テラーノベル
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a@見る専
かき
暴力、暴言表現、トラウマ表現含む。
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今日はいつもより早めに家を出た。
朝日が眩しく照らす。
もう夏の空気を感じる。
体育祭も後2週間も経たない内に開催されるだろう。
あつ…
・・・
いつも通り。
クラスメイトははしゃぎ回っている。
聞こえないと言っても完璧に聞こえない訳ではない。
何の音がどこから、どの様な音量で鳴っているかが分からないのだ。
ほぼ聞き取れず、唇の動きから大体の単語を読み取っている。
ざわざわとノイズが耳に流れて不快だ。
席を立って移動しようとした時、生徒同士が掴み合っている所を目撃した。
喧嘩をしているようだ。
何かを大声で言っているのだろう。
口を大きく開け、唾を飛ばしている。
相当怒っているのだろう。
[ゴッ]
!
相手が殴った。
顔面が赤くなっている。
ヒュ、
・・
「なんでこんな簡単な事さえも出来ねぇんだよ!」
[バキッ]
『痛い!辞めて!』
「泣くんじゃねえよ!」
「泣きたいのはどっちだよ!」
[ゴッ]
『ゔぁ゛』
「ハッ、ハッ、」
「お前なんて、産まなきゃ良かった。」
聞きたくない…聞きたくない……言葉…
もう、どうでもいいや…
・・
生徒は先生や他の生徒に止められて行った。
ヒュ、ヒュッ、ヒュー、ヒューッ、ヒューッ、ヒューッ
思い出したくなかった。
こんな事で。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
聞きたくない!
聞きたくない!
嫌だ!
ヒュー、ヒュー、
呼吸が…
クラスメイト達が駆け寄って来る姿を最後に
俺の意識は途絶えた。
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