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だめだこれ…涙止まんねぇ…ポロポロ 本当、神作!!ありがとうございます!!!
あいうえお!!!(?????)
「」太宰
[]森さん
チュンチュン チッチッ
と云う雀の鳴き声を目覚ましにして眼を覚ますと、知らない光景に身を包まれていた。
2〜3分程経ってからだろうか、
森さんが部屋に入ってきた。
[あぁ、眼を覚ましていたんだね ]
と何時もの声でいってきた。
僕が何と言えば良いのか分からなく、
少しキョトンと森さんを見つめていた。
すると森さんは気を使って、話しかけてきた。
[太宰くん
此処に来るまで、何があったか覚えているかい?]
と、問いかけてきた。
話し方からして、大体知っているのだろう。
「少し、曖昧だけど…。」
と悲しげに言った。
[じゃあ、覚えている事だけ話してはくれないかい?]
と、また質問を投げかけて来て、少々面倒くさかったが、説明をしてあげた。
それを聞いた森さんは少し引き気味だった。
暫くして、退院出来るようになった。
病院から脳病院へと、病院ばかりの日々から解放され、嬉しくてたまらなかった。
ふと、そろそろ中也の私物でも片付けようと思った。
何時まで引きずっていても仕方がないし、
元はと言えば、僕のせいだから_。
部屋に入ると、暫く掃除していないので、ほこりが沢山宙に舞っていた。
キラキラと宝石のようにひかり、少し、綺麗だと感じた。
机を見てみると、1枚の手紙が置いてあった。
真逆、…。と思い、開けて見ると、予想通り中也からの手紙だった。
否、“遺書”と言った方が良いだろう。
そこにはこう、記されていた。
_____________________
愛する太宰へ_。
俺は本気で好きだった、愛していたのに、。
手前はそうでもなかったんだよな
俺が邪魔だったんだろ、?
ごめんな。
_____________________
そんな内容だった。
手紙に水滴がポタポタと落ち、軈て滲んで行く
僕は本当に莫迦だ。
と何度も何度も思い悩んだ。
不意に、中也の言っていた、
『…じゃあな。』
という言葉が僕の頭の中を巡って行った。
自分を殺したくなった。
死にたくて堪らなくなった。
その時、織田作との過去がフラッシュバックした_。
「中也、
君迄、僕を孤独にするの、
否、僕が僕自身を孤独の道へと連れて行っているのだろ、?、
僕だって、君を本気で愛しているのだよ、
ごめん、ごめんなさい、。」
と、今迄にない程の謝罪をした。
当たり前だが、中也からの返事は何もない。
あぁ、僕は、死ぬ事が出来ないのか、?、
どれ程の過酷な試練を乗り越えれば、死ぬ事が出来るのだろう…。
「…お願い、だから、僕を独りにしないで、」
見てくれてありがとう御座いました~!!!
初めて真面に完結したのでは…((
1様の為、説明しておきます!
脳病院とは、今で云う、精神病院のようなものです!!
ではまた!!