つからない場所に隠しておいたはず。それに、それは全部先輩に使うために取っておいたもののはずなのに。
今更ながら、段々と、自分が監禁されていることに薄々気付き始める。
「まっ、て、これ、解、いて……」
早く逃げたい。嫌だ。先輩を監禁するのは僕のはずなのに。あそこをこんなにするのは、先輩のはずなのに。こんなの、おかしい。
「俺がそう言った時、お前はなんて言ったっけ?」
解放するように先輩が望んだ時?
僕は何を、何を言ったっけ。今はもう、あそこを何とかしたいことしか頭に浮かばない。
「……もう答えるのも難しそうだな。あそこ、どうしてほしいわけ?」
──どうして、ほしい?
頭がぼーっとしてて、今更プライドもない。
良いのだろうか。
このまま先輩に伝えてしまって。
そんなことを考えていたはずなのに、口が勝手に動き出す。
「……して、ほ、し──」
「え?聞こえないんだけど?何?もう一回言って?」
琉斗先輩は絶対にわかってる。けど、聞き返してくる。苦しい気持ちと欲求不満な気分に僕は腹を立てた。
「早く、気持ち良くしてほしいって言ってるじゃん、先輩の、意地悪……!」
「──────は?」
しかし、予想していたものは返ってこず、眉間にしわを寄せ、重低音の怒った声で僕の心をえぐり出す。
──こんな先輩、知らない。
なんで?こわい、こわいよ……。
そのはずなのに、なんで、更に興奮しだすんだろう。
「何生意気な口聞いてんだよ、お前。もう、良いわ」
ミシミシと軋む音が聞こえ、立ち上がる先輩。そのまま、玄関の方へと歩を進めていく。
──なんで、先輩?どこ行くの?嫌!
思わず、そんなことを考える。全く持って、自分らしくないはずなのに。
「ごべんなさい!嫌だ!見捨てないで!!」
無意識に放った台詞。もう驚く余地もない。
「……捨ててほしくないなら、それ相応の態度が必要だと思うんだけど?」
それ相応の態度。今までのことを謝罪すれば良いのだろうか。
「あー、もちろん謝罪だけじゃないよな?なんか、もう、ムラムラしてきたし」
図星を突かれた気分。こういう時、僕が先輩に言わせてた言葉は──。
想像しただけで、自分が気持ち悪く思えてくる。のに、いざそれを口にするとすると、興奮が抑えきれない。
「……がいします。お願いします、奏汰のだめだめおちんぽ、ごりゅごりゅしてください……」
その言葉を放った瞬間、琉斗先輩の息が更に荒くなり始め出す。そして、僕の目の前に来て──。
「待ってた❤︎奏汰がそう言ってくれるのを」
手に持っていたオイルをお尻に塗り始め、どこからか取り出したローターをお尻の中に入れる。更には、白い液体が垂れきっている性器に、ロープを使って、ローターを固定した。
そして──スイッチオン。
振動が体全身を伝うようで、ビクビクと反応し始める。
「んっあ゛!?まって、だめ、りょうほ、気持ち良ぃ゛──」
「あ、イグ、も、いぐぅ゛ッ────❤︎」
白い液体が勢い良く飛び出し、先輩の顔を汚す。それを美味しそうに舌で舐める先輩を見て、更に興奮が収まらない。
「あれれ、もうイった?早漏かよ。てか、奏汰ってそんなにド変態だっけ??」
そう言う琉斗先輩もあそこをギンギンに大きくしている。ズボン越しから見ても、苦しそうな感じが伝わってきた。
──もう、良い。プライドも、今までの自分も、もういらない。から、先輩のそれを僕の処女穴に差し込んで、串刺しみたいにしてほしい。
「……せんぱ、い……僕、先輩のが、欲しい……れす──」
「せんぱいのおちんぽで、ド変態な、ドM野郎だって、せんぱいのオナホだって、気付かせて、ほしい、れすぅ……」
今まで、おねだりなんかしたことないはずなのに。先輩を喜ぶ顔に、ゾクゾクするような顔に、させることができた。
なんでかよくわかんないけど、今はただ、嬉しい。
そうこう考えていると、先輩がズボンとパンツを脱ぎ捨てて、ギンギンになった性器を見せる。
「前戯はいらないよな?」
お尻から勢い良くローターを引っこ抜く先輩。それに「んひ゛っ!?❤︎」と変態的な声を漏らす僕。そして────
「んぉ゛っっっ゛!?❤︎」
勢い良く入る先輩の性器に思わずオホ声を上げてしまった。
「アクメキメてんじゃんか。あー、マジで興奮してきたわ」
ズポズポ、クチュ、ヌチ。
気持ち良い音が聞こえてきて、体が過剰反応するのが分かる。先輩が腰を振るごとに情けない喘ぎ声を上げて、それをかれこれ、三十分繰り返す。一体、何度イったかなんて、よく覚えていない。けど──。
「せんぱいの愛が、伝わってきて、いっぱい、ずっと、きもちいいれすぅ……」
その言葉に強くなる腰を振る力、前立腺に当たり、「んぉっ゛❤︎」と情けないアクメをキメる。
「そろそろ、イくぞ…………」
感じ取れる先輩の性器から溢れ出す精液が。
──あー、今日から、先輩の性奴隷になるんだなって、しっかり伝わってくる。
嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい、嬉しい。
「はあ……はあ……はあ……!」
強く、強く、愛を、愛を。何度もピストンを繰り返していき、僕の精器の中で白い液体が込み上げてくるのが分かった。
「せんぱ、ぼく、も、イクぅっ……」
「ああ、俺も、だ……!」
ビュル。お尻の中に熱い液体が込み上げてくる。それも、勢い付けながら。
「ぁぁ゛っっ─────❤︎」
染まった。たった今、先輩の色に。
犯された。たった今、大好きな先輩に。
──ああ、もう本当に幸せ。先輩、先輩、先輩、先輩。
「せんぱい、これで僕達、ずっと一緒です」
離したくない。離さない。僕の、僕だけの、大大大好きなご主人様──♡
コメント
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最高すぎます!!