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#ドズル社の恋愛
°✧⁎puny⁎✧°
123
【元】空乃 風♋🥀🐇
308,098
#M!
comi
726
#魔法使い
MOCHI076
4,303
※注意
・このお話は鬱要素が含まれています
・暴力などがはいっています
・苦手な方はすぐに閉じてください
実は私のこういう作品苦手なんですけど、自分で書くのは楽しくて大好きなんすよね~
〈ぺいんと視点〉
別れてから半年が経つのに、まだ、あの人の記憶が消えない。
朝、目を覚ました瞬間に思い出すのは、優しかった声でも、触れられた温度でもなくて、叩かれたときの音だ。
もう大嫌いだ。
もう関わりたくない。
それなのに、どうしてこんなにも、忘れられないんだろう。
まるで、あの人が心の奥に爪を立てたまま、離れてくれないみたいだ。
〈叶視点〉
もう嫌われていることは分かっている。
もう戻れないことも知っている。
それでも、ぺんちゃんの中から自分が消えるのは嫌だった。
僕のことを憎んでいればいい。
怖がっていればいい。
愛されなくていい。
ただ、忘れられなければそれでいい。
〈ぺいんと視点〉
好きな人ができた。
その人の笑い方が、胸の奥をそっと撫でるみたいで、初めて会った日からずっと気になっていた。
なのに、手を伸ばされる瞬間、どうしてあの人の影がよぎるんだろう。
優しいはずの指先が、昔、腕を掴まれた痛みと重なる。
嬉しいはずなのに、心が勝手に震えてしまう。
新しい恋をしたい。
あの人を忘れたい。
それなのに、どうしてこんなにも、過去が邪魔をするんだろう。
もう愛していない。
あの人を憎んでいる。
それでも、壊された愛の残骸が、まだ心の奥で息をしている。
前に進みたいのに、過去が足首を掴んで離してくれない。
最初の頃のあの人は、優しかった。
触れ方も、声の出し方も、全部が柔らかくて、自分なんかを大事にしてくれるのが不思議なくらいだった。
だから、最初に怒鳴られた日も、「自分が悪かったんだ」と思ってしまった。
俺があの人に傷つけられた日、あの人は泣きながら謝った。
その涙が、胸の奥に深く刺さった。
痛かったのに、怖かったのに、その涙を見た瞬間、
‘‘この人を置いていけない‘‘と思ってしまった。
それが間違いの始まりだった。
日に日に暴力は少しずつ増えていった。
叩かれるたびに、でも、あの人は本当は優しいと思い込んだ。
思いこまないと、、自分はどうにかなってしまいそうだった。
愛していた。
壊されていく自分より、壊れているあの人の方が心配だった。
だから離れられなかった。
でも、最後に殴られた日、自分の中の何かが音を立てて折れた。
愛していたはずなのに、その瞬間、あの人の顔が“恐怖”にしか見えなくなった。
逃げるように別れた。
それでも、、‘‘壊された愛の残骸だけが、心の奥に残ってしまった‘‘
新しく好きになった人が、自分の名前を呼んだ。
その声は、まるで太陽みたいに柔らかくて、触れられていないのに、心の奥をそっと揺らした。
「ぺいんとくん」
ただ名前を呼ばれただけなのに、胸が温かくなる。
なのに、、その優しさが、あの人の声と重なってしまう。
最初の頃、あの人もこんなふうに優しく俺の名前を呼んだ。
「ぺんちゃん、こっちおいで」
「大事にするから」
その声に救われた日があった。
でも、その同じ声で、何度も心を縛られた。
「なんで僕以外のやつと話してんの」
「僕以外愛してくれる人はいない」
部屋の空気を凍らせるような、逃げ場を奪う声。
優しい声と、圧のある声が、同じ喉から生まれていた。
その事実が、今でも心を震わせる。
新しい人の声は、本当は怖くない。
優しいだけなのに。
それでも、過去の影が勝手に重なってしまう。
名前を呼ばれただけで、あの人の声が蘇るなんて思わなかった。
どうしてこんなにも、声だけで心が揺れるんだろう。
もう憎んでいるはずなのに。
もう離れたはずなのに。
あの人の声が、まだ心の奥に残っている。
優しさと恐怖が同じ場所に刻まれていて、どちらも消えない。
‘‘自分はまだ、あの人に縛られている‘‘
その事実を認めた瞬間、胸の奥が静かに痛んだ。
あぁ……もう俺はあの人に、、‘‘かなかな‘‘から、逃げられないんだな……
お話がくっっらいねぇ
(これだけでもいいから見てほしい……!)
↓
ぺんさんがずっと叶さんのことを‘‘あの人‘‘って呼んでたのは、叶さんのことを思い出したくなかったからっていう感じです、!
そして、最後にぺんさんが‘‘かなかな‘‘と言ったのは、もう叶さんから逃げられないことを理解したからっていう感じです!
細かいですね……
自分、暗い話書くのはすごく楽しいけど、見るのはあんまり好きじゃないです……
めちゃくちゃ矛盾してる…
あと、このお話は前に出した『没作品(自己満足)』の第4話の【しにぺん いかないで……】につながってます。
先にこっちの方ができてたんですけど、清書とかであっちの方が先に出た感じです…!(いらん情報)
コメント
1件
うわあ……これは刺さる。ぺいんとが「あの人」と呼び続けることで距離を取ろうとしてるのに、最後に「かなかな」って名前が出た瞬間の絶望感がすごく伝わってきました。 新しい恋の兆しがあるのに、過去の声や痛みが重なってしまうもどかしさ。優しさと恐怖が同じ場所に刻まれちゃってる描写、とてもリアルでした。壊れた愛の残骸がまだ息をしてるっていう表現…好きです。 これは続きがすごく気になりますね。