テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
真希「ここは…さっき同じ場所じゃねぇとは思っていたけどまさか…離れ離れになるとは…」
真希「まぁいい…どうせ見つかるだろ」
真希は虎杖たちの合流へ急ぐ一方、別々に飛ばされた他の術師たちは…
三輪方面
三輪「何処ですかね…?ここ…」
東「あ…あ………」
三輪「奈津菜ちゃん!大丈夫だよ!(多分…)」
東「皆どこいったの?」
三輪「お、落ち着こう!」
東「落ち着けないですよ!」
三輪「(私だってそうなのに〜!)」
三輪達の斜め左後ろから茂みが動く
東「ひっ!」
三輪「なずなちゃん!後ろ隠れないで!」
茂みの影から3体の呪霊が現れた。
三輪「多い!」
三輪の簡易領域に侵入した呪霊は即座に短剣で切られていった。
東「やっ…た…」
三輪「ふぅぅ…(奈津菜ちゃんに当たらなくてよかった〜〜〜〜!)」
東「先輩……後ろ…!」
三輪「へ?」
後ろからは少し階級の高い呪霊が現れた。
三輪「奈津菜ちゃん!そこ退いて!切れない!」
東「む…むりぃぃい!」
三輪「(嘘でしょ!?今の私じゃ倒せるかわからないのに!)終わっだぁぁあ──!」
??「大祓砲──」
三輪の前に居た呪霊が焼き払われる。
三輪「その技はメカ丸!なんでいるんですか!?」
与「久しぶりだな、三輪。」
三輪「天与呪縛解けたんだ…!」
与「まぁ…そんなもんだ。」
三輪「…もう1人で危険なことしないでください!なんで…私達がいるのに…」
与「わかった…もうしない。」
東「……(三輪先輩が…泣いている!?)」
東「あ…………あのぉ……」
三輪「あ、奈津菜ちゃん。この方はメカ丸…。ごめん!本名は?」
与「与 幸吉だ。メカ丸と呼んでくれ。まぁ…徐々に慣れてほしい。」
東「あの……よろしく………お願いします…。」
三輪「アハハ…この子、人見知りなんだよ」
与「そうか。まぁ…よろしく。」
三輪「ところで…。何処に行けば…?」
与「大体予想がついている。少し遠いが、ついてきてくれ。」
東「わかりました…」
三輪「ありがとう。メカ丸!」
結城方面
結城「…。」
結城「はぐれたな。…まぁいい。呪力濃度の高い場所に─」
結城「これじゃわからないな─」
加茂方面
西宮「加茂くん!あっち方面に虎杖君たち発見!」
加茂「了解。合流を急ごう。」
西宮「けれど、他の人は見えないよ?」
加茂「かなり離れた場所になってしまったな。」
西宮「後輩ちゃん達…大丈夫かな?」
加茂「…。不安だが現状場所が分からない以上、祈るしかない。」
西宮「可愛い後輩いじめたら、ただじゃおかないから!」
加茂「…ふっ、その調子で頼む」
西宮「何がおかしいの─。ッ!前に呪霊の群れを発見!」
加茂「了解!すぐに…は無理そうだな」
大量の呪霊の群れを前に、加茂と西宮は一度合流を諦め、戦闘に専念した。
パンダ方面
パンダ「ん?何だ?あ!みんな別々じゃねーか!!こんなか弱いパンダを置いていくなんて…。てか、俺のお兄ちゃん達が帰ってきてる…。ま、戦えるから結果オーライ。」
狗巻「しゃけ。」
パンダ「お!棘〜。俺ら以外にいるか?」
狗巻「おかか」
パンダ「そうか〜居ないか。やっぱり散り散りになっちゃったか〜。」
狗巻「こんぶ」
パンダ「そう心配するな。1年も含め、みんな強いんだぞ。強いて言うなら俺らだろ」
狗巻「しゃけ」
パンダ「ところで…この呪霊の数どうするか?」
狗巻「しゃけ!明太子」
現実時間にて2019年12月28日 結界侵入から約2分 異常な数の呪霊を各方面、各所で発見その後、特級相当の呪霊確認。
加茂「赤血操術 苅祓!」
西宮「付喪操術 鎌異断! 」
加茂と西宮は迫りくる呪霊をひたすら祓っていた。
加茂「キリが無い!」
西宮「一体何処から来るのか…」
加茂「穿血!」
西宮「…もう来ないようね…」
加茂「みたいだ…だが油断はするな」
西宮「わかって─ッ!加茂くん!マズイよ」
加茂「あぁ…もう分かっている」
特級──感じざるを得ない呪力放出と威圧感が加茂達の恐怖を誘う。
加茂「赤燐躍動 載!(もうやるしか─)」
西宮と加茂の間を貫いた
加茂「速い!」
西宮「呪力の放出!だけど速さは無い!」
加茂「火力は十分致死レベル…!」
特級の放つ呪力を避け、少しずつ特級へと進んでいく西宮と加茂。
西宮「付喪操術 鎌異断!」
呪霊は呪力で硬め、防御し、西宮の技を防ぐ
加茂「(西宮に意識が行った!)」
加茂「ハッ…クッ…」
特級に対して蹴りと殴りを入れた。
加茂「赤血操術 苅祓」
特級に多少の傷を入れたが、すぐに塞がれてしまう。
加茂「ダメージは入るが、浅い…!」
特級の呪力の濃度がどんどん濃くなっていく。
加茂「呪力の大放出か!西宮は逃げられる。問題は私!赤血操術で防御を…」
特級の呪力の放出により、近くの草木のあった森が更地になっていた。
加茂「カハッ…!」
西宮「加茂くん!」
加茂「(赤燐躍動 載はまだ私には負荷が重かった!)マズイ!やられ──」
|–|–|–|–|–|–|-❌-|–|–| 「バチィィイン!」
加茂「!」
「バチッ!」「バチッ!」「バチッ!」
??「ふぅ…間に合いましたね…」
加茂「…連続黒閃記録保持者」
七海「まずは挨拶でしょう。はじめまして」
西宮「(凄い…特級を行動不能に…!)」
七海「トドメは刺します。ところであなたはどちらへ?」
加茂「とりあえず、虎杖達との合流を…」
七海「そうですか…恐らくこの特級以外に厄介な呪霊はこの先居ません…では…」
加茂「七海さん。あなたは?」
七海「状況はわかりますか?失踪した一般人や窓の救出です。」
加茂「…。わかりました。覚えておきます。いつかまた。」
七海「わかりました。」
加茂達は虎杖の居る場所へと向かう
七海「さて…特級ですが…硬いですね。やはり、残業は嫌いです。(四肢を中心に破壊しましたが…。すぐに行ってくれる方でよかった。護衛は苦手ですので。)」
狗巻「爆ぜろ!」
大群の呪霊が連鎖するように爆ぜていった。
パンダ「相変わらず大群に便利だよな、呪言って。」
狗巻「ゲホッ」
パンダ「代償がなければもっとな…」
狗巻「止まれ」
パンダ「ん?って…」
パンダの後ろにはパンダの2倍ほどある大型呪霊が立っていた。
パンダ「うおっ!」
パンダは大型呪霊の攻撃を紙一重で回避した。
狗巻「ゲボッケホッ!」
パンダ「あっぶねぇ(軽く見積もって1級はある…。舐めてかかったら…やられる!)」
大型呪霊とパンダが睨み合い、その空気を割るように狗巻が言う
狗巻「捻じれろ!」
大型呪霊の足が捻じれ、体制を崩す
パンダ「わざわざ自切し、再生しなくてはならない…動きを止める数秒稼ぐことは容易い」
狗巻「止まれ!」
狗巻は枯れた声で叫ぶ
パンダ「頭に呪力がいった!胴体に守る呪力は無い!ならば─」
狗巻が作ったチャンスを最大限活かすため、パンダばゴリラモードへとなった
パンダ「うおりゃぁぁぁあ!」
大型呪霊は多少飛んだ後、召喚したハエに似た式神を召喚し、パンダへと向けて放つ。 式神を避けつつ再び大型呪霊の隙を見る
狗巻「じゃけ」
パンダ「呪霊の動きが止まった…?」
大型呪霊は肉体が大量の式神と同じ見た目になり、群れを成して狗巻へと進む
パンダ「喉がやられて、攻撃力の低い狗巻に…!いや、厄介だからか…!」
狗巻「燃えろ!」
式神達は燃えて塵となっていく。
パンダ「棘!喉大丈夫か?」
生き残りの式神が大型呪霊となり、2人を襲う
パンダ「マズい!」
身構えたパンダは少し風を感じ、轟音を聞いて目を開く
パンダ「あれ?いない?」
少し先で呪霊が2体重なっているのが見えた。
結城「流石特級呪具、破壊力がダンチだ。しかし、俺のフィジカルがついて行けてないのが難点だ。」
パンダ「誰だ?」
結城「結城 構だ。」
パンダ「京都校の1年か?」
結城「あぁ…。」
パンダ「なんか…メカ丸に似てるな。」
結城「メカ丸先輩。裏切り者か…。呪術規定を基準にすれば、即刻殺害許可が出た。しかし、誰も恨んではないだろうな。」
パンダ「なんだか微妙な感情だな。」
結城「まぁ…似てるのも無理は無い。実際メカ丸先輩と同じ天与呪縛だからな。」
体制を整えた呪霊は結城の方面へ突進するが、結城の特級呪具 遊雲が振り払い、日車のガベルのような物で投げ飛ばす。
パンダ「(構築術式か…あれ?遊雲…?)」
結城 構の構築術式は縛りによって強化されている。自身の構築した呪物以外の使用を縛り、呪力の増加を行った。
幼い頃からの苦難により、得た経験と天性の反転術式の才能が重なり、術師1年足らずの戦闘経験で1級以上の実力を持つに至った。
なお、結城 構は構築術式使用者唯一の術式反転を使える。構築術式の術式反転は、物体を呪力に変換するもの、しかし、発動時に使用する呪力を考慮すると、自身の作成した物体が対象となる。
仰け反る呪霊をスナイパーで狙う
発射された弾は大型呪霊1体を貫いた。
結城「1体だけか…。」
??「惜しいわね。よく狙いなさい。」
結城「…真衣先輩ですか、」
真衣「あら?驚かないのね 」
結城「死滅回遊は日本最大の事件、その戦死者を知らないほうが失礼ですよ。」
パンダ「まぁ…助かったか…」
真衣「あらぁ?もう3年、来年には4年生になるのに1年に助けてもらったの?先輩としての威厳がないね」
パンダ「…。まぁいいや…棘!」
パンダは狗巻を背負い上げる。
パンダ「んしょっと…。さて…俺らは合流を急ぐが、お前らは?」
結城「俺もだ。目的は同じだから同行する」
真衣「頼もしい後輩がいるなら安心そうね」
結城「…真衣先輩は一緒にいきますか?」
真衣「いやでしょ…なんせ真希がいる時点で論外」
結城「そうですか。」
真衣「まぁ私は自由に活動させてもらうよ」
与「不穏な空気だ、気をつけて」
東「え?どういうことですか?」
三輪「少し不安ですが、私はメカ丸がいるので大丈夫そうです。」
??「動くな!さもなくばこいつは─」
三輪と与が振り向いた先には首元にナイフで人質にされた東だった。
東「ヒィィィ!」
与「(呪詛師!?渋谷事変のあべこべか!良かった。戦闘時の情報を持つ俺がいて!)」
呪詛師「(先の戦闘で足を引っ張っているのはコイツと青髪!なら人質にして有利な状況に!さて…どうくる!)」
与「呪詛師!何が目的だ!」
呪詛師「目的なんかねぇよ!」
与「(恐らく何かある、事件の核との繋がりが)なら何故だ。」
呪詛師「殺したいから殺す。それだけだ。」
与「なら、相手が悪かったな」
呪詛師の背後からメカ丸が飛び出す。
与「やれ!メカ丸!」
呪詛師はそれを躱し、刃を東の首に近づける。
三輪「奈津菜ちゃんが…血が出てます。」
与「(俺のこと警戒をしてる)やっぱり殺したいだけじゃないな?」
呪詛師「あぁそうだよ。これが成功すればまだあの世に…!だからお前らは死んでもらう。」
与「そうか…で?要件は?」
呪詛師「素直だな。(それほど余裕があるのか?まぁいい…)お前の呪骸を破壊しろ」
東「アワワワ…」
呪詛師「さぁどうする?」
東「私のせいで…私の…」
呪詛師「おや?気絶しちまったようだな。もうお手上げか?さぁ早─」
呪詛師の周りを剣撃が覆い襲う。
呪詛師「速い!なんだ今のは?あの青髪か?あべこべが無かったら腕が切り落とされるところだった。」
三輪「奈津菜ちゃん!?」
呪詛師「いや、違う!切り裂いたのはあの臆病なほうか!」