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太中 死ネタ

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太中 死ネタ

3 - 死と云う救い

♥

74

2024年11月24日

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あいうえお!!!(?????)








「」太宰

[]森さん









チュンチュン  チッチッ

と云う雀の鳴き声を目覚ましにして眼を覚ますと、知らない光景に身を包まれていた。





2〜3分程経ってからだろうか、

森さんが部屋に入ってきた。


[あぁ、眼を覚ましていたんだね ]

と何時もの声でいってきた。

僕が何と言えば良いのか分からなく、

少しキョトンと森さんを見つめていた。


すると森さんは気を使って、話しかけてきた。

[太宰くん

此処に来るまで、何があったか覚えているかい?]


と、問いかけてきた。

話し方からして、大体知っているのだろう。



「少し、曖昧だけど…。」

と悲しげに言った。


[じゃあ、覚えている事だけ話してはくれないかい?]

と、また質問を投げかけて来て、少々面倒くさかったが、説明をしてあげた。


それを聞いた森さんは少し引き気味だった。










暫くして、退院出来るようになった。

病院から脳病院へと、病院ばかりの日々から解放され、嬉しくてたまらなかった。


ふと、そろそろ中也の私物でも片付けようと思った。

何時まで引きずっていても仕方がないし、

元はと言えば、僕のせいだから_。




部屋に入ると、暫く掃除していないので、ほこりが沢山宙に舞っていた。

キラキラと宝石のようにひかり、少し、綺麗だと感じた。


机を見てみると、1枚の手紙が置いてあった。

真逆、…。と思い、開けて見ると、予想通り中也からの手紙だった。


否、“遺書”と言った方が良いだろう。


そこにはこう、記されていた。







_____________________



愛する太宰へ_。


俺は本気で好きだった、愛していたのに、。

手前はそうでもなかったんだよな


俺が邪魔だったんだろ、?



ごめんな。



_____________________






そんな内容だった。



手紙に水滴がポタポタと落ち、軈て滲んで行く



僕は本当に莫迦だ。

と何度も何度も思い悩んだ。



不意に、中也の言っていた、


『…じゃあな。』

という言葉が僕の頭の中を巡って行った。



自分を殺したくなった。

死にたくて堪らなくなった。

その時、織田作との過去がフラッシュバックした_。



「中也、

君迄、僕を孤独にするの、

否、僕が僕自身を孤独の道へと連れて行っているのだろ、?、


僕だって、君を本気で愛しているのだよ、


ごめん、ごめんなさい、。」



と、今迄にない程の謝罪をした。

当たり前だが、中也からの返事は何もない。






あぁ、僕は、死ぬ事が出来ないのか、?、





どれ程の過酷な試練を乗り越えれば、死ぬ事が出来るのだろう…。







「…お願い、だから、僕を独りにしないで、」









見てくれてありがとう御座いました~!!!


初めて真面に完結したのでは…((



1様の為、説明しておきます!



脳病院とは、今で云う、精神病院のようなものです!!


ではまた!!

この作品はいかがでしたか?

74

コメント

1

ユーザー

だめだこれ…涙止まんねぇ…ポロポロ 本当、神作!!ありがとうございます!!!

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